ストレス解消やリフレッシュしたいとき、アロマオイルがとても有効だというのはご存知でしょうか。
アロマオイルとは、100%植物由来の香料のことで、精油やエッセンシャルオイルと呼ばれることもあります。
このアロマの香りをかぐと、芳香成分が鼻から吸い込まれて脳に働きかけ、自律神経に作用することで気分がリラックスするといわれています。
また、アロマオイルを使ったマッサージにより、皮膚から吸収された成分が血管やリンパ管を通じて身体の隅々まで届けらます。
その結果、筋肉の緊張やコリを緩和し、身体をリラックスさせてくれる効果も期待できるんですね。
アロマオイルを香水の代わりとして…ナチュラルな香りを楽しむ方法
アロマオイルは、香水替わりとしても使用することができます。
自分の好きな香りをブレンドすることもできますので、自分だけのオリジナルの香りを楽しめますよ。
また合成の香料による香水と違って、アロマはふわっと優しく香るのが特徴です。
香水の香りがきつくて苦手な方には特におススメですね。
では、アロマオイルを使って作る香水の作り方についてご紹介します。
アロマオイルを使った香水作りで用意するもの
- アロマオイル(精油)
- エタノール 10ml
- 保存用遮光瓶
また、肌に直接つけても大丈夫なものかどうか事前にパッチテストをして確認をしてくださいね。
アロマオイルを使った香水の作り方
アロマオイルを使った香水の作り方は、とっても簡単です。
保存容器にエタノール10mlにアロマオイル20滴を目安に入れて、よく振り混ぜる。
これだけです。
なお、アロマオイルをブレンドして香りを作る場合は、全部のアロマオイルの合計が20滴になるようにブレンドしてください。
香りの強さにも好みがありますので、途中で香りを確かめながら調整すると失敗しにくいのでおすすめです。
またアロマオイルは合成の香料に比べると、香りの持続性があまりありません。
なるべく香りを持続させたい場合は、ベンゾインやベチバーなどの「香りの保留剤」の役割があるアロマオイルを取り入れると良いですよ
アロマオイルの効果的な使い方
アロマオイル使い方は色々とありますが、中でも手軽に誰でもできる効果的な使い方をご紹介しますね。
アロマオイル使い方①ハンカチやティッシュに染み込ませて持ち歩く
ティッシュやハンカチにアロマオイルを1~2滴落とし、持ち歩くことでいつでもアロマの香りを楽しむことができます。
さらに胸ポケットなどに入れておくと、体温で暖められて優しくほのかな香りが漂いますよ。
アロマオイル使い方②コップのお湯に精油を垂らす
熱湯を入れたマグカップに、アロマオイルを3~5滴垂らします。
そうするとお湯の熱でオイルが揮発して、香りがお部屋全体に広がっていき部屋の芳香剤として使用できます。
また、オイルを1~2滴たらし、蒸気を深呼吸しながら吸い込むことでリラックス効果が得られます。
アロマオイル使い方③アロマバス
バスタブにはったお湯に、アロマオイルを3~6滴(半身浴の場合は2~3滴)垂らし、よくかき混ぜ拡散させてから入浴します。
リラックスしたいときやお休み前は、38℃程度のぬるめのお湯にラベンダーやカモミールなどのリラックス効果の期待できるオイルがおすすめです。
リフレッシュしたいときは、少し高めの温度のお湯にローズマリーやグレープフルーツなどの、柑橘系のアロマが良いでしょう。
アロマオイル使い方④アロマタオル湿布
肩こりや腰痛、生理痛などの身体の不調な部分には、ラベンダーやローズマリーなどのアロマオイルを使ったタオル湿布法がおすすめです。
冷水または熱湯を洗面器に入れて、上からアロマオイルを1~3滴落とします。
タオルをたるませるように入れしみこませたら、精油を含む面が内側になるように折りたたんで軽く絞り、身体の気になる部分にやさしく押し当ててください。
アロマは肌には刺激が強いため、オイルをしみ込ませた部分は直接肌に触れないよう注意してくださいね。
アロマオイルを直接肌につけられる種類にはどんなものがある?
