マンションに住んでいて自転車は欲しいんだけど
「外に自転車を置くスペースがない」
「外に置いておくのが心配」
というときに「折りたたみ自転車なら玄関に置けるんじゃない?」と考えたことがある人、多いんじゃないでしょうか?
私が住んでいるマンションにも駐輪場がありません。
なので、部屋の玄関に折りたたみ自転車を折りたたんで置いてみましたが、普通に置くことができました。
私のマンションの玄関はそんなに広くない「普通サイズ」の玄関です。
それでも、折りたたみ自転車を折りたたんで置いても靴を置くスペースも多少あって、生活も普通にすることができましたよ。
また、雨降りなどで自転車が汚れたりしていない時には、玄関を上がったところに新聞紙を敷いてそこに折りたたみ自転車を置いたりもしていました。
マンションの玄関に折り畳み自転車を収納するときに注意すべきこと
ただ、折りたたみ自転車をマンションの玄関に置く場合、気を付けないといけないポイントもあります。
まず、折りたたみ自転車は「コンパクトな見た目」に反して、物によっては「ママチャリ以上に重たい」といったものも多くあります。
「重量が重い折りたたみ自転車」は、比較的お安く売られているものに多く見受けられます。
もちろん軽量な折りたたみ自転車もありますが、その分お値段もお高くなってしまいます。
そういった、見た目に反して重い折りたたみ自転車をマンションやアパートの玄関まで、毎日毎日運ぶのは、想像以上に大変です!
また、いくら折りたたみ自転車を折りたたんでも、玄関のスペースはかなり圧迫してしまいます。
また家族と一緒に住んでいるような場合、間違いなく
- 「玄関が狭くて使えない!」
- 「自転車がジャマ」
なので、あなたが一人暮らしでない場合、折りたたみ自転車を玄関に置くことは、あきらめた方がいいと思います。
ただそんなとき、方法がない訳ではありません!
折りたたみ自転車を玄関ではなく「部屋置きする」という選択肢だってあるんです!
また、部屋ではなく「ベランダ」に置くという方法もあります。
これらの方法については
「折りたたみ自転車を部屋置きしたい!収納するとき室内を汚さない方法」
「マンションでは折りたたみ自転車はベランダに保管ってどうなの?」
にそれぞれ詳しく書いていますので、参考にされてくださいね。
ただあなたが一人暮らしなら、玄関が狭いことを自分が我慢すれば、あとは来客のときに自転車をどうにかすれば大丈夫です。
そしてちゃんと「玄関に置く折りたたみ自転車選びのポイント」をおさえることで、快適に自転車を玄関に置くことができるようになりますよ。
マンションの自転車置き場ではどんなトラブルがある?
駐輪場のあるマンションにお住まいの場合、マンションの自転車置き場を利用される方もいらっしゃいますよね。
駐輪場は、マンションの敷地内とは言え、自分の部屋から少し離れた場所です。
いつ誰が駐輪場に入っているのかわからないという状況なので、心配なこともありますよね。
普通の自転車よりも高級で、こだわって選んだ自転車であればその気持ちはさらに強いですよね。
実際にどんなトラブルが考えられるのかをご紹介します。
対策を立てながらマンションの駐輪場に置くかどうかを考えてみてはいかがでしょうか。
マンションの自転車置き場でよくあるトラブル①勝手に触られる(場所を移動させられる)
駐輪スペースが部屋ごとに決まっておらず、自由に利用できるタイプの駐輪場でよくあるトラブルです。
駐輪場には暗黙のルールができている場合が多々あり、自由といえども誰がどこに停めるかなんとなく決まっていることがあります。
引っ越してきたばかりなどでそのルールを知らなかった場合、先に住んでいる住人の方とトラブルになってしまう可能性があります。
「ここはあなたの停める場所ではない」とでも言いたいかのように勝手に触られて場所を移動させられてしまうことがあるようです。
このパターンはかなり悪意を感じてしまいますよね…。
しかし、悪意なく触らざるを得ないというパターンもあります。
それは、駐輪場が狭くて自転車同士を詰めないと停められないというパターンです。
この場合は、自分の自転車を出したり停めたりするときには周りの自転車を動かさないとどうにもなりませんよね。
このように、悪意のあるなしに関わらず、マンションの駐輪場(特に自由駐輪の場合)ではいつ他人に触られるかわからないということを肝に銘じておきましょう。
