メダカを屋内飼育する時の置き場所ですが、基本的にはどこでもいいです。
ただ、メダカにまったく光が当たらないというのは成長に問題が出てくるので、対策をしないといけません。
メダカはだいたい8~10時間の日光を必要とします。
人間と同じと思ってもらえればいいですが、昼間は日を浴びて夜暗くなったら眠る、こういうリズムで生活しているのです。
だからずっと真っ暗な部屋に置いておくと、昼だか夜だかわからなくなって、体のリズムがくるって体調不良になりますよ。
日光を当てないといけないということなので、窓際に置くのが一番いいと思うわけですが。
でも夏の日差しはきついので、直射日光は当てないでくださいね。
昼間はいない、カーテンを閉めてしまうなどで部屋が暗くなってしまうという場合は、ライトを当てるのでも大丈夫です。
水槽用のライトが売られているので、それを設置すれば日光に当てなくてもいいのですが、夜は消さないといけません。
今度は24時間昼間になってしまい、眠れなくてやはり体調がおかしくなる可能性が高いです。
メダカを室内飼育するのは難しい?日光の代わりになるものは?
メダカを室内飼育するのは難しいかどうかですが、そんなには難しくないと思いますよ。
私も室内と室外と両方飼っていましたが、金魚ほどデリケートではなかったです。
といっても、最近のメダカは高級メダカとかいますよね・・・
大量に売られているオレンジの楊貴妃くらいだと丈夫なのですが。
1匹1万円などのメダカはきちんと管理しないとすぐ病気になる可能性が高いです。
ごく一般的なメダカであれば
- 水替えはカルキ抜きした水道水を使うとか
- えさをあげすぎないとか(水が汚れるので)
うちは玄関に置いていましたが、少し日が入る程度の薄明るい場所ですが、特に問題はなかったです。
真っ暗になるような場所の場合はライトを設置した方がいいですが、LEDライトを選べば電気代もそんなにかからないと思います。
ライトは昼間につけて夜は消すというのを毎日しないと大変なので、タイマーを設置と書きましたが、とてもいい商品があります。
その商品は7色のLEDで構成されていて、時間ごとにリアルな昼間を再現してくれます。
- 朝日
- 昼間
- 夕方
- 夜
「時間ごとにリアルな昼間を再現してくれるLEDライト」の詳細を見てみる
メダカを飼う人は、水槽に水草も入れる人多いですよね?
玄関の薄明かりでは光合成がいまいちで、すぐ枯れてしまいました。
だから水草も育てている人は、LEDライトはあった方がいいですよ。
日光不足でもう1つ問題なのは、産卵しないってことです。
メダカが卵を産む条件は水温と日光なので、玄関の光程度では卵を産みませんでした。
窓際のかなり明るい場所ならたぶん大丈夫だと思いますが・・・もしなかなか産まないという場合は、置き場所を改善するかライトを設置しましょう。
メダカを屋外飼育する時の置き場所で冬は?冬眠に必要な環境を紹介
メダカを屋外飼育する時の置き場所は、だいたいどこでも大丈夫ですよ。
メダカって想像しているよりはハードな環境でも生きていけています。
私は何年か外でメダカを飼っていましたが、水の表面に氷が張る程度ではその下で生きていて、春になるとちゃんと動き出していました。
ただ、すごい寒波がきてメダカの水が全部凍ってしまった時があり、この時は凍死してしまいました。
関東だったらたぶん水が全部凍るほどの寒波はめったにこないですが、東北とか北海道の方だと普通にあることですよね。
そういう地域の人は、冬は入れ物を室内に置いた方がいいでしょう。
あるいは水が凍らないように発泡スチロールをかぶせるとか毛布をかぶせるとか、寒さ対策をしてください。
冬はまったく餌を食べなくても生きていますので、餓死の心配はないです。
冬眠中のメダカには日光は必要ないので、わざわざ昼間になったら外に出してとかしなくてもよくて、むしろ日に当てる方がメダカにはストレスとなります。
温度変化が大きすぎるとメダカの体の負担になるので、夜は寒くて昼間温かいというのは、冬眠に限ってはよくないということを覚えておきましょう。
だけど、メダカの平均寿命は2~3年なので、冬越えを失敗したとか関係なく死んでしまうことはありますよ。
寿命が短いからこそ、メダカ好きな人は繁殖にも力を入れます。
屋外飼育だったらすごくたくさん卵を産みますから、親メダカに卵を食べられないように、別な水槽に隔離してくださいね。
メダカを屋内飼育するときの置き場所のまとめ
メダカを屋内飼育する時の置き場所メダカは比較的初心者でも育てやすい魚なので、子供でも楽しめますね。
屋内だと日光不足で病気になるくらいですが、屋外の場合は暑すぎる場合と水が凍るときが命の危機です。
メダカは38度くらいまでは耐えられる魚ですが、入れ物によっては水温が上がりすぎて湯だって死ぬこともあります。
屋外飼いの人が睡蓮鉢(せともの)や発泡スチロールだったりするのは、水温を上げないためでもあったりします。
ガラスの水槽やプラスチックで透明な水槽を外に置いておくと、直射日光で水槽の水がお湯になるので危険なのです。
そういう場合は、暑さ対策ですだれや布などをかけて日光の当たりすぎを防ぎましょう。
水草を浮かせておくと根っこに卵を産む役目もありますが、上からの日差しを遮る役目もあります。