植物から得られるアロマオイルには、美容によく肌トラブルを防いでくれる効果があるので、女性にとって嬉しい作用が含まれています。
しかし、100%天然ものな故に、高濃度の成分が凝縮されているので、原液のまま使用することは出来ません。
アロマオイルを肌に塗る場合には、必ず薄めてから使用してくださいね。
アロマオイルを肌につけるメリットと共に、肌馴染みの良いアロマオイルの種類についてご紹介をします!
アロマオイルを肌につけるメリットにはどんなものがある?
それでは、アロマオイルを肌につけるメリットを2つご紹介します。
アロマオイルを肌につけるメリット①肌に負担なく密着させて浸透することが出来る
敏感肌や乾燥肌の方にとっては、刺激性の強い化粧水などを浴びると、急にピリつくように感じる方もいると思います。
私も乾燥肌なので、友人がおすすめしてくれる化粧品で合っても、メーカーによっては肌質に合わず使用を断念することがあります。
しかし、アロマオイルは自然のものなので、肌に穏やかに浸透されるのです。
また、肌の弱い方は、安全な希釈濃度1%を目安に調整してから、試してみてくださいね。
アロマオイルを肌につけるメリット②植物油に含まれる美容成分により美肌効果が期待出来る
アロマオイルの中には、元々良質なものや天然のものだけが含まれています。
そう言ったことを考えると、肌によく、美容成分が豊富であることは間違いないですよね!
すでに自宅にアロマオイルがある方は、コスパの良い化粧品を試すよりもお得かもしれません。
直接肌につけることが出来るアロマオイルの種類で私のおすすめ3選!
今回は、アロマオイルを肌につけたことがない方でも試しやすい種類を厳選し、3つご紹介しますね。
直接肌につけることが出来るアロマオイル①スイートアーモンドオイル
アロママッサージでも定番の香りとして、マッサージ店でも用意されていますよね。
肌なじみのよいオレイン酸が主成分となっているので、伸びが良く、敏感肌や乾燥肌の方でも全身に使えます!
アロマオイルの中では、お手頃な価格なので、試してみたいという方におすすめの種類となっています。
直接肌につけることが出来るアロマオイル②ホホバオイル
正確には油脂ではなく、植物性ワックス(ロウ)に分類されることが特徴のホホバオイル。
酸化しにくく持ちがよいので、頻繁に肌に塗っておかなくても大丈夫という方は、保管もしやすいですよ。
伸びが良いのに、保湿性が高いメリットがあるので、3種類の中だったら、私はこちらを選びます!
直接肌につけることが出来るアロマオイル③マカダミアナッツオイル
マカダミアナッツのお菓子でも、聞き馴染みのある方が多いのではないでしょうか。
元々肌への刺激が少ないので、手作りのコスメに使用している方もいます。
エイジングケアとして、おすすめの成分が入っているので、30代、40代の方へおすすめです!
アロマオイルを香水代わりで使うときの人気の香り5選!
香水の代わりとしての代用品としても活躍をするアロマオイルには、1種類でも楽しむことが出来ます。
ですが、複数の種類を組み合わせることで、相乗効果が生まれますよ!
今やディスカウントショップや通販で手軽に購入することが出来ますよね。
なので、自宅でのリフレッシュタイムにはもちろん、友人へのプレゼントとしても人気です。
それでは、人気のあるアロマオイルの香りを5つご紹介していきますね。
香水代わりのアロマオイル人気の香り①定番のフローラル系
フローラルの香りは、幅広い年代の方からのウケが良く、来客用としてもピッタリです。
フローラル系に分類されるものに
- ラベンダー
- ローズ
- ゼラニウム
- ネロリ
ラベンダーなどは、芳香剤としても定番の香りなので、誰もが1度は嗅いだことのある匂いなのではないでしょうか。
独特な香りではないので、初心者の方や匂いに迷っている方におすすめですよ。
香水代わりのアロマオイル人気の香り②甘くて濃厚な香り(バニラ系)
好きな人が遊びに来たり、男女のグループでの友人が遊びに来るといったシーンにおすすめの香りです。
- フランキンセンス
- ベンゾイン
- ミルラ
- ガルバナム
ただし、商品によっては匂いが強いものもあるので、試供品で確かめてから購入すると良いです。
香水代わりのアロマオイル人気の香り③爽やかなハーブや森林浴の香り
バスタイムの入浴剤としても人気の香りですが、お部屋のくつろぎ空間にもおすすめですよ!
