保温バッグにカイロで保温効果アップ!?でもそれちょっと危険かも!

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冬場のさむいきせつには、あたたかいお弁当が食べたくなりますよね。

保温バッグを持っている方は、「保温効果を上げるためにカイロを入れたらどうかな?」と思ったことありませんか?

確かに、カイロは自分自身で熱を発生させることができるものなので、保温バッグの中に入れると単純に保温効果は上がります。

しかし!!

保温バッグで保温しておきたいものが、お弁当(保温専用でない普通のもの)である場合は、カイロでの保温はオススメできません!!

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保温バッグにカイロを入れてお弁当をあたためるのは危険!?

保温バッグの中にお弁当を入れるとき、一緒に「カイロ」を入れていくことはおすすめできません。

なぜなら、お弁当の中身が腐ってしまう可能性があるからです。

お弁当に細菌が増えるのは37℃前後。

カイロの温度はだいたい40℃~50℃。

…ということは、カイロであたためてしまうと一番細菌が繁殖してしまう状況を作っていることになるのです…!

37℃だと、真夏の暑い気温と同じぐらいです。

そのように想像すると、なおさらお弁当が心配になってしまいます。

保温したいものが、食べ物ではなくてお手ふきのようなものなのであればちょうど良いかもしれませんが、食べ物の場合は注意が必要です。

保温バッグにカイロと保温弁当箱(ランチジャー)では何が違うの?

どうしてもあたたかいお弁当を持ち歩きたいということだったら、「普通のお弁当+保温バッグ+カイロ」ではなく。

「保温弁当箱(ランチジャー)」を利用するのが一番良いと思います。

「え?保温弁当箱って普通のお弁当をカイロと一緒に保温バッグに入れるのと同じじゃないの?」と思ったあなた。

同じじゃないんです。

保温弁当箱は、60℃~75℃以上の高温で保温することができるものです。

この温度は「湯気が出ているアッツアツの状態」です。

細菌は60℃~75℃以上になると死滅するので、保温弁当箱は細菌が繁殖しないような高温での保温ができる作りになっているんです。

なので、お弁当の詰め方も普通のお弁当とは違って、作りたてのアツアツ状態で入れます。

どうしても「保温バッグ+カイロ」での保温をお弁当に使いたいのであれば、自己責任の元、持ち運び後にすぐに食べるようにしてください。

ピザの宅配と同じぐらいの短時間ならまだお弁当の傷みは少ないかもしれませんね。

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保温バッグの耐熱温度は?どれくらいのアツアツまでなら大丈夫なの?

保温バッグの耐熱温度は、しっかりした作りのものであれば「―20℃~120℃」というものがあるようです。

でも、一般的に売られている保温バッグであれば「―20℃~80℃」程度だそうです。

意外とかなりアツアツ状態のものでも耐えることができるんですね。

でも、素材や構造によってはそれよりも耐熱温度が低いものもあるようなので、商品の注意事項をよく確認するようにしてくださいね。

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クーラーボックスでも保温効果が期待できる?!保温力アップにおすすめの方法

夏場に活躍するクーラーボックス。

これ、実は「保冷効果」だけじゃなく、「保温効果」も期待できるそうです。

クーラーボックスの素材は、本来は保温には適していません。

そのため、保冷目的で作られているものに温かいものを入れる場合は、耐熱温度が重要になってきます。

まず、調理した熱いお鍋をそのまま入れるとか、熱湯を入れてはいけません。

中身が変形する恐れがあるので、絶対にやめておきましょう。

保冷・保温両用として売られているものが一番安全に保温することができるのですが。

でもそうでない場合は、適度な温度に冷ましたものを何かにくるんでから、直接ボックスに触れさせないように気を付けて入れてください。

しかしこれはあくまでも「本来の用途でない使い方」なので、壊れたりしてもメーカーは何の保障もしてくれません。

あくまで自己責任で行うようにしてくださいね。

クーラーボックスの保温力をアップさせる方法

ただクーラーボックスは、そのまま温かいものを入れると30分~1時間程度で冷めてしまうようです。

少しでも保温力をアップさせるには、以下のような方法がおすすめです。

  • カイロを入れる(布などで包んでください)
  • タオル、緩衝材(プチプチ)などでくるむ
  • 蓋の開け閉めは最低限に
  • 冷たい地面に直接置かない

このような工夫で少しでも長く保温することができます。

保冷バッグは保温バッグの代わりになるの?

