庭の草取りは、本当に面倒ですよね。
「草なんて、生えなくなれば良いのに…」なんて、何度思ったことか。笑
これは、庭のある家に住まれているみなさん、共通のお悩みではないでしょうか?
除草剤をまけば確かに草が生えてきませんが、一定期間ごとに除草剤をまかなければいけませんよね。
そんな風に、庭が雑草だらけで困っているあなたに、ぜひ知って欲しいことがあります。
「お手入れなしで草が生えてこなくなる」そんな、魔法のような土があることをご存知ですか?
見た目は土なのに草が生えてこないのです。
そこでこの記事では、庭のお手入れを楽にしてくれる「草が生えない土」について、詳しく見ていきましょう。
草が生えない土とはなにもの?
さて、「草が生えない土」って、どんなものだと思いますか?
その秘密は、土に水分を含ませて固めることで、固い土によって草が生えてこないように開発された特殊な土なのです。
「草が生えない土」の詳細な情報を見てみる
草が生えない土の成分には、いろいろなものがあります。どれも主には真砂土(まさど)ですが、それに
- コンクリートが混ざっているもの
- 自然由来の成分が混ざっているもの
ちなみに「真砂土」とは、花崗岩(かこうがん)が風化してできた砂のことで、庭土や園芸用によく使われています。
そして、この「草が生えない土」は、最近では公共事業でも使われることが多くなり、公園や街路樹の周りで使用されていることも多くなっているようですね。
草が生えない土のメリットは?
草が生えない土のメリットは、主な材料が土なので
- 保水性
- 透水性
草が生えない土を使うと地面の温度が上がりにくくなる
草が生えない土のそんな特徴のおかげで、地表面の温度が上がりにくくなって、夏場の気温の上昇が抑えられるといった、嬉しい効果があります。
これは、ヒートアイランド現象の抑止に効果があるのです。
太陽の照り返しが少ないのは、焼け付くような真夏に庭の温度上昇も押さえることができるので、うれしいですね!
草が生えない土を使うと水たまりができにくくなる
草が生えない土は、水たまりができにくいこともメリットですね。雨降りの日に、歩きやすくなります。
表面が固まっているので、落ち葉の掃除が手軽にできるようになるのも、嬉しいメリットですね。
草が生えない土を使うともちろん草が生えてこない
「草が生えない土」ですので、もちろん草は生えてきません。
3~5センチの固い土で覆われているので、下から生えようとする草を通さないので生えてこないのです。
草が生えない土は自分で作業できる
施工が簡単なので、自分で作業することが可能なのも特徴です。
わざわざ業者さんに頼んで、お金を払って施工してもらう必要がないのも、嬉しいですね。
この場合、あらかじめ施工場所の除草をしておく必要がありますが、草が生えない土を敷き詰めて水を一面にまけば完成です。
土が固まるまでの時間は必要ですが、固まってしまえば「草ぬき」などの雑草との戦いとは、スッパリと縁が切れるのです。
草が生えない土にもデメリットがあるの?
草が生えない土にも、デメリットはあるのでしょうか?
草が生えない土はどこにでも使えるわけではない
とっても便利な「「草が生えない土」ですが、強度が弱いので「駐車場」のように重量のかかる場所での使用は、おすすめできません。
でも、自転車くらいならば大丈夫ですよ。
ですが、駐車場でも大丈夫な商品も売られているので、使用する場所に応じて選ばれるといいですね。
「草が生えない土」の詳細な情報を見てみる
経年劣化によって、端のほうがボロボロと割れてくることもあります。
でもこんな時には、端までキチンと固まる土を入れておくことで、ある程度割れるのを防ぐことが出来ますよ。
草が生えない土はゲリラ豪雨のような雨には負ける
透水性がよいとはいえ、さすがに近年よく起こっているゲリラ豪雨のような大雨には、排水対応が間に合わない可能性があります。
水たまりができてしまうことも、考慮しておきましょうね。
庭が雑草だらけで困ったとき 草が生えない土のまとめ
草が生えない土は、細菌ではホームセンターなどでも売られるようになってきました。
こういった土は、用途に応じた土を選ぶことが大切です。
造園業者で施工してくれるところもあるので、自分で作業するのに不安な方は相談されてみることをおすすめします。