スーパーで美味しそうな食材をみるとたくさん買いたくなりますよね。
根菜であれば冷蔵庫でも長く保管できるのですが、魚や貝といった足の速い食べ物は時間との戦いになってしまいます。
私も特売のときには、ついつい買いすぎて使い切れないことが。 笑
そんなときの強い味方、冷凍保存!
でも、冷凍保存っていつまで保存できるものなのでしょうか?
悪くなりやすい魚介類ともなると、やっぱり不安に思いますよね。
今回は、しじみの冷凍期間やその方法。あとは、冷凍による嬉しい効果について、詳しく見ていきましょう!
しじみの保存方法でおすすめはやっぱり冷凍!失敗しないやり方教えます
買いすぎで消費しきれないときには、まず冷凍を考えますよね?
しかし冷凍保存すると、
- 身が乾いてぱさぱさする
実はこれらの不安は、冷凍前のワンステップと解凍時のコツだけで解消できちゃうんです!
しじみを冷凍保存の失敗の原因は?
しじみを冷凍保存したとき、失敗してしまうことがあります。
そんな失敗の大きな原因2つは次の通りです。
冷凍前に貝の身を外して保存することもできますが、水分を維持するためにもなるべく殻付きで冷凍保存しておきましょう。
つまり、冷凍前に体外へ排出させることができれば臭みのもとは絶てるのです!
しじみを上手に冷凍保存する方法は?
では次に、しじみを上手に冷凍保存するための2つのポイントを見ていきましょう!
そして500mlの水に小さじ一杯の塩を加えましょう。
そこにしじみを加え、4時間ほど放置し砂を吐き出させておくことで、不純物を排出させることができます。
また、においのもとは身だけでなく殻にも付着しているので、殻をよく洗ってぬめりや汚れも同時に落としておきましょう。
解凍するときは煮沸したお湯入れたり、一気に熱したりして時間をかけないようにしましょう。
解凍に時間がかかってしまうと、しじみの口がうまく開かず余計な手間がかかりますし、美味しさも半減してしまいます。
こういった、冷凍前のひと手間と解凍時の注意ポイントを守ることで、ずっとおいしく食べることができるんです!
しじみを冷凍するといいことがある?!その嬉しい効果とは?
「冷凍前と解凍時のコツで食感の悪さや臭みの心配が解消できたけれど、冷凍保存だと味が落ちてしまうのでは?」と思う方もいるかもしれません。
侮ることなかれ!
冷凍保存は保存期間のほかにも、味の良さと栄養価の高さで大きな利点を備えています!
しじみを冷凍保存したときのメリット①保存期間が延びる
しじみも生のままなら1日で消費しなければならないものですが、冷凍してしまえば1ヶ月~2ヶ月は保てます。
冷凍しておいたしじみの、味を確実に保証できる賞味期限は、約1ヶ月と覚えましょう!
特に大量に購入したときや潮干狩りなどで採ってきた場合、一気に使うのは難しいですよね。
私はジップロックに小分けにして保存して、使う必要のある期限を書いて冷凍しておきます。
しじみを冷凍保存したときのメリット②旨味が増す
冷凍保存そのもので「旨味成分の量」が増加するわけではありません。
しかし、冷凍によってしじみの組織が壊れることで、中に閉じ込められていた旨味成分が、解凍と共にあふれ出してくるんです!
この旨味のもとは
- グルタミン酸
- アミノ酸
しじみを冷凍保存したときのメリット③栄養価が高まる
しじみにたくさん含まれる「オルニチン」という成分。
オルニチンは、肝臓の機能を回復する効果が高いのが特徴です。
最近では自動販売機などでも「しじみ汁」が販売されていますよね。
飲み会の前に飲んでおくと酔いにくくなり、飲みすぎにも効くとのこと。
このオルニチンが、冷凍保存によってなんと8倍に増加するんです!
長期保存可能なしじみの冷凍を使って、旨味アップと栄養価の増加も期待できちゃいます。
しじみの冷凍期限・方法と効果のまとめ
しじみの冷凍保存について見てきました。
腐りやすい魚介類なのにこんなにたくさん買ってしまった…!と思ってももう大丈夫。
- 冷凍しじみの賞味期限は1~2ヶ月
- 味よし栄養価よしの冷凍しじみ
- 冷凍前の下準備と一気に解凍することが重要
安心してしじみを冷凍してくださいね。