月和名の覚え方|語呂合わせと情景でスッキリ!もう迷わないコツ

カレンダーや手帳の隅に書かれている「睦月」や「如月」といった月の和名。

響きがとても美しくて素敵だなと思う反面、いざ全部思い出そうとすると

「あれ、3月ってなんだっけ?」
「6月と10月、どっちがどっちだったかな?」

と、こんがらがってしまうことってありますよね。

先日、子どもに「カレンダーに書いてある睦月って何?」と聞かれて、答えながら「あれ、5月は皐月だっけ…さつき…?」と自分も一緒に迷ってしまったことがあるんです。

手紙に時候の挨拶を書こうとして、いつも「確かこの月は……」と調べ直すのも、なんとなく悔しいですよね。

丸暗記しようとすると難しく感じてしまいますが、名前の由来や当時の人の暮らしをちょっと想像してみると、驚くほどスッと心に入ってくるようになりますよ。

この記事では、テスト対策でも使える語呂合わせから、一生忘れないための情景イメージ。

そして「水無月と神無月、どっちが6月?」といった混同しやすいポイントの覚え分けまで、私の体験談も交えながら丁寧にお伝えしていきますね。

読み終わるころには、きっとお気に入りの月名が見つかりますよ。

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短時間でマスターできる語呂合わせの覚え方

「とにかく早く順番通りに覚えたい!」というときには、まず語呂合わせで「音」を頭に入れてしまうのが効果的ですよ。

意味は後からでいいので、最初はリズムに乗せて覚えてしまいましょう。

一番シンプルな頭文字フレーズ

「む・き・や・う・さ・み・ふ・は・な・か・し・し」

各月の名前の頭文字を並べたものです。

一見すると意味のない文字列に見えますが、4文字ずつ区切ってリズムを作ると不思議とメロディのように耳に残るんですよ。

  • むきや(1〜3月)
  • うさみ(4〜6月)
  • ふはな(7〜9月)
  • かしし(10〜12月)
声に出して3回ほど繰り返してみてください。

私の家では、子どもたちが小学生のころに指を折りながら「む・き・や……」と競争して遊んでいました。

まずはこの「音」を体に馴染ませてしまうのが、挫折しないための近道ですよ。

文章にした語呂合わせも使いやすい

頭文字を並べるだけだと単調で覚えにくいという方には、文章型の語呂合わせがおすすめです。

有名なものをいくつかご紹介しますね。

パターン①:定番の語呂合わせ

「ムキな弥生ちゃん、宇佐美ふみに鼻獅子と言われた」
(む・き・や+う・さ・み・ふ+は・な・か+し・し)

パターン②:五七五のリズムで

「むきやうさ(5)・みなふみはづき(7)・ながかしし(5)」

川柳のつもりで何度か口にすると、音楽のように頭に残りやすくなりますよ。

どれか一つ、自分にとって「しっくりくるもの」を選んで使ってみてくださいね。

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一目でわかる月和名の早見表

語呂合わせで順番をなんとなく掴めたら、次は「今の何月が、どの名前なのか」を確認しておきましょう。

一覧表にしてまとめたので、スマートフォンのスクリーンショットなどで保存して、時々見返してみてくださいね。

12ヶ月の名前と由来のイメージ一覧

和名(読み方) 由来のイメージ
1月 睦月(むつき) 親族が睦まじく集まる月
2月 如月(きさらぎ) 寒いから服をさらに着る月
3月 弥生(やよい) 草木がいよいよ生い茂る月
4月 卯月(うづき) 卯の花が咲く月
5月 皐月(さつき) 早苗を植える月
6月 水無月(みなづき) 田んぼに水を引く月
7月 文月(ふみづき) 短冊に願いを込める月
8月 葉月(はづき) 木の葉が落ちる月
9月 長月(ながづき) 夜が長くなる月
10月 神無月(かんなづき) 神様が出雲に集まる月
11月 霜月(しもつき) 霜が降りる月
12月 師走(しわす) お師匠さんも走る忙しい月

