メダカを飼育していると、水が緑色になることがよくあります。
この緑色の水のことを「グリーンウォーター」と呼びます。
グリーンウォーターは、主に植物プランクトンの一種である「ミドリムシ」によって引き起こされます。
ミドリムシは、メダカのえさになるため、ある程度の量であれば問題ありません。
しかし、ミドリムシの量が多すぎると、水が汚れてメダカが病気になる原因になることがあります。
また、ミドリムシの量が多すぎると、水が青く見えることがあります。
この青く見えるミドリムシを「青子」と呼びます。
青子は、ミドリムシの一種ですが、毒性があるため、メダカにとって危険です。
そのため、グリーンウォーターの見分け方と、青子との見分け方を知っておくことが大切です。
「グリーンウォーター」と「青子」の見分け方
グリーンウォーターの見分け方は、以下のとおりです。
グリーンウォーターの見分け方～水が薄い緑色になる～
- 水に光を当てると、緑色が透けて見える
- 水に触れると、ぬるぬるする
グリーンウォーターの見分け方～水が青く見える～
- 水に光を当てると、青色が透けて見えない
- 水に触れると、ぬるぬるしない
青子が発生してしまった場合は、「水換え」や、「青子駆除剤」を使うなどの対策が必要です。
メダカはグリーンウォーターで飼育にどう影響する？あえるとないとではどう違うの？
青子は、ミドリムシの一種ですが、毒性があるため、メダカにとって危険です。
そのため、グリーンウォーターの見分け方と、青子との見分け方を知っておくことが大切です。
グリーンウォーターはメダカのえさになる
ミドリムシは、メダカの成長に必要な栄養素を豊富に含んでいます。
また、ミドリムシは、メダカの腸内環境を整える効果もあります。
そのため、適度な量のミドリムシが含まれているグリーンウォーターは、メダカの健康に良い影響を与えます。
グリーンウォーターが濃くなると水が汚れる
ミドリムシの量が多すぎると、水が汚れてメダカが病気になる原因になることがあります。
ミドリムシは、死ぬと腐敗して水を汚します。
また、ミドリムシの増殖によって、水中の酸素が不足することもあります。
酸素不足になると、メダカが呼吸困難を起こして死んでしまうことがあります。
そのため、グリーンウォーターが濃くなりすぎないように、こまめに水換えを行うことが大切です。
青子は毒性がある
ミドリムシの量が多すぎると、水が青く見えることがあります。
この青く見えるミドリムシを「青子」と呼びます。
青子は、ミドリムシの一種ですが、毒性があります。
青子を摂取したメダカは、「下痢」や「白点病」などの病気にかかりやすくなります。
また、最悪の場合、死んでしまうこともあります。
そのため、青子が発生してしまった場合は、「水換え」や、「青子駆除剤」を使うなどの対策が必要です。
グリーンウォーターと青子のない水の違い
グリーンウォーターが適度な量であれば、メダカの健康に良い影響を与えます。
グリーンウォーターにもデメリットがある！？飼育で注意すべきポイントは？
グリーンウォーターは、主に植物プランクトンの一種である「ミドリムシ」によって引き起こされます。
ミドリムシは、メダカのえさになるため、ある程度の量であれば問題ありません。
しかし、グリーンウォーターが濃くなりすぎたり、青子が発生したりすると、メダカの健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
グリーンウォーターのデメリット
グリーンウォーターが濃くなりすぎると、以下のデメリットがあります。
- 水が汚れて、酸素が不足する
- ミドリムシが腐敗して、水が汚れる
- 青子が発生する
- 酸素不足
しかし、ミドリムシの量が多すぎると、光合成で発生する酸素よりも、ミドリムシが呼吸で消費する酸素の方が多いため、水中の酸素が不足することがあります。
酸素不足になると、メダカが呼吸困難を起こして死んでしまうことがあります。
ミドリムシの腐敗
ミドリムシは、死ぬと腐敗して水を汚します。
水が汚れると、メダカの体調を崩す原因になります。
また、水が汚れると、メダカの病気の原因になる細菌やウィルスが繁殖しやすくなります。
飼育で注意すべきポイント
グリーンウォーターのデメリットを防ぐために、以下の点に注意しましょう。
- 水換えをこまめに行う
- 水槽のサイズを適切にする
- 水槽の環境を整える
メダカの飼育で注意すべきポイント①水換えをこまめに行う
グリーンウォーターが濃くなりすぎないように、こまめに水換えを行いましょう。
水換えの目安は、1週間に1回程度です。
水換えの際には、水槽の3分の1程度の水を新しい水に交換しましょう。
メダカの飼育で注意すべきポイント②水槽のサイズを適切にする
水槽が小さすぎると、ミドリムシが繁殖しやすくなります。
そのため、メダカの飼育数に合った適切な大きさの水槽を選びましょう。
メダカの飼育で注意すべきポイント③水槽の環境を整える
水槽の環境を整えることで、ミドリムシの繁殖を抑えることができます。
具体的には、以下の点に注意しましょう。
- 水槽の照明を適切な時間につける
- 水槽の中の水温を適切な範囲に保つ
- 水槽にろ過装置を取り付ける
グリーンウォーターの見分け方のまとめ
グリーンウォーターは、メダカのえさにもなりますが、濃くなりすぎるとデメリットがあります。
グリーンウォーターのデメリットを防ぐために、こまめな水換えや水槽の環境を整えることが大切です
メダカを健康に飼育するためには、グリーンウォーターが濃くなりすぎないように、こまめに水換えを行うことが大切です。
また、青子が発生した場合は、水換えや青子駆除剤を使うなどの対策が必要です。