クーラーボックスは、工夫次第で保温することができるということがわかりましたが、保冷バッグはどうでしょうか。

保冷バッグも、保温バッグとして「使えないことはない」ようです。

保冷バッグはクーラーボックスよりも単純な作りになっています。

外側の布と内側のアルミの二重構造により、間に空気の層ができるので保冷できる仕組みになっています。

保温についても原理は同じで、空気の層があることで外気に直接触れないので保温することができます。

ただ、最初にもお伝えしたように、お弁当の持ち運びについては「保冷バッグにカイロを入れて持ち運ぶ」のは、衛生上オススメできません。

さらに、耐熱温度によっては、すぐに素材が劣化したり破損してしまうことがあるので、気を付けてくださいね。

ちなみに、私の家にある保冷バッグの耐熱温度について確認してみると、

「高温の場所や直射日光の下では使わないでください」
「本来の目的以外の使い方はしないでください」

と書かれていて、耐熱温度の明記はありませんでした。

そう言われると、保冷バッグを保温バッグに使うのは二の足を踏んでしまいますね;

まぁ個人的には、

  • お手ふき
  • ちょっとした飲み物
といtった物の、短時間の保温には保冷バッグも使えるんじゃないかなぁとは思います。

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保温バックで最強なのはどれ?お弁当を暖かく食べられるおすすめ3選

