インフルエンザで怖いのが「家庭内感染」ですよね。
特に小さい子供がいると、感染対策にも限界があるし・・・
とは言え、家庭内感染で「家族全員全滅」なんてことになったら…考えただけでおそろしいです。
そこで今回は、インフルエンザの二次感染の
- インフルの子供の食べ残しでインフルってうつっちゃう?
- 子供がインフルになった時のおうちでの過ごし方
- インフルの子供に添寝ってやっぱりリスクが高い?
インフルエンザって子供の食べ残しでうつってしまうものなの?
そんな、インフルの家庭内での二次感染を防ぐ為の基本はちゃんとやってても、いろいろと気になっちゃうことってありますよね。
私の中では、その中の1つに
「インフルエンザの子供の食べ残しをもったいないからって、いつものように食べようと思ったけど。。。
もしかして、これでインフルエンザうつっちゃうことってあるの?」
ってことがありました。
子供がインフルになってしまうと、食欲もなくなって、食事を残してしまうことってありますよね。
でも確かに、インフルに感染してしまっている子供の唾液には、ウイルスがうようよいるだろうから。
その子が口をつけたものには、インフルのウイルスがついてるような、ついてないような。。。。
インフルにかかった子供の食べ残しはウイルスだらけ
そんな私の予想通り、インフルに感染してる子供の食べ残しは、インフルエンザウイルスだらけなんです。
食べ残しだけじゃなくって
- 食器
- 箸スプーンやフォーク
なので、その食べ残しを「もったいないから」と食べるのは。
「子供のインフルエンザウイルスも、一緒に食べてしまってる」のと同じことになってしまうんですね。
インフルエンザの子供の食べ残し!もったいないって気持ちが捨てきれないとき
そんな子供の食べ残し。
やっぱりどうしても「もったいない」って思ってしまう人にとっては、簡単には捨てきれないですよね。
もちろんそのままウイルスと一緒に食べても、必ずインフルエンザが発症してしまう訳じゃないけど(その人の免疫力や体調、運?にもよります)。
それでも、インフルエンザに感染してしまうリスクは高くなってしまいます。
そんなことはわかっているけど、どうしてもっていう人には、1つアドバイスを。
実は、食材とかにインフルエンザウイルスが付着してても、調理すれば大丈夫って言われてます。
それはなぜかって言うと、調理するときに加熱(70度以上)することで、ウイルスが死滅してしまうって言われてるからなんですね。
ここで、感のいいあなたならピンときたかもですが!
食べ残しを食べる前に「再加熱」すれば、ウイルスは死滅してしまうってことですよね。
でももう1回、食べ残したものを鍋とかフライパンで加熱するのも手間ですもんね。
しかも、まんべんなくウイルスが死滅するように再加熱してとか。
そんなときにおすすめなのが「電子レンジ」なんです。
ウイルスによっては、電子レンジで加熱しても死滅しないものも確かにあります。
でも、インフルエンザウイルスは、電子レンジの加熱で殺菌(不活性化)効果があるんですね。。
なので、子供が食べ残したものを電子レンジでしっかりと加熱することで、その食べ物に入っちゃってるインフルエンザウイルスは
「死滅=食べることができる」
ってことになりますよね。
ただし、このときに気を付けたいのは、「箸とかスプーンにもインフルエンザウイルスがついている」ということです。
なので、せっかく電子レンジで再加熱して、インフルエンザウイルスを消毒した食材なのに。
子供の使った「インフルエンザウイルスだらけの箸やスプーン」で食べないようにしてくださいね。
子供がインフルになった時のお家での過ごし方
子供がインフルエンザにかかってしまって、おうちで過ごさなきゃいけなくなった時、どんなことに気をつければいんでしょう?