表で見ると、今の季節感と少しズレているように感じる名前もありますよね。

これはもともとが「旧暦」をもとに付けられた名前だからなんですが、その話も含めて次から詳しくお伝えしていきますね。

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季節の情景で覚える12ヶ月のストーリー

丸暗記を卒業して、一生モノの知識にするために効果的なのが「イメージ」の力です。

それぞれの月がどんな様子だったのか、当時の人たちの暮らしを想像しながらストーリーで追いかけてみましょう。

私の祖父もよく「今日は衣更着(きさらぎ)だから、もう一枚着ていきなさい」と言ってくれたのですが、そのときの空気感と一緒に覚えると本当に忘れないんですよ。

子どもに教えるときも、こうして暮らしのエピソードとセットにしてあげると、スッと頭に入ってくれますよ。

春から夏(1月〜6月):自然の目覚めと農作業

1月(睦月)は、お正月に家族が睦まじく集まるから。

2月(如月)は、まだまだ寒さが厳しくて、服をさらに着る「衣更着(きさらぎ)」が語源と言われていますよ。

「コートがまだ手放せない時期だから如月」と思えると、身体の感覚とリンクして覚えやすいですよね。

3月(弥生)は、草木がいよいよ(弥)生い茂る(生)時期。

4月(卯月)は、可愛らしい白い「卯の花」が咲く月。

5月(皐月)は、田植えの時期で、早苗(さなえ)を植える「さなえづき」が短くなって「さつき」になったというお話が有名ですよ。

そして、多くの方がつまずきやすいのが6月の水無月(みなづき)です。

「水が無い月」と書くので、梅雨なのに変だなと思ってしまいますよね。

でも、この「無」は当時の言葉で「〜の」という意味なんです。

つまり「水の月」。

田んぼにたっぷり水を引く大切な月、と覚えるとスッキリしますよ。

秋から冬(7月〜12月):実りと神様と忙しさ

7月(文月)は、七夕に短冊に文(ふみ)を書く時期から。

8月(葉月)は、旧暦ではもう秋のはじまりで、木の葉が落ちる「葉落ち月」が由来なんですよ。

9月(長月)は、秋の夜がだんだん長くなる「夜長月」からきています。

10月(神無月)は、全国の神様が出雲大社に集まって会議をするから、という説が有名ですよね。

自分の土地から神様がいなくなる(=無くなる)から「神無月」という説があって、面白いですよね。

ちなみに、出雲地方では神様が集まってくるので逆に「神在月(かみありづき)」と呼ぶんですよ。

11月(霜月)は、霜が降りるほど寒くなる月。

12月(師走)は、普段はどっしり構えているお師匠さん(お坊さん)も走り回るほど忙しい、という有名なエピソードがありますね。

年の瀬の慌ただしさは、今も昔も変わらないんだなあと思いますよね。

混同しやすいペアをしっかり覚え分けるコツ

語呂合わせと由来を覚えたあとも、「あれ、似たような名前があってどっちがどっちかわからなくなった!」となることがあるんですよね。

よく間違えやすい月のペアを整理しておくので、ここでしっかり確認しておきましょうね。

「水無月」と「神無月」の覚え分け

この2つは「無月」という文字が共通しているので、一番混同されやすいペアです。

覚え方のポイントは、どちらも「無=の」と読み替えること。

「水の月(6月)」「神の月(10月)」と捉えると、混乱しにくくなりますよ。

さらに一歩進めて、

  • 水=梅雨・田んぼ・6月のイメージ
  • 神=出雲大社・神様・10月のイメージ
と、それぞれの月の情景とセットにして覚えるとより確実です。

「葉月」と「長月」の覚え分け

葉月(8月)と長月(9月)も「はづき・ながづき」と似た響きで迷いやすいですよね。

葉月の「は」は8(はち)の「は」と同じ、と覚えてしまうのが一番シンプルです。

長月のほうは「夜がな・が・くなる月=9月の秋」と、「長い夜」のイメージと一緒に覚えると迷わなくなりますよ。

「弥生」と「皐月」の覚え分け

どちらも春の月で、なんとなく雰囲気が似ているように感じてしまいますよね。

  • 弥生(3月)は「いよいよ草木が生い茂る=まだ春のはじまり」
  • 皐月(5月)は「田植えが始まる=春も終わりに近い」
というように、時系列で「まず弥生、それから皐月」とストーリーで押さえると覚えやすいですよ。

