大きな夏みかん、
甘酸っぱくて、とっても美味しいですよね。
クエン酸がたくさん含まれているので、免疫力を高めてくれます。
ストレス解消にもつながりますよ。
そんな夏みかんですが、4~6月頃にスーパーでよく見かけるようになりますが、実は晩秋から色づきはじめることはご存知ですか?
この夏みかん。寒い季節の時点だと、まだ酸が強すぎてとても食べることができません。
じっくり寝かせて食べ頃になるのが、スーパーに並び始めるころなのです。
そんな夏みかん、「実」だけ食べていませんか?
実は皮には、「実」以上に栄養満点で、いろんな嬉しいことがたくさんなんです!
今年の夏は、夏みかんの実だけじゃなく、皮まで美味しくいただきましょう!
捨てるのはちょっと待った!夏みかんの皮にはこんなに利用方法があるんです!
夏みかんの皮にはたくさん効能があります。
夏みかんの効能成分①ペクチン
便秘解消、血糖値を下げる効果が期待できます。
またコレステロール値も下げてくれることまで期待できちゃうんです。
夏みかんの効能成分①リモネン
「リモネン」は、リラックス効果が期待でき、血流の流れをよくるする成分です。
この「リモネン」は夏みかんの香りの元です。
夏みかんの効能成分③ヘスペリジン
「ヘスペリジン」は、冷え性対策になります。
みかん風呂に活用するのは、この成分が入っているからですね。
夏みかんの効能成分①ナリンギン
「ナリンギン」は、アレルギー反応の炎症を抑える効果が期待できます。
こんなにいろいろな「体によい効能」があるのであれば、早く食べたいですね!
でも「夏みかんの皮」は、生で食べるのはとっても苦いので、後程詳しくオススメのレシピを紹介しますね。
(1)夏みかんの皮 食べる以外の使い道
「食べる」以外にも、夏みかんの皮の再利用方法があります。
夏みかんの皮は、家の中のお掃除に大活躍します!
夏みかんの皮で消臭剤をつくる
夏みかんの皮を外で乾燥させてください。
水気がなくなればOKです。
そのパリパリになった皮を通気性の良い袋などに入れて、臭いの気になる靴箱やトイレに置いてみてくださいね。
夏みかんの皮で電子レンジの臭いを消す
夏みかんの皮をそのまま、電子レンジに入れて1~2分。
すると、皮が臭いを吸い取ってくれますよ。
夏みかんの皮でシンクの水アカを取る
夏みかんの皮で、そのままこするだけでOKです。
夏みかんにはクエン酸が含まれているので、それが洗剤の役割を果たしてくれるのですね。
ガス台まわりの油汚れにも効くので、試してみてください。
夏みかんの皮でお風呂に入れる
ネットに入れて、お風呂に入れるだけです。
冷え性改善、血行促進効果があります。
夏みかんの皮で肥料になる
乾燥させた夏みかんの皮は肥料にもなります。
家庭菜園をしている方は、ぜひプランターに入れてみてください。
美味しい野菜が育つ助けをしてくれますよ。
夏みかんの皮を使ってお菓子を作ろう!おすすめ3選をご紹介!
では最後に、「夏みかんの皮を使ったお菓子レシピ」を3つ、ご紹介していきたいと思います。
(1)夏みかんの陳皮(ちんぴ)
夏みかんの皮が、なんと漢方としても使われているものに変身!
②ネットに入れてベランダなどで乾燥(2週間)
③完璧に乾燥したらミキサーで粉状にして完成
陳皮はいろいろな料理に使えます。
お茶に入れて飲んでもいいですし、ヨーグルトに混ぜてもOKです。
少し苦いと感じるときは、ハチミツを入れて甘さを出してくださいね。
(2)夏みかんのピール
②水に皮を入れて沸騰させる
③ざるに上げる(2と3の工程を2回繰り返す)
④水に一晩つけておく
⑤皮の80%の分量の砂糖で煮る
⑥水分がなくなったら乾燥させる
⑦完璧に乾燥する前にグラニュー糖を絡めて完成
この後にチョコレートを湯煎して絡めて、チョコレートピールにするものいいですね。
(3)夏みかんのマーマレード
②水でもみ洗い(2,3回繰り返す)
③グラニュー糖と水を入れて煮詰める
④水けがなくなったら完成
グラニュー糖は皮の量の60%。水は皮の量の50%でOKです。
子供向けに作るのであれば、皮だけだとやっぱり少し苦味があり大人向けになってしまいます。
そんなときには、実が残っていれば少し入れると、甘くなって食べすくなりますよ。
夏みかんは皮の栄養まとめ
いままで捨てていた「夏みかんの皮」が、とってももったいなく感じたのではないでしょうか。
食べても楽しめて、掃除道具にも変身するなんて驚きですね。
皮を食べる場合は、無農薬のものを選ぶようにしてください。
無農薬でなければ、タワシなどを使ってよく洗ってください。
今年も、夏みかんが店頭に並ぶのが待ち遠しいですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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