もちろん、子供の症状が悪化しないように、早くよくなるようにしてあげるのも大切です。
インフルエンザの家庭内での二次感染を防ぐポイント
子供がインフルエンザにかかってしまったときに、注意しなきゃいけないのが「おうちの中でのに二次感染」ですよね。
もしろん、何も考えずに普通に過ごしていても、うつらないときにはうつりません。
でも、ちゃんとポイントをおさえて対策をすることが、二次感染のリスクを最小限にすることができますからね。
誰も好き好んで「インフルエンザにかかりたい」って人、いませんもんね。
(もしかしたらパパが仕事に行きたくないからかかってもいいって思ってたりして。笑)
なので、まずは家庭内でインフルエンザの二次感染を予防するためのポイントをしっかりとおさえておきましょう。
インフルの二次感染予防のポイント①マスクで飛沫感染を防ぐ
インフルエンザの二次感染で思い浮かぶのは、やっぱり咳とかくしゃみによる飛沫感染ですよね。
マスクをすることで、その飛沫感染の予防効果が期待できます。
高級なマスクだから大丈夫って訳ではなく、安いマスクでも正しく使えば、しっかりと予防効果を期待することができちゃいますよ。
インフルの二次感染予防のポイント②手洗いをしっかりする
やっぱり手洗いはインフルエンザ予防の基本ですよね。
インフルエンザの感染は意外と手からの場合も多いんです。
手についたウイルスが、手で口や鼻を何気に触ったりすることで、感染しちゃいます。
正しい方法でちゃんと手洗いすることで、かなりの二次感染の予防効果が期待できます。
インフルの二次感染予防のポイント③部屋の湿度管理を徹底する
お部屋の温度と湿度を温度22度くらい、湿度45~60%にすることで。
人は快適に過ごせて、インフルエンザが繁殖や活動しにくい環境にすることができます。
ウイルスが繁殖や活動しなければ、二次感染のリスクもぐっと下げることができます。
誰もが知ってるような基本的なことなんだけど、徹底してやるのとやらないのとでは、二次感染のリスクが全然違ってきちゃうんです。
インフルエンザの子供に添寝って大丈夫なの?
子供も小さなうちは、まだパパやママと一緒に寝てる子が多いですよね。
しかも、インフルになって高熱が出てたりすると、子供もきつくって心細いので、「一緒に寝て」と添寝(そいね)を催促してきちゃいます。
この添寝、「インフルの子供と一緒に寝ても大丈夫?うつったりしちゃわない?」って思う人も多いんじゃないでしょうか?
添寝をするとインフルエンザ感染リスクは当然高くなる
インフルエンザの感染は、主に飛沫感染と接触感染です。
なので添寝をすると、思いっきり接触しちゃいます。
それに子供が咳やくしゃみをすれば、思いっきり「射程範囲内」にいることになっちゃいますよね。
場合によっては、くしゃみの唾が思いっきり顔にかかちゃうなんてことも・・・
ってことは、当然、感染の確率は高くなっちゃいますよね。
インフルエンザに感染した子供の添寝をすることのメリット
確かに添い寝をすることで、インフルエンザ感染の確率は上がってしまいますが、添寝をすることのメリットもあります。
まず子供が小さなうちは、何か異変があっても自分でどうにかできません。
高熱で熱性けいれんとかを起こしても、一緒にいないと気付いてあげるのが遅くなってしまいます。
あとは、薬の副作用での異常行動なんかも、一緒にいればすぐに気がついてあげることができますよね。
そして何よりものメリットは、
「高熱できつい思いをしてる子供の、不安な気持ちを和らげてあげることができる」
ってことです。
インフルエンザ二次感染予防のできる対策は全部やって!あとは子供の気持ちを考えよう
大人でも一人暮らしだと、風邪とかインフルに感染してしまうと、超心細いものですよね。
それが、小さな子供ならなおさら。
布団に入って一人隔離されたような状態でいれば、とっても不安な気持ちになってしまうのは当たり前です。
なので、マスクは子供もママも着用するのは当たり前!
手洗いもしっかりして。
そして枕元には消毒液を置いて、子供が咳やくしゃみをして手にウイルスがついたときには、頻繁に消毒をするようにしましょう。
でも結局、どんなに気をつけても「うつる時にはうつる」んです。
なのでできることは全部やって、後は「子供の気持ちを最優先」で考えてあげてはどうでしょう。
うちの場合は結局、いつも通り一緒に寝てましたが(別々に寝るような部屋がないのは、ここだけの話です。笑)
結局他の家族には誰もうつらないまま、お姉ちゃんも良くなりました*^^*
インフルエンザ二次感染!食べ残しの電子レンジは?のまとめ
子供がインフルエンザを保育所からもらってきたら、しっかりと基本となる予防を家族で徹底して。
後は「なるようになる!」、結局はこれにつきると思います。
二次感染にばっかり気をとられてないで、後は子供の気持ちを考えて、しっかりと看病してあげることが大切だと思いますよ。