- ティーツリー
- ユーカリ
- サイプレス
- ローズウッド
レモングラスの香りには、虫除けの効果もあると言われているので、夏場にはもってこいの香りです。
また、受験や試験勉強を控えている人にとっても、集中力が上がる香りとされいて、私も勉強に没頭するときは森林浴のアロマを炊いていました!
香水代わりのアロマオイル人気の香り④甘酸っぱい柑橘系
私がこの中で1番におすすめするのが、柑橘系の香りです!
私は、匂いに敏感なところがあるので、万人受けしやすく馴染みのある柑橘系が最も癒されます。
- オレンジスイート
- マンダリン
- ベルガモット
- ユズ
しかし、柑橘系の香りは酸化しやすいので、少量のものを購入し、衛生的に保管するのが良いですよ。
香水代わりのアロマオイル人気の香り⑤エキゾチックな香り
定番とは一味違う、自分だけの空間づくりを楽しみたい方には、エキゾチックな香りがおすすめです。
たくさんの種類がありますが、
- イランイラン
- ベチバー
- サンダルウッド
- パチュリ
こちらの香りは好みが分かれやすいので、友人へのプレゼントには避けた方が良いでしょう。
アロマオイルの使い方は他にも…玄関や部屋でのおすすめの使い方
アロマオイルは身体だけでなく、部屋や玄関の芳香としても使用できます。
ここでは、玄関や部屋にオススメなアロマについてご紹介します。
玄関におすすめなアロマオイル
玄関は、毎日出入りしたりお客様を迎える家の顔とも言える大切な場所です。
そんな大切な空間を心地良くしておきたいですよね。
そんな玄関にオススメのアロマは以下の通りです。
玄関アロマに置くオイル①明るく前向きな印象にしたいとき
- オレンジスイート
- ベルガモット
- グレープフルーツ
玄関アロマに置くオイル②清々しく気持ち良い空間にしたいとき
- ヒノキ
- モミ
- サイプレス
玄関アロマに置くオイル③気になる玄関のにおいを何とかしたいとき
- ユーカリ
- ティーツリー
- ペッパーミント
使い方は、アロマストーンに垂らす方法がおすすめです。
アロマストーンとは、素焼きの石にアロマオイルを数滴垂らすタイプの道具で、300円くらいから手に入れることができます。
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アロマストーンはほのかに香りが広がって、また拡散力が弱めのため、玄関のスモールスペースには最適です。
さらに熱や電源を使わないので、手軽に楽しむことができます。
部屋にオススメなアロマオイル
部屋の臭い対策として、部屋の芳香剤を使用している方もいると思いますが、アロマで代用することもできます。
市販の芳香剤の香りに満足できない方、自分の好きな香りで部屋の空間をさらに心地良くしてみませんか。
そんなお部屋にオススメなアロマですが、部屋は家の中で一番長く過ごす場所ですので、基本的には自分の好きな香りが良いですね。
- 玄関と同じく明るい印象にしたい場合はシトラス系
- 自然な森林の香りが好みの方は森林系
- 消臭効果が欲しい方はミントやユーカリなどの消臭効果の高いもの
またリラックスしたい場合には、ラベンダーやイランイランなどもおすすめです。
使い方ですが、部屋は空間が広いため、アロマストーンよりアロマディフューザーを使用した方が香りがよりしっかり広がります。
アロマディフューザーは近年のアロマブームもあって、雑貨のお店やインテリアショップなど取り扱っているお店は多いので、簡単に手に入れることができますよ。
また見た目にもこだわる方は、瓶にリード(スティック)を指すタイプのリードディフューザーがおすすめです。
ほどよく香り見た目もおしゃれで、一度セットしたら置いておくだけで良いのでとっても手軽です。
夜にリラックスしたいときは、部屋のあかりを消してアロマキャンドルを楽しむのも良いですね。
アロマオイルの簡単で効果的な使い方まとめ
アロマオイルの使用方法についていくつか紹介させていただきましたが、他にも使い方はたくさんあります。
自分の好みの香りを見つけて、ぜひ日常に気軽にアロマオイルを取り入れてみてくださいね。