夏バテ効果抜群な梅シロップを作ってみた!私がやってしまった失敗例

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初夏の訪れとともに、店頭に並ぶようになるのが『青梅』です。

青梅は、梅干や梅酒に使うことは皆さんよくご存知だと思いますが、梅シロップにすると夏ばて予防のおいしい飲み物になりますよ!

すっぱーい梅干の苦手なお子さんでも飲みやすい飲み物で、好みに応じて甘さの加減が可能なのも手づくりの良いところです。

今から作っておけば、お子さんの夏休みの飲み物に間に合いますよ。

「夏バテ予防に最適!梅の効能は?」
「梅シロップの作り方をわかりやすくご紹介」
「梅シロップを短時間で作る裏技を伝授します!」

っていうことについて、お伝えしていきますね。

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夏バテに最適!梅の効能は?

梅はアルカリ性の食物で

  • クエン酸
  • リンゴ酸
  • カルシウム
  • 鉄分
など、多くの有機酸類が含まれていて、疲労回復や整腸作用、そしてママさんにも嬉しい美肌効果があります。

クエン酸やリンゴ酸には、血流を良くする効果があるんです。なので、暑い時期にクーラーなどで体が冷えがちな時に飲むと、冷え性やむくみの予防にもなり女性には嬉しいですね。

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夏バテ予防に!梅シロップの作り方をご紹介

夏バテ効果も期待できて、材料も少なく、簡単に作れる梅シロップの作り方を紹介しますね。

「梅シロップは失敗するから…」と思われている方もおられますが、下処理の方法と作り方のポイントをおさえておけば失敗なく作れますので、ぜひチャレンジしてみてはいかがですか?

梅シロップの材料
  • 青梅 1キロ
  • 氷砂糖 1キロ
  • 酢 50cc
  • 梅シロップをつけるビン
     … 4Lくらいの大きさがおすすめ(ビンがない時にはジッパー袋でも作れます)
  • 焼酎50cc(消毒用)
     … アルコールスプレーでも代用可です
  • 竹串数本(爪楊枝でも可)

梅シロップの下準備

下準備をていねいにしておくことで、シロップの醗酵をおさえたり、カビになるのを防ぐことが出来るので、ここは手を抜かずにがんばりましょう!


梅の下処理方法
梅は青みのあるかたいものがおすすめです。

買って来てすぐに下処理できない場合は、梅を冷蔵庫へ入れておくと2~3日は大丈夫。青梅は室温においておくとすぐに黄色く熟してしまいますよ。

梅を流水できれいに洗い、ザルにあげて水気を切ります。きれいなふきんで梅の水分を拭きながら、竹串で梅のヘタをとります。


(左がヘタなし・右がヘタあり)

