クーピーとクレパスの違いってなに?上手に使い分けるポイントは?

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子どもたちはお絵かきが大好きですね。

大きな画用紙にあるいは小さなメモ帳にでも、思い思いの絵を描くのは楽しいものです。

子どもたちのいる家にはたいてい昔からある「クレヨン」、「色鉛筆」のほかに

「クレパス」
「クーピー」

などがあるでしょう。

さて何種類かあるこのお絵かき道具ですが、それぞれどんな特徴があるのでしょうか?

今回は「クーピー」と「クレパス」に焦点を当てて、その成分や使い方を詳しく解説致しましょう。

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クーピーとクレパスの違いは具体的に何がどう違うの?

色鉛筆とクレヨンは昔からありますね。

色鉛筆は色のついた鉛筆のことで、さまざまの顔料をワックスで練って固めたものです。

手軽に使えて手も汚れないのが長所ですが、消しゴムで消すことができません。

一方クレヨンはワックスに顔料を混ぜて棒状に固めたものです。

子どもたちでも持ちやすいサイズで、お絵かきに適しています。

クレパスとは?

クレパスはサクラクレパスが開発した画材の登録商標です。

一般名称は「オイルパステル」となっています。

クレパスの特徴

クレパスはクレヨンの主原料の顔料とワックスのほかに液体油と体質顔料が加わっています。

従来のクレヨンの長所のほかにも「色を混ぜることができて、伸ばすこともできる」ように改善されているところが特徴です。

オイルが多く含まれているので伸びが良く、広い範囲を塗るのに適しています。

また重ね塗りにも向いていますから、応用範囲は広いと言えます。

子どもだけでなく、美術を志す人なら大人でも使っています。

ただし、多少べとつきがあるので、巻いてある紙の部分をもって使うのがいいですね。

クーピーとは?

これもサクラクレパスが開発した商品名です。

クーピーの名前の由来

フランス語のCOUP(クー:一撃、打つという意味)にYの語尾を付けています。

全体が芯で消せるという新しい商品が、従来の色鉛筆に一撃を与えるという意味で「COUPY」と名付けられました。

素材は合成樹脂とワックス、それに顔料などです。

クーピーの特徴

鉛筆と同じ大きさですが、全体が芯のようでかなり固めです。

一番の特徴は消しゴムで消すことができることです。

従来の色鉛筆は消すことができず、一度失敗するともう直せないのが難点でした。

その点クーピーは色塗りができて消すこともできるのは強みです。

全体が芯と言っても、表面のべとつきや色落ちがないので、手や洋服を汚すことはほとんどないのもいいですね。

鉛筆のように指に挟んで使います。

かなりの強度がありますが、鉛筆と違ってあまり力を入れたり、落としたりすると折れることがあるのがネックですね。

私も子どもたちがクーピーを使っている頃には、力を入れすぎたり落としたりしてクーピーが折れてしまうことがありました。

そんな時は子どもたちに「なおして。」と言われた記憶があります。

やむを得ず、セロファンテープなどで補強しましたが、元通りとはいかず困りましたね。

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幼児や小学生が使うならクーピーとクレパスはどれがいい?

クレパスとクーピーの違いについて見てきました。

では実際に幼児や小学生が使うとき、クーピーとクレパスのどちらを使った方がいいというものはあるのでしょうか?

クレヨンは赤ちゃんから低年齢の幼児向け

初めてお絵かきをする赤ちゃんから幼稚園ぐらいの子どもたちにはしっかり握って力いっぱい描くことができるクレヨンはいいですね。

まずは殴り描きでも色塗りでもなんにでも使えるクレヨンは描く楽しさを覚えるのにピッタリです。

クレヨンは折れにくいので少々乱暴に扱っても大丈夫なのは嬉しいところです。

クレヨンだけで自由に描いた絵は素朴で、力強さがあっていいものですね。

クレパスは年長さんから小学生向け

クレパスは色を混ぜたり、重ねたりすることができるようになる年長さんから小学生に向いています。

お絵かきの好きな子どもたちが、ただ輪郭を描くだけでなく、それぞれに色を重ねたり混ぜたりして。

今まで以上に、思い切りお絵かきを楽しむことができるクレパスはいいですね。

一歩進んで、水彩絵の具と組み合わせて使うこともできます。

クレパスは油分が多くて水をはじくので、背景を絵の具で塗ることで、クレパスで描きたいものを浮き立たせるようにすることもできるわけです。

小学生にはクーピーを指定する学校もある

クーピーは削らないで使えるし、間違えても消しゴムで消すことができるので小学生には最適ですね。

最近は小学校によっては入学時にクーピーを用意するようにと指示しているところが多くなっています。

またお絵かき教室などではクーピーや色鉛筆を勧めているところもあります。

色鉛筆やクーピーはクレヨンやクレパスよりも繊細な線が描けるし、細かい描写ができるからです。

やはり小学生でも高学年になるとクレヨンやクレパスよりも色鉛筆やクーピーを使うことが多いですね。

家庭にもクレパスやクーピーがあると便利

大人だけの家庭でも色鉛筆ぐらいはあると思います。

でも、小さい子どもたちがいるご家庭では、子どもたちがいつ

「お絵描きがしたい!」

と言っても対応できるように、クレパスやクーピーの用意もあるといいですね。

大人ばかりの家に子どもたちが訪ねてくることもありますが、そんな時にはお絵かき道具があると、少しの間静かに遊べるのでいいです。

私の家でも長らく大人だけの生活が続いていました。

ですが、孫たちが訪ねて来るようになってからは、引き出しに色鉛筆やクレパス、画用紙などを入れています。

場所も取らず思い切り遊べるので子どもたちも喜んでいます。

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クーピーとクレパスの違いのまとめ

子どもたちがお絵かきを楽しむにはクレパスやクーピーはいいですね。

クレパスとクーピーはそれぞれ商標名です。

クレパスはクレヨンの主原料の顔料とワックスのほかに液体油と体質顔料が加わっています。

伸びが良く、重ね塗りもできるのが特徴です。

クーピーは合成樹脂とワックス、それに顔料などでできています。消しゴムで消せるので便利です。

子どもたちの年齢や好みに合わせて

「色鉛筆」
「クレヨン」
「クレパス」
「クーピー」

などを使い分けて、自由にお絵かきを楽しめたらいいですね。