毎日使う包丁を定期的に研がないと、包丁の切れ味が悪くなってしまいます。
肉を切るときに何回も包丁を引かないと切れず、イライラすることってありませんか?
トマトを切るとブシュっと中身が出てしまう時にも、私はついイライラしてしまいます。
包丁の研ぎ方で簡単な方法は?守るべきコツと砥石の代用品を紹介!
包丁の切れ味が悪いと、食材の見た目が悪くなってしまうだけでなく、味の質も一緒に落ちてしまいます。
なので、出来ることなら避けて新鮮さを保ちたいものですよね。
家事で忙しい時でも、簡単に出来る包丁の研ぎ方についてご紹介しますので、是非定期的に手入れをする習慣を作って欲しいと思います。
包丁の簡単な研ぎ方
では、ここからは簡単な包丁の研ぎ方を説明していきます。
包丁を研ぐときに必要なもの
用意するものは、砥石と包丁と水があれば大丈夫です!
たったこれだけのもので、あっという間に包丁の刃先がキレイになるので、用意するものが少なく嬉しいですよね。
包丁を研いでいると、黒っぽい汚れが出てくるので、滑り止めがわりとして下に汚れてもいいタオルを敷くと安心ですよ。
洋服も万が一汚れても大丈夫なものに着替えておきましょう。
それでは、まず砥石にたっぷりと水を含ませます。
私は、地元が金物の生産が有名な土地なので、小学校の時に包丁の研ぎ方の授業がありました。
その時はよく分かっていませんでしたが、講師でいらっしゃってた方が、
「水浸しになるくらい、たっぷりと水を含ませないと、擦った時の滑りがすぐに悪くなってしまう。」
と、おっしゃったことを覚えています。
包丁を研ぐときのポイント
砥石の準備ができたら、早速包丁を研いでいきましょう!
砥石に対して、包丁の刃先を15度の角度で当てて、グッと力を入れながら押していきます。
そして、力を入れずに戻す、これを何回か繰り返していきますよ。
往復をして力を入れることはせず、押すときだけ力を入れることがポイントです。
研いだ方と研いでない方の刃先を触って確認をし、突っ掛かりが取れていれば、上手に研ぐことができている証拠です!
続いて、もう片面もやったら、水道水で洗い流して完了ですよ。
砥石も使い終わったら、水道水で洗い流し、乾燥をさせてから保管をしましょう。
砥石の代用品について
砥石を新しく購入したいとなると、1つ約3,000円かかります。
私のように小学校で授業があって無料でもらえるという方は、ほとんどいないのではないでしょうか?
購入するのが面倒だという方は、砥石を購入しなくても、家庭にある「アルミホイル」を使って、包丁を研ぐこともできます!
アルミホイルを使って包丁を研ぐ方法
用意をするものは、アルミホイルと包丁のみで大丈夫です。
まず、アルミホイルを約30センチに切って、三つ折りをします。
折ったアルミホイルを向こう側から手前に引くイメージで、何回か往復させて擦ります。
この時に砥石を使った時と同じく、往復をして力を入れることはせず、押すときだけ力を入れることを意識してくださいね。
アルミホイルに含まれているアルミニウムが、包丁の細かい傷の中に入り込んで一体化し、刃先を修正してくれるのです。
砥石の準備が面倒だけど、包丁の刃先が気になる時も、お手軽に出来るので、覚えておくと便利ですよ。
包丁を研ぎすぎないようにするには?失敗例と研ぎ方の動画を紹介!
包丁を研ぐ時に失敗しがちなことの多くは、初めて包丁を研いだという方に多いです。
自分で包丁を研いだ結果、余計に包丁の切れ味が悪くなったり、包丁の刃先にダメージを残したりするケースが多いです。
よくある失敗例をご紹介しますので、チェックをしながら包丁研ぎを進めてほしいと思います。
包丁を研ぐ時によく起こる失敗例
1番多い失敗例は、研いでいたら包丁の中央部分だけが凹んでしまっていたということです。
包丁を研ぐ時に砥石に当たりづらい根本や刃先が十分に研げていないことが原因になります。
真ん中ばかりに囚われず、根本や刃先をしっかりと研ぐことを意識しながら取り掛かると良いと思います。
包丁を研いだ後に、中央部分が凹んで包丁とまな板の間に隙間ができていたら危ないですよ。
また、初めて包丁研ぎをする人は
- 包丁を研ぐやめ時が分からない
- 力加減をどのくらい調整したらいいの?
これが結論として、研ぎ方のバランスが悪くなってしまうことに繋がって、研ぎ方を失敗したということになってしまうのです。
自分で研いでみて、包丁がキレイになったか不安な方は、一度プロに相談をしても良いかもしれませんね。
包丁の研ぎの方動画を紹介!
包丁の研ぎ方を実際に動画を見ながら並行してできたら、安心して作業に取り掛かれますよね!
初心者の方は、動画を参考にすると失敗も減るはずです。
私も初めて何かに取り組むときは、動画を見ながら作業をしています。
分からなかったり、もう一度戻って見たい時に確認ができるので、その方が自分のペースで作業ができますよね。
それでは、参考になる包丁研ぎの動画をご紹介していきます。
参考動画①【完全版】初心者に送る!家庭用包丁の研ぎ方-How to sharpen the kitchen knife.
こちらの動画は、153万回も再生をされている初心者に人気のものとなっています。
研ぎ方はもちろん、最後の片付けのポイントまで見ることができますよ。
参考動画②【裏ワザ】最近家の包丁が切れないなぁ…という方必見!誰もが持っている「アレ」を使って簡単に包丁の切れ味を復活させる方法!砥石は使いません!
前述では、ご家庭にあるアルミホイルを使った包丁の研ぎ方をご紹介しましたが、この動画ではアルミホイルではない代用品がご紹介されています。
私も、動画を見て目から鱗だったので、是非見ていただけたら嬉しいです!
包丁を研ぐ頻度のまとめ
毎日使う包丁は、手入れを怠ると切れ味はもちろん食材の味も落としてしまいます。
しかし、包丁をしっかりと手入れしていれば、10年、20年と長く愛用をすることができるのです!
使い慣れた包丁は出来ることなら長く使いたいと考えている方は、是非包丁を研ぐ習慣を作ってほしいと思います。
研いだ包丁を使って、私と一緒に今まで以上に美味しい料理を家族に提供していきましょうね!