メダカの空腹サインには5つの種類がある!空腹でも餌をあげてはダメなタイミングは?

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見ているだけで可愛くて癒される「メダカ」。

品種も数多くあり、お家で買われている人も多いのではないでしょうか?

でも、メダカを飼う上で難しいのが「餌やり」なんです。

メダカの餌やりは上手にしなければ水質が悪化して、メダカは元気を無くしたり病気になってしまうこともあります。

そこで、メダカの餌やりのポイントやメダカの空腹のサイン、水質が悪化しているサインなどを調査しました。

ぜひ、大事なメダカを元気に長生きさせる参考になればと思います。

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メダカの餌の量の目安は?適切な量を守ることで水質も安定する

メダカの餌の量の目安は、

  • 1日2回
  • 2分で食べきれる量
  • 10匹で1つまみ程度の量
が「基本」と覚えておいてください。

「基本」と言うようにメダカの餌やりは時間帯や季節に合わせて変える必要があります。

水温が温かく日が落ちるまでに餌をあげましょう

実は、メダカは水温が低い時と日が落ちて暗くなった時は、活動量が落ちてきて餌を食べなくなっていきます。

そんな時にメダカに餌をあげてもメダカは餌を食べないだけでなく、水槽の水質が悪化してしまいます。

水槽の水質の悪化は、メダカが体調を崩して病気になってしまったり、メスのメダカが産卵しなくなる原因になります。

つまり、メダカへの1日2回の餌やりは、

  • 水温が温かくなった午前中に1回
  • 日が落ちる前の午後に1回
と決めておきましょう。

秋から冬にかけては1日1回でOK

水温が下がる秋から冬にかけてはメダカの活動も少なくなるので餌やりは1日1回でOKです。

また、真冬になるとメダカは「半冬眠状態」

要は島民しているわけではないのだけど、ほぼ動かない「島民しているかのような状態」になります。

なので、メダカに餌を与える必要はありません。

ただし、メダカを室内で飼っている場合やヒーターを使用している場合は、水温が温かく保たれているので餌やりが必要な場合があります。

寒い冬でもメダカの様子を見て

  • 泳ぎ回って元気だったら餌を与える
  • じっとして動かないなら餌を控える
ようにしましょう。

メダカが出す5つの空腹のサイン

実は、メダカは空腹の時以下のようなサインを出します。

  • 水槽の壁をツンツンする
  • 水槽の砂利(じゃり)をツンツンする
  • 人が近づいてくると口をパクパクする
  • 水草を食べる
  • お腹が痩せている
などのサインですが、すぐにメダカの誘惑に負けてはいけません。

実は、メダカが空腹のサインを出していてもその都度餌を与えてはいけないのです。

なぜなら

  • 本当にお腹が空いているわけではない
  • 満腹感が無い
からです。

メダカの空腹サインに意味がない理由①本当にお腹が空いているわけではない

野生で生きてきたメダカは、「餌はあるうちに食べておこう」という本能が備わっている生き物です。

空腹のサインを出していても本当に空腹なのではなく、本能のままにサインを出しているだけなのです。

メダカの空腹サインに意味がない理由②満腹感が無い

実は、メダカには人間のように「満腹中枢神経」や「胃」はありません。

メダカには「満腹中枢神経」というものがないから、「お腹がいっぱい」という感覚がありません。

なので、食べても食べても食べることができる生き物です。

そして、胃はないので食べた餌は腸で消化してどんどん糞として排出します。

もし、メダカの空腹のサインのままに餌を与えすぎると、

  • 食べ残しが水質を悪化させる
  • 消化不良を起こす
  • 病気になってしまう
  • 急速に成長してしまいメスのメダカは卵巣が未成熟のまま無精卵を産む
など可哀そうなことになってしまいます。

メダカが空腹のサインを出していても基本の回数以上の餌は与えず、もし水槽に食べ残しの餌があった場合は早めに網で回収してあげてくださいね。

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メダカの水質悪化サインは動きや餌の食いつきで分かる!

水槽の水質悪化は、メダカにとってよくないとお伝えしてきましたが、水質悪化の目印は水の状態やメダカの様子で判断できます。

メダカの水質悪化サイン①メダカの食欲が落ちる

メダカはエラ呼吸をする生き物なので、水質が悪化すると酸欠になり食欲が落ちてしまいます。

メダカの水質悪化サイン②メダカの元気がなくなる

水質が悪化するとメダカの元気はなくなり、水槽の底でじっとしていたり元気なく口をパクパクするようになります。

メダカの水質悪化サイン③メダカのヒレが閉じたり濁る

メダカのヒレが閉じてじっとしていたり、白くに濁っている場合はメダカの体調が悪くなってきているサインです。

メダカの水質悪化サイン④水が濁る

水槽の水は、不要な物質が増えると白色や茶色に濁ってきます。

  • <白色に濁る>
    「餌の食べ残し」「糞」「メダカの死骸の腐敗」などによるたんぱく質汚れ
  • <茶色に濁る>
    「窒素」「リン酸」の増加による茶色の苔の増殖

メダカの水質悪化サイン⑤水が臭くなる

水槽の水が臭くなるのも水質が悪化しているサインです。

基本的に水は異臭がしません。

でも、メダカの水槽の水中に「アンモニア」や「亜硝酸(あしょうさん)」と呼ばれる有害物質が増加すると嫌な匂いが漂ってきます。

メダカの水質悪化サイン⑥水面に泡が溜まっている

水質が安定していると水中で発生した「酸素」や「二酸化炭素」は、水上へと放たれていきます。

でも、水質が悪化して「餌の食べ残し」「糞」「メダカの死骸の腐敗」などによるたんぱく質汚れが蓄積していると。

「酸素」や「二酸化炭素」は水面に留まって泡となり留まってしまうのです。

メダカは水質が悪化すると元気に生きられなくなる生き物です。

気をつけて飼っていてもメダカの元気がなくなってきていたり、水が臭くなった時は、水換えの頻度を増やすなど飼い方を見直してみてくださいね。

また、水素の水質を検査できる「水質検査キット」なども販売されているので、定期的に水質をチェックすることをおススメします。

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メダカの空腹サインのまとめ

メダカの餌やりは、1日2回が「基本」です。

でも、時間帯や季節に合わせて回数を減らすこともメダカを元気に飼うポイントです。

どんなに口をパクパクさせて可愛くても「空腹のサインだ!」とその都度餌をあげないようにしましょうね。

メダカの動きや水の様子に注意して、適切な餌やりと水質の維持を行いましょう。