マンションの自転車置き場でよくあるトラブル②自転車を倒される
これも、悪意のあるパターンとないパターンがあります。
自由駐輪ではなく駐輪スペースが決められている場合でも、悪意のある人は隣に駐輪している自転車をなぎ倒すこともあるんだとか…(怖)。
朝、急いでいてギュウギュウ詰めの駐輪場から力任せに自転車を引っ張り出して周りの自転車をガッシャーン!としてしまう可能性もゼロではありません。
自転車が倒れると、どこかしら傷がついてしまいますし、最悪の場合はパンクしたり曲がったりすることがあるかもしれません。
上記のトラブルを未然に防ぐには、
- 駐輪スペースが部屋ごとに決められている駐輪場
- 広い駐輪場
引っ越して暗黙のルールがわからないということであれば、大家さんに訊ねてみましょう。
「トラブルになりたくないので、どのあたりに停めれば迷惑にならないでしょうか」のように聞いてみましょう。
そして、駐輪場で住人に出会ったときにはきちんと挨拶をしましょう。
それだけのことでも他人から向けられる悪意を抑えることは可能です。
マンションの玄関に置くための折りたたみ自転車選びのポイント
折りたたみ自転車の基本の重さは、普通の自転車よりはやや重めで、約11kg前後です。
11kgの重さは、男性であれば何とか片手で持てるくらいですが、持って歩きまわるのは辛いという感じです。
ですが、折りたたみ自転車の種類によっては、折りたたんだ状態で転がすことができるものがあるんです。
なので私の場合、マンションの上層階から折りたたみ自転車を折りたたんだまま下ろし、自転車を伸ばして出かけます。
帰ってきたら、マンション前で折りたたみ、自分の部屋の玄関まで転がし運ぶといった具合です。
玄関に置くときには折りたたんだまま転がせる自転車がおすすめ
自転車の重さが11kgあると、男性でも持ち運びがなかなか難しいんですよね。
なので、自転車の自宅玄関での保管を考えている方は、このクラスの重さであれば
「自転車自体を折りたたんだ状態で、転がして移動することが出来るかどうか」
が、重要なポイントになります。
人気メーカーは、この辺りの機能については、かなり良くできていますので、折りたたんだ状態でも片手で転がすことができるように設計されているものが多くありますよ。
折りたたみ自転車の重量のジレンマ
折りたたみ自転車のジレンマは、軽さや携帯性を重視すればするほど
- 走行中の爽快感
- 地面から受ける衝撃を吸収できなくなる
フレームなどの素材を、ある程度の剛性と軽さを両立させたとしても、折りたたみ機構の重さもあるため、ロードタイプよりも数kgはどうしても重くなってしまいます。
その結果
- そこそこの予算で
- より心地の良さや爽快感を維持したままで
- 軽さや携帯性を求めることができる
折りたたんだまま転がして移動できる機能
人気メーカーのモデルは、折りたたんだままで転がす事ができる機能が標準装備されていたり、オプションでキャリアを追加する事ができるようになっています。
折りたたみ自転車を玄関や部屋置きする場合には、折りたたんだ状態で転がす事ができるのかどうかをしっかりと確認しましょう。
一方で、12kg以上の激安の折りたたみ自転車が販売されています。
こういった自転車は、折りたたんだ状態で転がす機能がついていないか、ついていても、折りたたむことが面倒な造りだったりといったものが多いです。
なので、自転車の積み込みをメインで使うなど、限定された用途で使われる場合におすすめという感じですね。
ちなみに、私のおすすめはこの「HARRY QUINN(ハリー クイン) 」です。
この自転車は、英国の自転車メーカーで作られている折り畳み自転車で、他の折りたたみ自転車とはちょっと違って、3つ折りに折りたためるんです。
なので、普通の折りたたみ自転車よりもさらにコンパクトになって、収納場所をとらないんです。
しかも、そんな状態で折りたたんだまま、タイヤでコロコロと転がして移動できるのは、部屋置きする人にとっては想像以上にとっても便利ですよ!
「転がして運べる折りたたみ自転車 HARRY QUINN」の詳細を見てみる
「3つ折りで超コンパクトにできる折りたたみ自転車 HARRY QUINN」の詳細を見てみる
折りたたみ自転車のメリットは?
