小学生の夏休みの宿題と言えば、やっぱり自由研究です。
工作や研究など自由にテーマを選ぶものなので、何を選んで良いのか迷ってしまう子も多いと思います。
自分の好きなものや興味のあることをテーマにすれば、楽しんで自由研究に取り組むことが出来ますよね!
興味をもつ事柄はそれぞれ違うと思いますが、今回取り上げるのは“川”です。
自由研究は夏休みに行うものなので、川や海など水辺で遊ぶ機会が多い時期です。
楽しく遊ぶついでに、“川”をテーマにした自由研究をやってみましょう!
「川の生物」と「川の流れ」、それぞれにスポットをあてた自由研究のアイデアを一緒に見ていきましょう!
自由研究で川の生き物について調べよう!おすすめの生物とまとめ方
まずは“川”に住んでいる生き物についての自由研究です。
川の中をじーっと見たことはありますか?
一見すると何もいないように見える川底には、色々な生き物が住んでいます。
浅瀬で水がきれいな所で、川の石を持ち上げたり、藻の裏側を見てみましょう。
いろいろな生き物を見つけることができるはずですよ!
川の生き物の自由研究①「川の汚れ方で違う生き物の種類」
色々な川の水の汚れ方と生き物の種類を調べる自由研究です。
高学年の場合は、水の透明度を図る装置を作成して、透明度と生物の関係をまとめるのも良いですね!
低学年の場合は、川の汚れ方を1~10でざっくりとわけて、それぞれの川の生物を調べます。
まとめ方は色々ありますが、簡単にまとめるコツは、「写真を上手に使うこと」です。
ペットボトルで川の水を採取して、それを写真にうつし現像します。
その写真といっしょに、それぞれの川にいた生物をイラスト付きで書けば、わかりやすくまとめることができますね!
水が汚れている川の場合は、「生物は見つけられなかった」と書くのも立派な調査結果となります。
川の生き物の自由研究②「川の場所で違う生き物」
川の
- 上流
- 中流
- 下流
模造紙に川の絵を大きく描き、それぞれ「上流」「中流」「下流」で見つけた生物をイラスト付きで書いてみましょう。
写真を一緒に貼り付けるのも良いですね!
川は上流や中流、下流でかなり表情が変わります。
生き物だけでなく、周辺の景色や水の汚れ度合い、水の流れ方など気づいたことも一緒に記入しておくと、ますます立派な自由研究になりますよ!
自由研究で川の流れについて調べよう!ポイントとまとめ方のコツ
続いて、“川の流れ”にスポットをあてた自由研究をご紹介しましょう。
川の流れの自由研究①「川の流れはどうかわっていく?」
身近な川がどのように流れていて、その流れがまわりにどんな影響があるのかを調べる自由研究です。
川の流れをたどっていくことになるので子供の足では中々難しいかもしれません。
なので、パパやママの協力が少し必要になります。
上流から川を下って観察し、川の流れ方によってまわりの地形がどうなっていくのかをスケッチしましょう。
川幅が細く速い流れだった上流から、だんだんと下流に行くにつれて川幅も広くなり、流れも遅くなります。
その様子を、周りの景色と合わせながら調査し、模造紙にまとめましょう。
高学年であれば図書館などで川の流れが地形に影響する理由を調べて、一緒にまとめるのもオススメですよ。
川の流れの自由研究②「川の流れで石がどうかわるか見てみよう」
川の流れによってかわるものとして、石の形があります。
上流や中流、下流でそれぞれ石を採集して、どのように石の形が変わるのかを調べましょう。
川の流れは、上流から下流になるにつれて緩やかになっていきます。
川の石は川の流れによって徐々に削られていくので、下流に行くにつれて丸みをおびたものになります。
その様子を、写真やイラスト、実際に採集したものをみせながらまとめてみましょう。
模造紙に川の絵をかいて、そこにそれぞれの流れと石の様子を書き込みます。
余裕がある時は、石の色を調べて、その成分などを一緒に書き込むと、より素敵な自由研究になりますよ!
川の自由研究番外編③「石の色と種類を調べてみよう」
川の流れではありませんが、河原で見つかる色々な石についてしらべる自由研究です。
河原には様々な色の石があります。
同じ河原なのに、何種類もの石がありますので、色別に採集して種類を調べてみましょう。
石を水につけてみると、色の違いが良くわかります。
それを写真に撮って一覧表にして、それぞれの違いについてまとめてみましょう。
カラフルな石を集めるだけでも、とっても楽しい自由研究になりますよ!
川をテーマにした小学生の自由研究!のまとめ
川をテーマにした小学生の自由研究について見てきました。
河原は子供たちにとってとっても良い勉強の場になります。
生き物だけでなく、植物や石、流れや植物など様々な所に発見があります。
是非楽しみながら、自由研究をやってみてくださいね!