お弁当箱を入れる保温バッグは、基本的に保温保冷の両方を兼ね備えているものが多いです。

バッグの中の素材は断熱アルミシートで、熱伝導率がよく温かい弁当の温度をキープしたりだとか、冷たくなってしまわないようにしてくれます。

なので、冬はアツアツの弁当を手早く保温バッグに入れて、なるべく寒く冷たい環境に置かないように注意して運んでくださいね。

  • 暖房があれば、暖房の近くに置く
  • ヒーター付きの保温バッグなら、なるべく充電をしたまま昼まで持つようにする
などするようにすることがポイントです。

ヒーター付きではない保温バッグは、正直アツアツのままで食べられることは難しいです。

「アツアツのまま保温バッグに入れれば、昼にはある程度温度が低くなっているけど、冷たいご飯を食べるはめにはならない」

そんなイメージで考えておくのが丁度いいです。

アツアツのままお弁当を食べたいのなら、ランチジャー(保温弁当箱)かヒーター付きの保温袋がおすすめです。

裏ワザとして、弁当箱をアルミホイルで包みその上からプチプチ(緩衝材)で包みさらにアルミホイルで包んでから保温バッグに入れると、一層保温効果が上がりますよ。

保温バッグの中の素材は大体同じなので、後は機能性やデザインで検討しましょう

私おすすめの保温バッグのおすすめ3選

ではそんな「バッグヒーター付きの保温バッグ」の中でも、私のおすすめするものを3選つ、ご紹介しておきますね。

あなたの「「バッグヒーター付きの保温バッグ選び」の参考にしてみてくださいね。

おすすめの保温ランチバッグ①Beaulegan保冷保温お弁当バッグ

<おすすめポイント>
①外側は防水、防汚で洗浄しやすいPUレザーを使用

「Beaulegan保冷保温お弁当バッグ」の詳細を見てみる

おすすめの保温ランチバッグ②小さめで使いやすい保冷保温ランチバッグ

<おすすめポイント>
①外側はしわになりにくいカオチン生地を使用
②ファスナー開閉で密閉性が高い

「小さめで使いやすい保冷保温ランチバッグ」の詳細を見てみる

おすすめの保温ランチバッグ③おしゃれな手さげ保冷保温ランチバッグ

<おすすめポイント>
①外側の生地は防水加工
②大きめサイズで弁当箱、飲み物、果物なども一緒に入る

「おしゃれな手さげ保冷保温ランチバッグ」の詳細を見てみる

保温バッグヒーターは便利なの?失敗しないためのポイントとおすすめ3選

保温バッグヒーターは便利でもありますが、アツアツのものを提供できるほどではありません。

例えば、冬はお弁当を作って職場に持参し昼に食べるときは冷たいご飯を食べるようになりますよね。

でもお弁当を熱いうちに保温バッグに入れると、昼は冷たいご飯ではなくある程度温かいご飯を食べられるようになります。

電源はUSB加熱式で、バッグに内臓しているヒーターに、モバイルバッテリーやパソコンUSBなどを取り付けて充電します。

バッテリーは持ちがあまりよくないので、使う直前まで充電しておいた方がより暖かさを保つことができますよ。

バッグの内側の素材はアルミシートで、もちろん断熱の効果があります。

このアルミシートの中には発泡ポリエチレンのような断熱素材があって、この空気層によって熱の伝達を遅くする効果があります。

アルミシートは保温保冷どちらにも効果があるので、季節でランチバッグを取り替えなくても大丈夫です。

朝はアツアツのまま保温バッグに入れれば、昼にはあまり冷めずに温かいお弁当が食べられるけど、冷たい弁当を温めるという使い方はあまり効果がなくおすすめしません。

お弁当箱は熱伝導率のいいアルミ製をおすすめします。

ヒーターで温まりやすいですし、逆に保冷剤を入れると冷めやすいです。

バッグヒーター付きの保温バッグのおすすめ3選

ではそんな「バッグヒーター付きの保温バッグ」の中でも、私のおすすめするものを3選つ、ご紹介しておきますね。

あなたの「「バッグヒーター付きの保温バッグ選び」の参考にしてみてくださいね。

おすすめのバッグヒーター付きの保温バッグ①「ZenCT ランチバッグ おしゃれ大容量 CT175」

<おすすめのポイント>
①幅26×奥行13×高さ20cmの大きなサイズなので、いろんな用途に使える保温保冷バッグです

「ZenCT ランチバッグ おしゃれ大容量 CT175」の詳細を見てみる

おすすめのバッグヒーター付きの保温バッグ②ZenCT お弁当袋 USB給電 ヒーター内蔵

<おすすめのポイント>
①バッグ内にヒーター三枚が内蔵されていつでも温かいお年頭が食べられます

「ZenCT お弁当袋 USB給電 ヒーター内蔵」の詳細を見てみる

おすすめのバッグヒーター付きの保温バッグ③Aseech お弁当袋 持ち手付き

<おすすめのポイント>
①50度前後まで加熱してくれて、自動で保温に切り替わります

「Aseech お弁当袋 持ち手付き」の詳細を見てみる

保温バッグにカイロを入れると保温効果は上がるの?のまとめ

「保温バッグにカイロを入れるとあたたかいお弁当を食べられるのか?」ということについて見てきました。

最後にポイントをおさらいしておきますね!

  • 保温バッグにカイロを入れると、保温効果は上がります。
  • しかし、保温バッグの中に入れるものが普通のお弁当箱ならば、細菌が繁殖しやすい温度での保温になるのでオススメできません
  • どうしても保温されたお弁当を持ち運びたい場合は「保温弁当箱(ランチジャー)」を使うようにしましょう
  • 保温バッグの耐熱温度は、しっかりした作りのものであれば「―20℃~120℃」、よくあるものであれば「―20℃~80℃」程度です
  • クーラーボックスも保温効果が期待できますが、本来の用途外での利用だと認識した上で、安全に使うようにしてください。(保冷・保温両用のクーラーボックスが安心です)
  • クーラーボックスの保温力アップのためには、「カイロを一緒に入れる」「布や緩衝材でくるむ」「蓋の開け閉めは最低限だけ」「冷たい地面に直接置かない」などに気を付けてください。