折りたたみ自転車の最大の特徴は、その名の通り「小さく折りたためる」ということです。
工具も特殊な知識もテクニックもなく、簡単に折りたたむことができます。
折りたたみ自転車のメリット①折りたたみ自転車は置き場の確保がしやすい
普通の自転車を家の中に置いておくのは、大変なことです。
自転車用のスペースを確保しなければなりません。
タイヤなども入念に拭かなければ家が汚れてしまいます。
しかし、折りたたみ自転車の場合は、そのような大変さがありません。
コンパクトに折りたためるので、玄関などに収納しても、あまりスペースを取りません。
折りたたみ自転車のメリット②部屋置きすることで自転車が長持ちする
家の中で自転車を保管することで、雨や紫外線からさらされることがありません。
雨や紫外線は、チェーンなどをサビさせたり、自転車の寿命を短くしてしまう原因にもなるので、自転車を長持ちさせたい人にとってもメリットですよね。
また、家の中で折りたたみ自転車を保管することで、盗難予防にもなります。
折りたたみ自転車のメリット③折りたたみ自転車を持ち運べることで使い方も広がる
折りたたみ自転車を折りたたみ専用の袋に入れることによって、電車に乗せることができます。
って言うことは、自転車で駅まで行き、自転車を折りたたんで電車に乗り、降りた先で再び自転車を広げてサイクリングを楽しむことがでるっていうことですよね。
しかし、一部の鉄道会社では、持ち込みを認めていなかったり、持ち込み代がかかる場合もあります。
事前に自転車の持ち込みについては、問い合わせて確認しましょう。
また、折りたたんで車のトランクに乗せることもできます。
車で移動した先で、折りたたみ自転車をおろして、サイクリングを楽しむということもできますね。
折りたたみ自転車のメリット④移動先での自転車保管テクニック
少し大きめのコインロッカーなら、折りたたみ自転車を預けることもできます。
これを知っていると、普通の駐輪場を使うのは盗難が心配というときに、とても便利ですよ。
自転車や、不要な小物をコインロッカーに一緒に預けておいて、身軽に散歩することもできますね。
ただしこのとき、汚れたままの自転車をコインロッカーに入れてしまうと、自転車についた泥や砂がロッカー内に落ちてしまいます。
そうすると、後から使う人がすごく迷惑してしまいます。
なので、自転車を大き目のロッカーに入れておくときには
- 自転車用の袋に入れてからロッカーに入れる
- 袋がない場合には、ロッカーの下に大きめの布をしいておく
- 自転車をロッカーから出した後には、ロッカー内をキレイに拭く
また、宿泊先にも持っていくことができます。
折りたたみ自転車をたたんで専用の袋に収納したら、ホテルの部屋に持ち込むことが可能です。
自転車があることで行動範囲が圧倒的に広くなるので、旅行先での楽しみ方が広がるのでおすすめですよ。
折りたたみ自転車のデメリットは?
先程もお話しましたが、折りたたみ自転車は見た目と違って普通の自転車よりやや重いです。
それは、「強度や安全性を保ちながら、折りたためるように作られているから」です。
ただ、折りたたみ自転車はやや重いですが、漕ぐのが困難になるほど重くないので安心しましょう。
折りたたみ自転車のデメリット①折りたたみ自転車は値段が高い
そして、普通の自転車よりも価格が高いということです。
しっかりと作られている折りたたみ自転車は、たためるように作られているため、パーツが多く価格がやや高い傾向にあります。
格安の折りたたみ自転車もありますが、
- 車体が重かったり
- 折りたたむのに手間がかかったり
マンションで折りたたみ自転車を玄関に置きたい時びまとめ
駐輪場がなかったり、防犯上の理由などから、自転車をマンションの玄関や部屋置きしたいとき。
そんなときの折りたたみ自転車選びのポイントについて、見てきました。
折りたたみ自転車は、なんといっても室内に保管できますし、電車や車の移動も簡単に行えます。
ただ、お値段も性能的にもいろんなものがあります。
購入した後に
「こんなはずじゃなかった」
なんてことにならない為にも、ご紹介してきたことを参考に、あなたの目的にあった自転車を選んでくださいね。