一人暮らしを始める時、心配なことの一つが「家事」ですよね。
一人暮らしの経験がない方の中には、生活するためにはどのような家事をしなければいけないのか想像がつかないという人もいるかもしれません。
また、どの家事を後回しにしても良いのか、「力の抜きどころ」を知りたいという人もいるのでは?
というわけで、今回の記事では、一人で暮らしていくことへの不安を少しでも解消するために「一人暮らしの家事最低限ライン」をテーマとして進めていきたいと思います。
一緒に、一人暮らしの家事のコツをつかんでいきましょう!
一人暮らしで行う家事には何がある?家事の種類まとめ
まずはじめに、家事にはどんな種類があるのかを確認しておきましょう。
大きく分けて、次の3種類に分けることができます。
①食事関係
②掃除関係
③洗濯関係
もっと具体的に見てみましょう。
家事の種類①食事関係
食事関係の家事と聞いて真っ先に思い浮かぶのは「料理(調理)」だと思います。
しかし、料理だけが家事ではない!という思いを込めて、「食事関係」と名付けてみました。
例えば、
- ご飯を食べ終わった後の後片付け(食器運び・洗い物・生ごみの片づけ)
- 食材や食事の買い物
家事の種類②掃除関係
続いては、「掃除」関連のもの。
お掃除は、
- 掃除機やクイックルワイパーなどでの「ほこりや汚れを取るための掃除」
- 物の片づけなどの整理整頓
- トイレや浴槽など水回りの掃除
- ゴミ出し
人によって、どれくらいの頻度で行うかが異なるのもポイントですね。
家事の種類③洗濯関係
「洗濯」は、一連の流れがイメージしやすいかもしれません。
洗濯物をネットに入れて、洗剤を入れてセットするところから、洗濯物を畳み終えて片づけるまで、その工程が一つ一つはっきりとしていますよね。
一つ意識したいのは、洗濯物の種類です。
その日に来た衣類だけでなく、「布団カバー」や「タオル」、「バスマット」など、家の中で使っているものの洗濯が意外と厄介なんです。
また、天気に左右されるのも難しいところですよね。
ここまでが、家事の種類をざっくりまとめたものになります。
少しはイメージがついたでしょうか?
「必要最低限の家事」って?やらなくてもどうにかなる家事は?
それではいよいよ、家事の「必要最低限ライン」について見ていきたいと思います!
ズバリその基準は、「それをしなくても生活に困らないかどうか」です。
先ほどの分類ごとに詳しく説明していきますね。
家事の「必要最低限ライン」①料理関係
料理関係の家事、その一番の目的は、「毎日食事をしっかり摂る」ことだと思います。
食べることは、生活の基本です。
一人暮らしになると、ついつい食事がおろそかになってしまう人がいますが、食べることは本当に大切です。
健康第一で、ちゃんと栄養を摂ってくださいね。
この最低限を達成するために必要な家事は、
- ご飯を用意する
- 毎日ご飯を食べ続けられる環境を保つ
「ご飯を用意する」ことが大事なので、自炊しても、お惣菜などを買って帰っても、外食をしても、どれでも構いません。
最低ラインは、「ご飯を用意して食べる」ことです。
それができるならどんな方法でもOK!
また、食器や調理器具の数には限りがあるので洗わないと使えなくなってしまうし、テイクアウトのゴミが散乱しているようでは落ち着いてご飯を食べることはできません。
「毎日ご飯を食べ続けられる環境を保つ」ために、後片付けをすることも必要ですね。
「後片付け」の中でも最低ラインは、生ごみの処理です。
生ごみはとにかく悪臭がしてきてしまうし、コバエなど虫が湧く原因にもなります。
毎日蓋つきのゴミ箱に捨てて、燃えるゴミの日に毎回捨てるようにしましょう。
家事の「必要最低限ライン」②掃除関係
掃除における最低ラインは、実は人によって異なるところです。
ポイントは、「自分が不快じゃないかどうか。」
きれい好きな人は、床に落ちている髪の毛を見つける度にすぐ捨てるだろうし、気にならない人は全く気にしないでしょう。
大切なのは、自分がストレスなく家での時間を過ごせること。
最低限という話で言うならば、「掃除は自分が気になった時でOK」ということになります。
ただし、そうして掃除を放置してしまうとゴミや汚れがたまり後々大変なことになる場合もあります。
それを防ぐために、自分なりの最低ラインを作っておくのがおすすめ。
例えば、
- ゴミ捨てには必ず行く
- 最低でも月1回は床掃除をする
- 水回りは黒ずみが取れなくなるので、こまめに洗い流しておく
- 人が遊びに来る時は一度絶対に綺麗にする
- 床の5割が物で埋まったら一度片づける
自分が快適に過ごすことのできるラインに合わせた「最低ライン」を作ってみてくださいね。
家事の「必要最低限ライン」③洗濯関係
洗濯の最低ラインは、「洗濯をする物」という点から考えてみたいと思います。
まず、肌着など毎日来ている衣類の洗濯は「最低ライン」に入りますよね。
悩ましいのが、タオル・布団カバーなどの洗濯です。
数日で洗濯したいと思う人もいれば、特に洗濯していなくてもまったく気にならないという人もいるでしょう。
極端な話、布団カバーなどを洗濯していなくても全く気にならないという場合は、洗濯をしなくても良いわけです。
(長めの)使い捨てのような感覚があるかもしれません。
またファブリーズなどを活用することで、自分なりの最低ラインと楽さのどちらとも取る方法もありますよね。
以上をまとめると、「健康的で快適な生活を送れるかどうか」が基準になる、とも言い換えられるかもしれません。
一人暮らしの家事の最低限は?のまとめ
「一人暮らしの家事における最低ライン」のポイントは次の通りです。
- 家事の種類には「料理・掃除・洗濯」の3種類がある
- 家事の最低ラインは人によって異なり、その基準は「自分が快適な生活を送るために困らないかどうか」
ご紹介してきたことを活用して、力を抜くところは抜いて、一人暮らしを充実させてくださいね。