この順番を間違えないでくださいね!梅を洗ってからヘタをとりますよ。

先にヘタをとってしまうと、そこから梅の中に水分が入って、梅が傷んでしまう原因になりますから…

つけるビンの消毒方法
ビンの中に焼酎を入れて、ビンの全面に焼酎がいきわたるようにビンを回転させます。

ふたはキッチンペーパーに焼酎を湿らせて拭けば大丈夫。

アルコールスプレーを使う場合は、キッチンペーパーにアルコールを吹き付けてビン全体を拭きましょう。

梅をビンにつけこみましょう

下処理をした青梅をビンの底にしきつめます。

このとき、消毒に使ったアルコールで梅を拭きながらビンに入れると、カビから梅シロップを守ることができますよ。

ビンの底一面に青梅をしきつめたら、氷砂糖を薄く入れます。氷砂糖の上にまた青梅を入れます。

このように青梅と氷砂糖を交合に入れて、最後は氷砂糖が一番上にくるようにします。

氷砂糖から、青梅が顔を出さないようにすることもポイントです。

びんの中に梅を全部入れたら、酢を入れてふたをすれば漬け込みは終了。ビンにラベルを貼っておけば、今後の参考にもなりますね。

氷砂糖が溶け始めてきたら

氷砂糖が溶け始めたら、一日1回ビンをゆすって、出てきた液を梅全体にまぶすようにします。

氷砂糖が全部溶けたら梅が上に浮いてくるので、空気にふれる梅が入れ替わるようにビンごとゆすります。

おおよそ一ヶ月すると梅シロップの完成ですので、それまでビンのお世話を欠かさないでくださいね。

氷砂糖が全部溶けたタイミングで一度味見をしてみて、もしも甘みが足りないようだったら追加で氷砂糖を入れてもOKですよ。

一ヶ月ほどで梅シロップのできあがり

一ヶ月ほどたったら、ビンから梅を取り出します。この梅は、そのまま食べてもおいしいですよ。

出来上がったシロップはホーローの鍋に入れて、煮立たせないくらいの温度で火を入れておくと醗酵を防げます。

そうすることで、冷蔵庫で一年くらい保存することも可能です。

梅シロップの作り方をご紹介してきましたが、特に最初のうちは、失敗してしまうこともあります。

でも、もしも失敗してしまっても大丈夫!
梅シロップの失敗の理由!発酵してしまってもリカバリーすれば大丈夫!
こちらの記事では、梅シロップ作りで失敗してしまったときのリカバリー方法について書いてますので、ぜひ参考にしてみてくださいね^^

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梅シロップを短期間で作りたいときの裏技

生の梅でシロップを作ると、どうしても一ヶ月くらいの期間がかかりますが、青梅を冷凍すると10日間ほどでシロップが作れちゃいますよ。

梅を買って来てすぐに作業できなかったり、たくさん頂いたときにも、冷凍しておくといつでも使う事ができるのでおすすめですよ。

冷凍梅でつくる梅シロップの作り方

梅の下処理を済ませたものを、ジップ袋に入れて冷凍します。24時間以上凍らせたら、あとは生の梅をビンに漬け込むのと同じ方法でできますよ。

梅を凍らせることによって梅の細胞が壊れるので、生の梅よりも早く梅のエキスが出る仕組みなのです。

梅を凍らせて作る方法だと、お家にちょうどいい大きさのビンがない場合でも、小分けしてシロップを作ることもできますね。

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梅シロップのおいしいいただき方

出来上がった梅シロップは

  • お水で割って梅ジュース
  • 炭酸水で割って梅ソーダ
  • プレーンヨーグルトにかけるのもなかなかの美味!
私のおすすめは「カキ氷に梅シロップをかける」という使い方です。甘酸っぱくて、夏の暑い時期にはたまりませんよ。

梅シロップの作り方アレンジ

材料を変えると、風味のちがう梅シロップが楽しめますよ。氷砂糖をグラニュー糖に変えたり、上白糖や黒砂糖にすると風味が変わります。

酢も、穀物酢や米酢、リンゴ酢に替えてみるのもおすすめです。酢の量も増やしても大丈夫ですよ。

私はもともと酢を100ccで作っていたのですが、子どもが「すっぱい!」といい飲んでくれなかったので、半分の50ccに変更しました。このように臨機応変に加減して大丈夫なのですよ。

いろいろ変化を楽しんで、あなたのご家庭ならではの梅シロップの味が出来るのも、手づくりの醍醐味ですよ。

夏バテ効果抜群の梅シロップの作り方!のまとめ

「失敗なく簡単に作れる梅シロップの作り方や、いただき方」を紹介してきました。

一見、手作りなんて手間かなぁ~と思われるかもしれませんが、つけるビンさえ準備してしまえば、梅の下処理から付け込みまで30分ほどでできますよ。

あとは一日1回様子を見てあげればOK!なんて楽なのでしょう!

失敗しないポイントは清潔に扱うことです。私は梅の香りを長く楽しみたいので生の梅を漬け込みますが、冷凍した梅で早くいただく方法もありです。

初夏の手仕事、あなたも始めてみませんか?