実は、そんな新幹線の回数券をカード払いで購入したことによって、「カードがいきなり停止状態になってしまって、使えなくなった」というトラブルが急増しているんです。
新幹線を多く利用する方にとっては、 新幹線の回数券は非常に便利でお得ですよね。
そんなお得な新幹線の回数券ですが
「購入金額がそれなりの金額になってしまうので、カード払いで購入した方がポイントも付くし!」
なんていう簡単な理由で、カード払いで購入したことがある人も多いと思います。
そこで今回は、とっても便利な新幹線の回数券をカード払いで買うときに「なぜカードが使えなくなってしまう」なんていうことがあるのか?
「カードで新幹線の回数券を購入するときの注意点」もあわせて、詳しく見ていきたいと思います。
新幹線回数券のカード払いでカード停止になってしまう理由
実は昨今、クレジットカードのショッピング枠の現金化が問題になっています。
「回数券をクレジットカード購入 ⇒ 現金で払い戻し=現金化」という流れが、その問題の主流の1つとなっていました。
なので、カード会社も監視の目を光らせていて、実際に「回数券を購入後、カードが使えなくなった」という人も少なくないという実情があります。
そう!
これこそが、新幹線の回数券をカード払いしたときに起きてしまう、「いきなりカードが停止になった」という事象の原因なんですよね。
本当、まっとうに購入した人にとっては、迷惑以外の何者でもありませんよね!
新幹線の回数券でのカード購入時のトラブル事例
新幹線回数券のカード購入について以下のようなトラブルが相次いでいます。
その次の日にカード会社より電話があり、カード利用を全て停止する旨連絡がありました。
どういうことなのでしょうか?
JR側で何か制限がかかっているという事でなのでしょうか?
なんでこんなに使いづらいのでしょうか?
こういったトラブルの答えとしては、「カードの現金化」をしていると誤解されている可能性が高いです。
信用に関わる問題なので、実際のところ、口頭で説明しても誤解を解くのが難しいのが実情のようです。
これはカード会社のいう「ブラック商品」で、偶然そのチェックにかかったのでしょう。
もし、こういうトラブルを極力避けたいのなら、今後はクレジットカードでの新幹線の回数券などの「ブラック商品」は購入しない方が良いでしょう。
大変でも、現金で購入するのが確実で、不要なトラブルを避けることができますよね。
新幹線の回数券ってどれくらいお得なの?
新幹線の回数券をクレジットカードで購入したときのトラブルについてみてきましたが、実際に新幹線の回数券ってどれくらい「お得」なんでしょうか?
新幹線の回数券には、新幹線の普通車自由席に乗車できる「6枚セットの回数券」があります。
特に、新大阪から東京間は、大変人気があります。
回数券にすると、通常の切符を3往復分買うより約4000円分も、お得に使うことができるんですよね。
自由席は、短距離を想定された形での回数券が組まれています。指定席は長距離なので、82,140円(13,690円×6回)となっています。
のぞみでは通常片道料金が14450円ですので、およそ800円分、お得になります。また、閑散期は200円引き、繁忙期は200円増しとなります。
ただし、有効期限が3ヶ月間となっているため、期間内に使い切るよう注意が必要です。
新幹線の回数券はそのまま指定席が使える
回数券は上り、下りの双方向で利用できます。
指定席用のため、乗る前に座席指定を受けられます。せっかくの指定席がもったいないですもんね。
この場合、駅の窓口に回数券を持って行き、指定を受けてから新幹線に乗るようにしましょう。
指定を受けない、または指定されていない場合は自由席のみの利用になります。
ちなみに、新幹線での利用区間が201キロ以上の回数券では、都区内や市内の在来線駅の利用も可能です。
新幹線の回数券での指定席の変更
回数券と言っても、通常の切符と同じように、利用予定の車両が指定列車出発時刻前ならば、何度でも変更することも可能です。
変更をする場合は、座席指定された回数券を持って窓口に行き手続きしましょう。
指定席回数券の払い戻しでは、1冊あたり220円の手数料を差し引いた額が払い戻されます。
乗り遅れた場合も、後発の新幹線の自由席を使えば大丈夫です。
新幹線の回数券をカード払いで支払うまとめ
便利とはいえ、クレジットカードのショッピング枠の現金化がかなりの問題になっています。
なので、カード会社側の防衛対策に、運悪く引っかかってしまったということなんでしょうね。
このために、あらぬ疑いで困る方々も出てきているのが現状のようですね。
こういった方々を出さないためにも、不正がない世の中になっていくといいのですが。
くれぐれもカードで現金化などしないように、いい形で便利な回数券を利用してくださいね。