日々の生活でかかせない自転車。
通勤や通学、保育園への小さな子供の送り迎えなどで、毎日使う方も多いですよね。
この自転車のメンテナンスとして一番大切なのが、タイヤの空気です。
タイヤの空気が手入れされていないと、走るときこいでもなかなか進んでくれないだけじゃなく、もタイヤの寿命も悪くなってしまいます。
でもこの自転車のタイヤの空気は、どのくらいの頻度で、どれくらいの頻度で入れればいいのでしょうか?
毎日空気をチェックして、入れればいいのかもしれないですが、それも面倒ですもんね。
せっかくなら、最低限の労力で、最適な空気圧で快適に自転車に乗りたいですよね!
自転車の空気入れの頻度は?毎日いれるべき?
自転車の空気は、みなさんどのくらいの頻度でいれていますか?
「毎日自転車に乗るから、毎日いれている」という方もいるかもしれません。
確かに、毎日自転車に乗る方の場合、毎日空気をいれるのも悪くありませんが、よっぽど日々長距離自転車に乗る人以外は、まず毎日空気をいれる必要はありません。
でも空気を毎日いれる必要はありませんが、毎日自転車に乗る前にタイヤのチェックをすることは大切です。
小石などがついていないかどうか目視でチェックしたり、空気の入り度合いを指で押してチェックしてみましょう。
あらかじめ、最適な空気圧の状態をさわって、タイヤの固さを覚えておくのがベストです(^^)
そして、実際に自転車のタイヤに空気をいれる頻度の目安は、2週間に1回~1か月の1回ほどで問題ありません。
あとは、タイヤに空気をいれるタイミングの目安としては、
- タイヤを指でぐっと押すと、少しへこむ
- 平らな場所で自転車にまたがってみて、タイヤと地面との接地面が10cmくらいになる
日々のチェックで、「最近、ちょっとこぎ出しが重たいかも?」などと、空気がぬけてきたなと感じたら、空気をいれるようにしましょう。
自転車のタイヤの空気が抜けるとき!まず疑うべきは虫ゴム!?
自転車のタイヤに空気をいくらいれても抜けてしまうという場合は、まずは虫ゴムの劣化を疑いましょう。
“虫ゴム”とは、バルブ内にある「プランジャー」というパーツに被せるための、細いチューブの名前です。
そんな虫ゴムには、タイヤの中の空気が逆流しないように防ぐ働きがあります。
この虫ゴムが劣化したりやぶれたりしていると、空気をとめることができなくなるため、空気入れでいくら空気をいれてもどんどん抜けていくというわけです。
この虫ゴムの劣化が原因でおきるパンクは、タイヤ本体に穴などがあいているわけではありませんので、劣化した虫ゴムの交換のみで修理することができます。
自転車屋さんに修理をお願いするのも良いですが、虫ゴムの交換はとっても簡単で安価ですので、自分で交換するのもオススメです。
下記のような症状がある場合は虫ゴムが原因であることが考えられますので、参考にしてみてください。
- 空気は入れられるけど、バルブからすぐに空気がぬけてしまう
- 空気は入れられるのに、翌日にはまたタイヤから空気が抜けている
自転車のタイヤのチューブの平均寿命は?交換の費用はいくらくらい?
自転車のタイヤには、“チューブ”というパーツがあります。
自転車のパンクといえば、このチューブに穴が空いてしまうことを指すのです。
パンクとは、クギやガラスなどの鋭利なものを踏んでしまっておこるものをイメージしますが、実はこのチューブが劣化することにより起こるものが主なパンクの原因といわれています。
突然のパンクを防ぐためには、このチューブを適切なタイミングで交換してあげることがとっても大切です。
ただ、自転車のチューブの寿命は、使用頻度や走行距離によって大きく異なります。
大まかな目安としては、
- 一般的なママチャリなどのシティサイクルの場合で約3年
- スポーツタイプの自転車の場合は、走行距離3000km~5000km
自転車のチューブの修理については、自分で交換するのはちょっと難しいかと思われます(><)
ここは大人しく自転車屋さんにお願いしましょう。
チューブ交換の費用は、お店やメーカーによって違いはありますが、約4000円~5000円程となります。
新しい自転車を購入するよりは、安価ですみますね!
ただ、かなり年季の入った自転車だったり、いろんなところにガタがきているような場合は、新しいものに乗り換えるタイミングとして考えても良いかもしれませんね。
自転車の空気入れの頻度は?のまとめ
自転車の空気入れの頻度について見てきました。
自転車は、日常的な移動手段としてとっても大切な乗り物です。
乗り物ですので、当然メンテナンスが必要ですし、このメンテナンスを怠ると事故につながる危険性もあります。
また、メンテナンスすることによって、自転車の寿命もグッと延びます。
乗る前に少しチェックしてあげるだけでも安全度はアップしますので、是非毎日乗る前にはチェックをしてみてくださいね!