マグカップ修理を自分でする方法!金継ぎが自分でできるって本当!?

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大好きな恋人とお揃いのマグカップ。

大切に使っていたのに、気付いたらヒビが入ってしまっていた…!

限定のものだから新しく購入することもできないし、このまま使い続けるにはどうしたらいいだろう。

そんな悩みを抱えている人はいませんか?

プレゼントしてもらったものや、誰かとお揃いのものなど、食器類は大切に使い続けたいですよね。

でも、マグカップやお皿などは割れてしまうリスクがつきもの。

では、割れてしまった食器を修理したい場合、どうすればよいのでしょうか。

「壊れたマグカップって自分で直せる?」
「マグカップの金継ぎって自分でもできるの?」

そんな疑問に答えるべく、簡単にできるマグカップの修理方法だとか、マグカップの金継ぎについて見ていきましょう!

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マグカップが欠けたから修理したいけど100均で道具を揃えられる?

陶器やガラスが割れた際は「接着剤」を使用して修理するイメージがありますよね。

でも、マグカップや茶碗などの「口に触れる」部分がある食器の場合は、安全性の観点から修理に使えない接着剤があるのをご存知でしょうか。

陶器用接着剤であっても、食品衛生法の基準をクリアした物でなければ、口に触れたり、食べ物、飲み物が触れる箇所には使用できません。

残念ながら100円ショップで購入できる陶器用接着剤は、口や食品に触れる部分には使用できないものがほとんどですので、別で購入する必要があります。

ただし、マグカップの取手部分は、口や食品に触れないので使用OKです。

その場合、普通の瞬間接着剤ではくっつかないので、必ず陶器用の接着剤を使用してくださいね。

100円ショップDAISOで買える陶器用接着剤の紹介

では、ここでは100円ショップDAISOで買える陶器用接着剤をご紹介していきます。

◇「100円ショップDAISOで買える陶器用接着剤①強力瞬間接着剤(木工・陶磁器用、5g)」の詳細を見てみる
◇「100円ショップDAISOで買える陶器用接着剤②強力瞬間接着剤 多目的タイプ」の詳細を見る

これらの製品は、陶器用といえども口が触れる部分には使うことはできないので、ご注意ください。

マグカップの取手以外の部分に使える接着剤はある?

取手以外の部分に使える接着剤で、おすすめを紹介します!

マグカップの取手以外の部分に使える接着剤「タイトボンド3」

アメリカのフランクリン社製「タイトボンドⅢ アルティメット」は、厳格に検査された

  • 耐水基準
  • 安全基準
に合格していて、毒性が無く安全に使用できます。

接着したい部分に塗布後、8~10分程時間を置く必要があるため、多少時間はかかりますが、安全かつ、簡単に接着することができます。

ネットで簡単に購入でき、比較的安価なため、何を選んでいいか迷っている人はとりあえず試してみる価値はあります。
マグカップの取手以外の部分に使える接着剤「タイトボンド3」の詳細を見てみる

マグカップの取手以外の部分に使える接着剤「アルテコ接着剤Z84」

大阪に本社をかまえる株式会社アルテコの代表的な製品「アルテコZ84」

こちらは食品衛生法に適合している製品です。

一般的な瞬間接着剤は「刺激臭」と、固まった接着剤が白くなる「白化現象」が欠点ですが、こちらはその欠点をクリアしている優れものなんです!

安全性だけでなく、かなりメリットの高い製品ですよね。

マグカップの取手以外の部分に使える接着剤「アルテコ接着剤Z84」の詳細を見てみる

マグカップが壊れたとき、まずは自分で直してみよう!という人は、参考にしてみてくださいね。


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マグカップが欠けたから修理したいけど業者にやってもらえる?

「自分で修理するのは仕上がりが不安」

「高価なものだからちゃんと直したい」

という方は、思い切って業者に頼むのも手です。

直接持ち込まなくても、ネットで簡単に申し込みができ、配送に対応してくれる業者も多いようです。

おすすめの修理業者を紹介!

ここでは、マグカップが欠けてしまったときの修理業者のご紹介をします。

マグカップが欠けてしまったときの修理業者①にっぽん てならい堂

こちらでは、自分で直す技術を手に入れたいという人のために「初めての金継ぎ」教室を開催しています。

もちろん、金継ぎ修理の依頼も受け付けているので、プロにちゃんと直してもらいたいとい方も安心です。

修理依頼の流れについては、公式サイトにわかりやすく記載されているので、ご確認ください。
◇「にっぽん てならい堂」公式サイト

マグカップが欠けてしまったときの修理業者②つぐ つぐ

こちらは、本格的な金継ぎ修理が3300円というリーズナブルな価格から受けられる、東京に工房をかまえる「つぐつぐ」

恵比寿と浅草に店舗があるため、直接持ち込みも可能ですし、配送でも受け付けてくれるそうです。

「金継ぎキット」の販売もしているので、自分でチャレンジしたいという方は、そちらを購入してみてはいかがでしょうか。
◇「つぐ つぐ」公式サイト

マグカップが欠けてしまったときの修理業者③モノ モノ

漆芸家の町田俊一さんという方が一人で一点、一点修理しているという「モノ モノ」

日本工芸会正会員の方で、「モノ・モノの金継ぎ教室」の講師も務められている修理のエキスパートでもあるんです。

ただ、専門家への外部委託となるため、店舗に直接持ち込んでも、その場で見積もりは出ません。

公式サイトの問い合わせフォームより依頼後、配送対応になるようです。
◇「モノ モノ」公式サイト

日本の伝統技法「金継ぎ」を自分でやる方法は?

プロの業者に任せると安心ですが、どうしても金額と納期がかかってしまいますよね。

実は、金継ぎは少し前からブームが到来しており、長引くコロナ禍のおうち時間に、自分で金継ぎをする方が増えているそうです。

金継ぎは、漆と金粉を使用するため、すべての道具を揃えようとすると大変ですよね。

先ほど紹介した「つぐ つぐ」さんのように、金継ぎキットを販売されている業者もあります。

この機会に、大切なものを自分で直す楽しみを、体験してみてはいかがでしょうか。
自分で出来る!金継ぎキット「つぐキット金」の詳細を見てみる

自分で出来る!金継ぎキット「簡単 金継ぎキット(スターターキット)」の詳細を見てみる

マグカップ修理を自分でする方法のまとめ

大切な食器を割ってしまったときは、本当にショックですよね。

でも、

  • 自分で修理する
  • 日本の伝統技法でもある「金継ぎ」などで、新たな命を吹き込む
などして使い続けることは、ものを大切にする日本らしさがあり、素敵だと思います。

安く簡単に済ませる方法から、プロに任せる方法など、修理方法はさまざまです。

ご自分やその器にあったやり方で、直せるように願ってます。