使ってない通帳には期限がある!?安全に処分する3つのポイント

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「地方から都心へ引越しをしたとき、地方銀行の取り扱いがないため、通帳は使わなくなった。」

私にはこのような経験がありますが、その反対の経験をお持ちの方もいるでしょう。

そして、これからの引越しシーズンを控えて、使わない通帳は捨てても良いのか迷っているはずです。

古くなった通帳や使っていない通帳は、基本的にはいつ処分をしても問題はありません。

しかし、大切に自宅で保管をしておくということは、盗難のリスクや個人情報の漏洩の危険性があるので、保管の選択をとることは避けた方が良さそうですね。

使っていない通帳の処分方法や預金がある場合の対処法について、詳しく説明していきますね。

使ってない通帳の期限ってどれくらい?期限を過ぎたら預金ってどうなるの?

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ある期間使用していない通帳を持っていると、銀行側から「休眠通帳」との判断が下されます。

基本的には、銀行側から通知がくるのですが、住所や名前の変更で通知が受け取れない場合には、勝手に休眠通帳化されてしまうのです。

また、預金が1万円未満の場合は、そのまま使用出来なくなってしまいますので、注意をしましょう。

休眠通帳になる流れは?休眠扱いにならない通帳もあるって本当?

それでは、どのような場合に休眠通帳の扱いになるのか、詳しい流れをご説明しますね。

休眠通帳の扱いになる流れ①10年以上取引がないと休眠通帳になる

銀行側は、9年以上取引のない方に対して、郵送や電子メールにて通帳が休眠扱いになる旨をお知らせしています。

かつ、預金額が1万円以上ある方のみにしか通知はしないので、例えば9,000円預金があっても通知はしてくれないのです。

口座の中に預金があったのに、すっかり忘れていたといった方でも、対象に当てはまらない場合があるので、注意が必要なのです。

もしも休眠扱いになっていたとしても、本人確認と通帳、キャッシュカードがあれば、銀行窓口で預金を下ろすことは出来るので、安心してくださいね。

休眠通帳の扱いになる流れ②休眠扱いにならない口座もあるって本当!?

実は、休眠通帳の扱いにならない口座もあります。

それは、外貨預貯金口座や財形貯蓄といったものになります。

各名称は、銀行によって異なる場合もあるので、詳細は銀行窓口やホームページにてご確認くださいね。


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使わなくなった通帳を安全に処分する2つのポイント!

使わなくなった通帳を安全に処分する方法として、2つが有効的だと考えられます。

銀行へ持って行くと安全に処分をしてくれるので、リスクを避けたいという方は預けるのが1番安全でしょう。

しかし、日頃は仕事に加えて、家事や育児、介護に追われている方も多いですよね。

銀行へ行く手間がかかってしまうのが大変という方は、自分で安全に処分をする方法もあるので、ポイントをしっかりと抑えて処分の方法を検討してくださいね。

通帳を安全に処分する方法について

それでは、銀行へ持って行く方法と自宅で処分する方法の2つについて、詳しくご紹介をしていきますね。

通帳を安全に処分する方法①銀行へ通帳を預ける

自分の名前や住所のほか、お金の流れや届出印などの詳細な個人情報も載っている通帳なので、安全に処分したいですよね。

銀行窓口で、処分をお願いすれば、引き受けてくれる支店もあります。

しかし、窓口の業務外の仕事になるので、場合によってはお断りされてしまうことも。

もしかしたら「1つであれば、大丈夫ですよ。」と言われても、まとめて持参し処分をお願いすることはタブーかもしれませんね。

お近くの銀行へ伺ってから、検討してみてはいかがでしょうか?

通帳を安全に処分する方法②シュレッダーなど細かく刻んで自宅処分をする

自宅で処分をする際に気をつけたいのは、個人情報の流出です。

そのまま処分したり、半分に切っているだけのままにしたりすると、簡単に個人情報が復元されてしまうことも。

必ず細かく切って処分をしましょう。

また、氏名や住所などは、油性ペンや個人情報を保護するスタンプを利用して、消してから新聞紙で包み、捨ててくださいね。

通帳を安全に処分する方法③不用品回収業者に依頼をする

遺品の処理に困ったときに、不要品回収業者のサービスを利用する方を目にしたことはありませんか?

古い通帳も、不用品回収業者に依頼をすると一緒に処分をしてくれます。

お金はかかってしまいますが、電話1本で手続きは完了しますし、自宅まで取りに来てくれるので、どこかへ行くという手間は省けますよ。

大量の遺品を処分しなければいけないという方は、業者へ依頼し、通帳も処分してもらっても良いかもしれませんね。

使わない通帳を自宅保管することはNG!

前述でもお伝えしたように、自宅に丁寧に保管をしておくことは個人情報の漏えいの危険性があるので、気をつけましょう。

近年は、使わなくなった通帳から個人情報を取得して、悪質な情報屋に売るケースも発生しているようです。

また、収納のスペースも取りますし、両親や祖父母などの亡くなった方の通帳をいつまで保管すれば良いのかも悩むことでしょう。

長くても保管は3年を目安にすると良いですよ。

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使ってない通帳には期限がある!?のまとめ

いつまでも手元に置いておきたくなる通帳だと思いますが、使っていないものは手っ取り早く処分をすることが1番です!

通帳自体は薄くて小さいものなので、ついつい断捨離も後回しになりがちですが、個人情報の固まりだということを肝に銘じておきましょう。

そして、家族で声を掛け合って、個人情報の漏えいを防いでもらいたいと思います。