便秘持ちの方は、検便の時に苦労している事と思います。
特に便がなかなか出なくて、頑張って出しても便潜血で陽性判定となってしまうと、本当に嫌になってしまいますよね。
そこで今回は、便秘持ちの方が検便時に便潜血で陽性にならない方法や、便秘時にスルッと出す方法について、詳しく見ていきたいと思います。
あなたが、検便の検査を少しでも安心して受けることができるように、ぜひ参考にしてみてくださいね!
便秘で痔なら検便で再検査になる!?便が硬い人は要注意!
便秘持ちで便が硬い方は、痔になりやすいです。
なぜかというと硬い便を無理矢理出したり、一気に便を出したりする事で、肛門に負担がかかりやすいからです。
痔になってしまうと、排便時に出血して便に付着し、それが便潜血検査で陽性反応が出てしまう原因になります。
まずは、自分が痔であるかどうかを判断してみるところから始めましょう!
もしかして痔かも!?こんな症状があったら要注意
- 残便感がある
- 肛門付近が痛む
- 痛くないが肛門より出血する
もし上記のような症状があれば、病院にかかって診断してもらうといいかもしれません。
もし痔になってしまっていたら薬を使って治しつつ、生活習慣の改善が必要になってきます。
早寝早起きを心がけ、食物繊維や乳酸菌を多く摂取し、便秘解消にも努めるようにしたいですね。
便が硬いと痔になるかも! 便を柔らかくするおすすめの方法3選
また、便の硬さを解消する必要もあります。
硬い便を柔らかくする為には、以下の方法が有効ですので、是非試してみてくださいね!
便を柔らかくする方法①水分をこまめに補給する
- 水
- 白湯(さゆ)
- 牛乳
- 豆乳
便が硬くなるのは、便に水分が足りないからです。なので、便に水分を与える為に水分補給は大事です。
便を柔らかくする方法②水溶性食物繊維を摂る
水溶性食物繊維は腸内の善玉菌を増やし、お腹の中で柔らかい便を作る働きがあります。
- リンゴ
- ミカン
- 人参
- キャベツ
- トマト
更に寒天や海藻類には、「アルギン酸」という食物繊維が含まれていますので、便が硬いなぁと感じている人は積極的に食べたい食品の1つですね。
便を柔らかくする方法③炭酸水を飲む
なんと、炭酸水の中に溶けている二酸化炭素には、硬い便を柔らかくする作用があるんです。
更に朝一番に飲むことで、腸に刺激を与える効果も期待できるので、一石二鳥ですよね。
明日が検便提出なのに出ない!スルっと出す方法ってないの?
検便前日に出る気配がないと、とても焦ってしまいますよね。
そこで、検便前日に試したいスルッと出す方法を、いくつかご紹介させていただきます!
検便前日に試したい方法①ウォーキングなどの軽い運動をする
ウォーキングをすると、腸腰筋や腹筋などの便を出すのに必要な筋肉を刺激する事が出来ます。
体を動かして気分もスッキリしますし、まず試してみたい方法です。
検便前日に試したい方法②コーヒーを飲む
コーヒーにたっぷり含まれているカフェインには、大腸の収縮を助け、便の排出を促す効果があります。
コーヒーはブラックではなく、牛乳を加えてカフェラテにすると、更に効果的ですよ。
検便前日に試したい方法③オリーブオイルを摂取する
オリーブオイルは、オメガ9系脂肪酸のオレイン酸が豊富です。
このオレイン酸は、小腸で吸収されず大腸まで届くため、腸壁を刺激して腸の動きを活発化させてくれます。
1日あたり15ml~30mlを目安に摂取します。
そのまま飲んでもいいですし、サラダなどにかけて食べても効果がありますよ。
検便前日に試したい方法④プルーンを食べる
プルーンはソルビトールという緩下作用のある糖質が含まれており、お通じを良くするのにぴったりな食べ物です。
更に水溶性食物繊維も豊富で、便を柔らかくし排出しやすくしてくれます。
食べ過ぎると逆に便が緩くなってしまうので、様子を見ながら食べる量を調節するようにしましょう。
検便で便潜血検査が陽性にならないためのまとめ
便が硬くて便秘の方は痔になりやすく、痔になると便潜血検査で陽性になりやすいです。
ですので、普段から水分をこまめに補給したり、水溶性食物繊維を摂取して、便を柔らかくするのが大事です。
更に検便前日に便が出ない場合は、以下の方法を試すと便が出やすくなるので、ぜひ試してみてくださいね!
- ウォーキングなどの軽い運動
- コーヒーを飲む
- オリーブオイルを摂取
- プルーンを食べる