今のカレンダーと「1ヶ月ズレる」理由

ここまで読んでいると、「名前のイメージと今の季節がどうも合わない…」と感じることがあったかもしれませんね。

実はこれ、全然おかしくないんですよ。

和風月名はもともと「旧暦(太陰暦)」をもとに作られていて、今私たちが使っているカレンダー(新暦・グレゴリオ暦)とは、だいたい1ヶ月から1ヶ月半ほどのズレがあるんです。

例えば、8月の「葉月」が「葉が落ちる月」なのは、旧暦の8月が今の9月ごろにあたっていて、秋が深まっていたから。

「今の季節と合わないな」と感じたら、頭の中で1ヶ月先の季節をイメージしてみてくださいね。

新暦が日本に導入されたのは1873年(明治6年)のことで、それ以前はずっと旧暦が使われていました。

だから、月の和名はすべて旧暦の季節感にピッタリ合っているんです。

「名前がおかしい」のではなく、「暦がずれている」というだけなので、名前自体は当時の人には完璧に季節と合っていたんですよ。

子どもと一緒に楽しめる月和名の使い方

覚えた知識は、日常の会話の中で使うのが一番の定着法ですよ。

せっかくなら、お子さんや家族と一緒に楽しみながら取り組んでみましょうね。

誕生月の名前から親しみを持つ

まずは自分や家族の誕生月の名前を覚えて、愛着を持つことから始めてみましょう。

「うちの子は5月生まれだから、皐月生まれね」と話すだけで、子どもも「自分の誕生月に素敵な名前があるんだ!」と興味を持ってくれますよ。

季節の挨拶や手紙に取り入れてみる

少し慣れてきたら、手紙やメールの時候の挨拶として使ってみるのも素敵ですよ。

「早いもので、もう睦月ですね」と一言添えるだけで、相手の方にも丁寧で温かい印象が伝わりますし、自分自身も季節を大切にしている実感が湧いてきます。

子どもに「今月は如月。寒いから服をもう一枚着ようね」と会話のきっかけにしてあげるのもいいですよ。

誰かに教えることが、実は一番自分にとっての定着になったりするんですよね。

まとめ|語呂合わせ→一覧表→情景イメージの順番で覚えよう

月の和名の覚え方について、語呂合わせ・由来・混同しやすいペアの覚え分け・日常での活用まで、まとめてお伝えしてきました。

最後に覚え方のステップをおさらいしておきますね。

【ステップ①「むきやうさみふはなかしし」のリズムで順番を掴む】
まずはこの音を体に馴染ませてしまいましょう。

【ステップ②早見表で「何月=何という名前か」を確認する】
全部いきなり覚えようとせず、表を手元に置いて何度も見返すのがコツですよ。

【ステップ③由来のエピソードと情景をリンクさせる】
「衣更着=寒い2月に服を重ね着する」「師走=年末の大忙し」など、自分の生活感覚と結びつけると忘れにくくなります。

【ステップ④混同しやすいペアだけ特別に覚える】
水無月・神無月、葉月・長月は意識して区別しておくと、テストや手紙で迷わなくなりますよ。

一度に全部完璧に覚えようとしなくて大丈夫ですよ。

まずは自分の誕生月や、よく使う月の名前から仲良くなってみてくださいね。

月の和名があなたの暮らしに少しの彩りを添えられたら、嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。