検便2回必要なのに1回しか出ない!正しい対処法と3つの解決策を徹底解説

健康診断の時期になると「検便2回分用意しないといけないのに、1回しか出なかった…」と焦ってしまう方は、実はとても多いんです。

案内用紙には「2日分提出してください」と書いてあるのに、どうしても2回分そろえられない。

そんなとき、どうするのが正解なのか迷いますよね。

この記事では、1回しか採れなかったときの正しい対処法や、検便を出やすくするコツまで、ひとつひとつ丁寧にお伝えします。

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1回しか出なくても、あわてなくて大丈夫

結論からお伝えすると、1回分しか採れなかった場合でも、対処できる方法はいくつかあります。

「提出できないから検査を受けられない」と思い込んでしまう必要はありません。

ただし、やってはいけないNG対応もあるので、正しい方法を知っておくことが大切です。

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なぜ検便は2回分必要なの?

そもそも、なぜ検便は2日間にわたって採取する必要があるのでしょうか。

その理由を知っておくと、「1回しかない」という状況をどう対処すべきかも自然と見えてきます。

大腸がんの出血は毎回あるわけじゃない

健康診断の検便(便潜血検査)は、便の中に血液が混じっていないかを調べる検査です。

大腸がんがあったとしても、毎回の便に血液が混ざるわけではなく、出血がある日とない日があります。

だから1回だけでは見落とす可能性があり、2回採ることでより正確な結果が得られるわけです。

2日間にわたって便を採取する「2日法」を行うと、大腸がんを発見できる可能性が80%以上になるとされています。

一方で、1日分(1回法)であっても、大腸がんに対する感度は約78%あると言われており、欧米では1日法が主流の国もあります。

2回にする目的は「精度を上げるため」

つまり、2回採取するのは「正確な診断のため」という目的があります。

この目的を理解しておくと、「同じ便を2本に分けて提出すればいいんじゃないか」という発想がなぜNGなのかもわかります。

同じ便を2本に分けても、検査の精度は上がらないからです。

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1回しか出ないときの正しい対処法3つ

では実際に1回しか採れなかった場合、どう対応すればいいのでしょうか。

正しい対処法を3つご紹介します。

①1回分でもそのまま提出して相談する

1回分だけで検査してもらえる医療機関・健診施設は少なくありません。

無断で1本だけ提出するのではなく、「1日分しか採れませんでした」と正直に伝えて相談してみましょう。

施設によっては1回分で検査を進めてくれるところもありますし、対応方法を案内してもらえます。

「ちゃんと伝えたら怒られそう」と思うかもしれませんが、こういうことは珍しくないので大丈夫です。

素直に相談するのが一番スムーズです。

②同じ日に2回出た場合は「別の便」として2本提出できることも

「同じ日」でも「別の便」であれば、2本として提出できる施設もあります。

たとえば朝と夜にそれぞれ排便があった場合、それぞれから採取することが可能な場合があります。

ただし、すべての施設でOKというわけではないため、説明書を確認するか、提出先に電話で確認するのが確実です。

ここで大切なのは「同じ日かどうか」ではなく「同じ便かどうか」という点。

同じ便を2本に分けることは、どんな施設でもNGです。

③提出期限を延長してもらう

期限ギリギリで間に合わなかった場合、施設によっては期限を少し延長してもらえることがあります。

「便秘で2回分そろえられなかった」という事情を正直に伝えると、柔軟に対応してくれるケースもあります。

2回分をしっかりそろえてから提出できれば、より精度の高い検査結果が得られます。

やってはいけないNG対応3つ

よかれと思ってやってしまいがちな対応の中にも、NGなものがあります。

次の3つは特に注意しましょう。

同じ便を2本に分けて提出する

一番やりがちなNGがこれです。

「2本用意しなければ」と焦るあまり、1回の排便から2本分を採取してしまうケース。

バレるかどうかより、そもそも検査の意味がなくなってしまうので絶対に避けてください。

2回にする目的は精度を上げることなので、同じ便から2本分採っても意味がないのです。

結果が出ても放置する

1回分しか提出できなかったことで「どうせ不完全な検査だから」と、結果が届いても確認しなかったり、陽性反応が出ても放置したりするのは非常に危険です。

たとえ1回分でも、陽性が出た場合は必ず精密検査を受けてください。

生理中の検体を提出する

生理中は経血が混入して偽陽性となる可能性があります。

生理が重なった場合は1回目だけ提出する、または施設に相談して期間を調整してもらうのがベターです。

そもそも便が出やすくなるための工夫

「毎日便通がなくて検便のたびに困っている」という方は、日頃の生活習慣を見直すと状況が変わってくることもあります。

水分をしっかりとる

水分不足は便を硬くし、腸の動きを鈍らせます。

1日に1.5〜2リットルを目安に、こまめに水や白湯を飲む習慣をつけると、便通が改善されやすくなります。

特に朝起きてすぐにコップ1杯の水を飲む習慣は、腸を目覚めさせるのに効果的だといわれています。

軽い運動を日課にする

運動は腸のぜん動運動を活発にする効果が期待できます。

激しい運動でなくても、毎日少し歩くだけでも腸の動きが変わってくることがあります。

「最近あまり動いていないな」という方は、近所を10〜15分散歩するだけでも試してみてください。

便秘薬を使う場合は種類に注意

検便の前に便秘薬を使う場合、腸を強く刺激するタイプの刺激性下剤は避けることが推奨されています。

便潜血検査は腸からの出血の有無を調べる検査なので、強い刺激を与えると結果に影響が出る可能性があります。

どの薬を選べばいいか迷ったときは、薬剤師や医師に相談するのが安心です。

3〜4日前の採取分を冷蔵保存するという方法も

毎日便通があるわけではない方は、検査期間の3〜4日前から採取した便を冷蔵庫で保管しておくという方法もあります。

常温保存では血液成分が分解されてしまい正確な検査結果が出なくなるため、必ず冷蔵保存が必要です。

この点は事前に施設の説明書で確認しておくと安心です。

まとめ:1回しか出なくても正しく対処すればOK

検便で2回分必要なのに1回しか採れなかった、という状況は決して珍しいことではありません。

大切なのは、あわてて間違った対応をしないことです。

  • 1回分でも、施設に相談すれば検査してもらえる場合がある
  • 同じ日でも「別の便」なら2本提出できる施設もある(要確認)
  • 期限延長を相談する選択肢もある
  • 同じ便を2本に分けるのは絶対NG
  • 1回分でも陽性が出たら必ず精密検査を受ける

何より大切なのは、健康診断をしっかり受けて、自分の体の状態を把握すること。

便潜血検査は、大腸がんを症状が出る前に発見できる貴重な機会です。

「1回しか出なかったから、もういいや」と検査をあきらめてしまうのが一番もったいないことです。

まずは施設に連絡して、どう対応すればいいかを確認してみてください。

それだけで前に進むことができます。

あなたの体を守るために、一歩踏み出してみてくださいね。

記事を読んだあとに全体の流れを確認したいときは、こちらも参考になりますよ。
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