現代では、ワーキングマザーがとても増えていますね。
東京都では、小学生以下の子どもがいる約6割の家庭が共働きです。
子どもを育てながら仕事をするのは毎日バタバタで忙しいですが、
「仕事が息抜きになったり」
「子どもが癒しになったり」
そうやって、うまくバランスが取れることもあります。
そんな中で、「もう一人子どもが欲しいなぁ」と思ったことはありませんか?
ワーキングマザーの中には、二人目の子どもをどうするかという「二人目の壁」にぶつかる方も少なくないんです。
二人目の壁にぶつかる方は、次のような悩みを抱えている場合が多いです。
復帰して仕事も少しずつ任されてきたタイミングで、また産休・育休を申請するのは、ちょっと言い辛いですよね。
子どもが希望する進路を選べるように、二人分の教育費を確保できるか不安になります。
年齢が高くなると、二人目を望んでもすぐに授かることができないかもしれないという心配も出てきます。
また、二人目を出産しても、育児にかかる体力面での心配もでてくるかもしれません。
そういった周囲のサポートを得ることが難しい場合は、二人目に挑戦することをためらいやすくなってしまいます。
最悪、その職場に居ずらくなってしまう・・・なんてことも考えてしまいます。
- 一人目が保育園に入園できても二人目は入園できなかったり
- 二人目は一人目の保育園と違う保育園になってしまった
このような二人目の壁を切り抜けるには、やはり一つ一つ悩みを解決していくことが大切ではないでしょうか。
そんな悩みを解決するには、パパと話し合ったり、職場に相談したり、自分の周りの人に話を聞いてみるとよいでしょう。
経済的な問題に関しては、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談するのがおすすめです。
FPに相談すると、具体的に教育費がいくらかかるのか、将来的に必要なお金を計算してもらえます。
周囲のサポートについては、ファミリーサポートや自治体の産前・産後ヘルパー、民間のベビーシッターサービスなどを調べてみるとよいでしょう。
悩んでいたり不安に感じているときは、色々相談したり調べてみることをおすすめします。
思っているよりも、何とかなるかもしれませんよ!
二人目妊娠で更に仕事がしんどい?さすがにもう辞めるしかないの?
もし、二人目を妊娠できたとしても、仕事をしながらのマタニティライフは、一人目よりもしんどいかもしれません。
なぜ一人目よりもしんどいかというと、二人目の妊娠時は子どものお世話があるので、体調が悪くてもゆっくり休むことが難しいからです。
また、一人目の妊娠時よりも年をとっているので、体力が落ちている可能性もあります。
もし、二人目妊娠中で仕事が辛い場合は、勤務時間の変更や勤務内容を負担の軽いものにしてもらったりすることができます。
このような相談を職場に相談するには「母性健康管理指導事項連絡カード」を利用するとよいでしょう。
■「母性健康管理指導事項連絡カード」の詳細を見てみる
妊婦健診の時、体調が悪い旨を主治医に相談し、このカードを提出します。
主治医が必要と判断したら、必要な措置をカードに記入してもらい、それを職場の人事担当者に提出します。
退職すると決める前に、主治医と職場に相談してみましょう!
共働きの二人目を考えるベストタイミング!考えておくべき注意点は?
共働きのご家庭がどのタイミングで二人目を考えるか。
二人目を考えるにあたって気を付けたいのが、一人目との年齢差です。
年の近い兄弟だと、低年齢のうちは二人のお世話が大変だったり喧嘩したりしますが、育児期間が短く済みます。
また、保育園に通う期間が重なると、二人目の保育園入園申請時に兄弟加点がつくこともあります。
年の離れた兄弟だと、一人目がある程度自分でできるので、二人目をゆっくりと見ることができます。
なので、喧嘩も起こりにくい反面、一人っ子を二人育てている状態になったり、育児期間が長くなります。
それぞれメリットとデメリットがあるので、パパとママでよく話し合って決めることが大切ですね。
ワーキングマザー「二人目の壁」のまとめ
ワーキングマザーにとって二人目の壁は厚いものかもしれません。
産んでしまえば何とかなると思いますが、二人目を諦めたというご家庭もあります。
パパとママでよく話し合って、納得のいく決断ができるといいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。