「栗の甘露煮」と聞くと、お正月のおせちを思い出す方が多いですよね。
大人も子供も好きな方は多いのではないでしょうか?
そんな甘露煮ですが、スーパーなどで売られているものはもちろん美味しいです。
でも栗の甘露煮は、自宅でも意外と簡単に作ることができますよ!
栗は栄養たっぷりなので、家族に食べさせたい!という方は、手作りもおすすめです。
秋になったら必ず栗を購入する!という方もいますよね。
また、たくさんいただいたけどどうしよう…という方は、手作りに挑戦してみてください!
今回は、そんな手作りの甘露煮のおすすめレシピや、保存方法をご紹介します。
一度は手作りで作ってみたかった!という方は、是非参考にしてみてくださいね。
生栗を使った甘露煮の作り方やおすすめレシピは?
生栗は、そのままだと簡単には皮がむけないので、扱うのは難しいのでは?と思いがちです。
でも、レシピを見ながら作れば難しくはありません!
私自身も、栗が大好きなのですが、スーパーなどで購入したことはなく。
実家に帰った時に親からもらったりして、調理したことはあります!
そこから、なんとなく生栗の美味しさにハマって、秋になると食べたくなります。
そこで今回は、簡単にできる甘露煮の作り方をご紹介しますね。
生栗の甘露煮の作り方
まず生栗は、そのままだと皮が硬すぎて調理できません!
そのため、下準備として、水に最低でも1時間以上はつけておくことをおすすめします。
そして、皮が調理しやすい柔らかさになったら、皮や渋皮をむいていきます!
我が家では、100円ショップで購入した栗の皮むき器を使っています。
ただ、包丁でもむくことはできますので、やりやすい方で行ってくださいね。
皮がむけたら、鍋に水を200ccほど入れて砂糖を100gほど投入。
砂糖が水に溶けるまで、鍋を火にかけてかき混ぜていってください。
そしたら栗を入れて、15分前後煮ていきます!
火加減としては、弱めの中火ぐらいで良いですね。
もしあくがでてきてしまったら、取り除いてくださいね。
そして塩少々とみりんを大さじ1ほど足したら更に5分ぐらい煮込んでいきます。
これでだいたいは完成です!
このあと、瓶に栗を先に入れておいて、煮詰めた煮汁を注げばOKなので、簡単ですよね。
上記のレシピは、栗が200~250gぐらいのときのレシピなので、栗の量によって細かく調整をしてくださいね。
生栗の甘露煮を使ったおすすめレシピ!
生栗の甘露煮は、ごはんにもスイーツにもぴったりです!
個人的におすすめなのは、栗ごはんです。
甘露煮の甘みに塩気をプラスすれば、とても美味しく作ることができます。
また、さつまいもやきのこを使った甘酢あんかけもおすすめです!
ごはんにもおかずにもアレンジできると、食卓にだせる機会も広がりますよね。
甘露煮はもちろんそのままでも美味しいのですが…
トーストに乗せたり、モンブランなどのケーキに使ったり。
栗きんとんやあんみつにしても美味しいです!
おうち時間が増えているので、子供と自宅で甘露煮を使ったレシピを作るのも良いですね。
時間があるときに是非試してみてください!
自家製の甘露煮はどのぐらい日持ちする?おすすめの保存方法は?
手作りのもので一番気になるのは、やはり保存期間ですよね。
なんとなく市販のものではないと、日持ちさせるのは難しいのでは?と思ってしまいます。
そのため、普段から料理の作り置きなども、早めに食べきるようにしているのですが…甘露煮はどうなのでしょうか?
甘露煮の保存方法は、大きく分けると3つです。
常温・冷蔵・冷凍とあるので、それぞれの日持ちなどもご紹介しますね!
自家製の甘露煮の日持ち期間①常温保存の場合
常温保存の場合は、栗を入れる瓶は必ず消毒しておきましょう!
