ひまわりは夏を代表する花で、黄色く大きな花を咲かせるのが特徴です。
ひまわりは大きな庭や畑などに咲いているイメージがありますが、実はプランターでも育てる事が出来るのです!
プランターでひまわりを育てるときは品種選びが重要です。

普通のひまわりに比べて小ぶりな花を咲かせますが、その分大きく成長しない為、プランター向けのひまわりと言われています。
ただし種の付きが悪く、翌年に採取した種を蒔いても、芽が出てこないことがあるのがデメリットです。
ミニひまわりに比べて、ひとまわり大きい花を咲かせます。
花は大きくなりますが葉はあまり大きくならないので、プランター栽培に向いている品種です。
また、種まきから開花までが短い為、せっかちな方にもオススメの品種ですね。
ひまわりを育てるときには、深さのあるプランターを選ぶのが正解です!
なぜ深さが必要なのかというと、ひまわりは根をまっすぐに張る習性があるからです。
深さがないプランターに入れると根が曲がり、大きく成長できない原因になるのです。
1.ひまわりをプランターで育てるとき 水やりの頻度は少なくても大丈夫?
では、プランターでひまわりを育てる場合、水やりはどうすればいいのでしょうか?
実は地植えのひまわりに比べ、水やりを多くしなくてはいけません。
なぜかというとプランターは水切れが早く、土が乾燥しやすいです。
朝晩2回、水の量はプランターの底から水が流れ出てくるくらい、たっぷりとあげて下さいね。
特に夏場は土が乾燥しやすく、朝晩以外にも土が乾いていたら水をあげるようにしましょう。
(1)水やりは分かったけれど肥料は? どれくらいあげるべきなの?
水の他に、月2回肥料を与える必要があります。
ただし、肥料がなくても元気に育っていると感じるならば、無理にあげる必要はないですね。
花がうまくつかない場合は、花付きをよくする「リン」を含む肥料を与えましょう。
一方、窒素を多く含んだ肥料は葉に栄養を与える効果がある為、ひまわりの花付きを更に悪くしてしまいます。
更に、肥料の与えすぎは「肥料やけ」を起こす危険性があります。
肥料やけは肥料によって根が傷ついた状態になり、進行すると根腐れを起こしてしまいます。
肥料やけが心配な方は肥料を水で薄め、控えめに与えて様子を見ましょう。
2.ひまわりの育て方 日陰でもちゃんと花を咲かせることはできるの?
プランターが置いてある場所が日陰である場合、ひまわりは育つのか心配になりますよね。
日陰でもひまわりは育ちますが、大きく育つ可能性は低いと言えます。
ひまわりは日光が大好きな花ですので、日陰だと日光から栄養をもらえず、細く弱々しいひまわりになってしまいます。
ですので、天気のいい日はプランターを動かし、少しでも日光を浴びせるようにしてあげましょう。
ちなみに日陰でも育てられる植物としては、
などがあります。
これらはひまわりのような大きな花を咲かせませんが、小さく可憐な花をたくさんつける植物です。
日陰でしか育てられない環境であるならば、ひまわりではなく上記の植物を育てるのもオススメですよ。
3.ひまわりのプランターでの育て方まとめ
プランターでひまわりを育てるには、プランター向けの品種を選ぶのがポイントです。
「ミニひまわり」か「サンリッチ」がオススメですね。
また、プランターは深さがあるものを選ぶようにします。
ひまわりの根はまっすぐ伸びる為、根が曲がらないよう深さのあるプランターに植えてあげて下さいね。
水やりはたっぷりと、朝晩2回行います。
特に夏場は土が乾いていたらこまめに水をあげ、乾燥からひまわりを守りましょう。
肥料は月2回、様子を見つつ与えます。
ひまわりは日陰でも育ちますが、大きく丈夫には育ちません。
出来れば日が出ている時間はプランターを動かし、たっぷりと日光を浴びせてあげましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。