直射日光があたらない場所で保管をするのであれば、常温でもOKです。
瓶をしっかりと煮沸消毒していれば、常温で保存をしていても2週間ほどは日持ちします。
秋なので、湿気などの心配はありませんが、常温保存をするときは適した場所を選んでくださいね。
自家製の甘露煮の日持ち期間②冷蔵保存の場合
冷蔵保存の場合も、瓶は消毒しておくことが大切です。
しっかりと粗熱をとった状態で蓋をして、冷蔵庫にいれてくださいね。
栗がシロップにしっかりと浸かっていれば、約4ヶ月ほど日持ちします!
ただ、シロップに栗が浸かっていないと傷みやすくなり、冷蔵保存でも10日間ももたないことがあります。
我が家では、甘露煮は冷蔵保存しか行ってみたことがありません。
ただ、そのときも1ヶ月ぐらいで食べきったと思います!
日持ちはするものの、なるべく早めに食べきった方が味は落ちませんよね。
栗を取り出すときは、綺麗なカトラリーを使って取り出すようにするのがおすすめです。
空気に触れると菌が入りやすいので、要注意です!
自家製の甘露煮の日持ち期間③冷凍保存の場合
冷凍保存のときも、粗熱をしかりととった状態にしてくださいね。
瓶ではなく保存用の密閉袋に、栗がしっかりとシロップに浸かるか確認をしながら入れてください!
冷凍保存をしたい場合は、なるべく栗を薄く切っておくと良いですよ!
冷凍だとやはり日持ちはするので、半年ぐらいは食べられます。
ただ、シロップに浸かっていないと傷んでしまうので、気を付けて下さいね。
解凍するときは使う分だけを小分けに解凍して、一度解凍したものは食べきりましょう!
栗の甘露煮の保存でジップロックを使う時のポイント!冷蔵のときの日持ち期間は?
栗の甘露煮を冷蔵保存したいけど、保存に適していそうな瓶が家にないって時もありますよね。
そんな時は、ジップロックを使って保存するのも便利ですよ!
栗の甘露煮の保存でジップロックを使う時のポイント!
ジップロックを使って保存する時は、
- 手で触れる程度まで冷ましてから保存する
- 小分けにして保存する
- 栗を1つずつラップで包んで入れるか、シロップも入れて保存する
- できるだけ空気を抜いてから保存する
栗の甘露煮を1つずつラップで包んで入れる場合
穴あきお玉などで栗の形を崩さないように、優しくシロップから取り出します。
粗熱が取れたら、1つずつラップで包んでジップロックに入れてくださいね。
ジップロックを使って栗の甘露煮を冷蔵保存した時の日持ち期間は?
栗の甘露煮は、冷蔵保存の場合2~3週間くらい日持ちしますよ。
自家製で作っている人の経験談をいろいろ見たのですが、冷蔵保存なら1ヶ月以内に食べきるようにしているという人が多かったです。
また、保存料の役目も持っている砂糖の量によっても日持ちする期間が変わってきます。
なので、長く保存しようと思っているのであれば、シロップの砂糖の量を増やすか、冷凍保存をするのがおすすめです!
小分けにして酸素に触れる機会を減らすのも日持ちさせるポイントですよ。
冷凍保存する時のポイント
冷凍保存の場合も小分けにして、1つずつラップで包むかシロップごとジップロックに入れて保存します。
そして、出来るだけ早く凍らせたいので、
- 平たくしたり
- アルミホイルで包んだり
- アルミやステンレスのバットの上に置いたり
冷凍保存の場合、1ヶ月~6ヶ月くらい日持ちしますよ。
食べる時は冷蔵庫で自然解凍がおすすめです。
生栗の甘露煮のおすすめレシピのまとめ
栗の甘露煮は、難しそうだなと感じますが、意外と簡単に作ることができます!
ただ、皮を簡単にむけるようにするために、1時間以上水に浸けておいたり…と、下準備は必要です。
そのため、今日は時間に余裕があるな!というときに調理をするのがおすすめですね。
甘露煮は一度作っておくと、様々なシーンで活躍しますよ!
大人も子供も大好きな味だと思いますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。