フロントガラスやリアガラスが汚れていると、ウォッシャー液を出して綺麗にしますよね。
しかし、ウォッシャー液を出す動作をしてもモーター音のみが鳴り響き、肝心のウォッシャー液が出てこなかったという経験をした方は多いはずです。
ウォッシャー液を補充するとなると、実際に自分でやったことがない人にとっては、なんだか難しいそうに思えますよね。
ですが、安心してください。誰でも簡単に補充する事が出来ます!
順を追ってウォッシャー液の補充方法を解説していきますので、初めてウォッシャー液を補充するという方も安心してくださいね。
車のウォッシャー液の入れ方は?どのくらい入れればいいの?
ではさっそく、ウォッシャー液の入れ方について、その手順をお伝えしていきますね!
①ボンネットを開ける
まず初めに、運転席の下にあるボンネットオープンレバーを手前に引きます。
「ボコッ」と音がしたら、ボンネットが開いている証拠です。
ボンネットの隙間を見て、ボンネットと車体を繋ぐレバーを見つけてください。
上に押し上げるか左右に動かすとレバーが外れますので、レバーを外してボンネットを大きく開けましょう。
②ボンネットステイでボンネットを固定する
大きく開けた後は、エンジンルームの中にあるボンネットステイを探します。
ボンネットステイはボンネットとエンジンルームの間を空けておく突っ張り棒で、ボンネットの裏の差し込み穴に差し込んで使います。
③ウォッシャー液の補充口を探して液を補充する
ボンネットを固定したら、ウォッシャー液の補充口を探します。
目印はガラスに水が噴射しているようなマークです。分かりやすいのですぐに見つけられると思います。
キャップを開け、ウォッシャー液を注いでキャップを閉めれば補充は完了です。
補充するときにウォッシャー液が溢れやすいので、じょうごを使って補充するといいですね。
補充が終わったら、ボンネットステイを外してボンネットを閉めます。
ボンネットを閉めるときにはある程度の高さから、少し勢いをつけて閉じるようにしましょう。
ウォッシャー液を入れる量は?
ウォッシャー液を入れるときは、補充口にある目盛りを参考に入れるといいでしょう。
「FULL」あるいは「MAX」の目盛りまで入れてOKです。
もし目盛りがない場合は、補充口から中を覗いて様子を見ながら入れましょう。
タンクの8分目~9分目程度まで補充すれば問題ありません。
車のウォッシャー液の代わりに水道水だと意味がない?
フロントガラスやリアガラスを綺麗にするには、通常であればウォッシャー液を使いますよね。
でも、簡単な汚れを取るだけならは、水道水でも問題ないと思いませんか?
実はフロントガラスやリアガラスの汚れは多岐にわたり、水道水だけでは落ちない場合が多いんですよね。
例えば油汚れです。
油と水は決して混じり合うことはなく、水をかけてワイパーで擦るだけでは落ちませんよね。
また、雪国では水道水を使うと凍結の危険性があります。
仮に水道水をウォッシャー液がわりに入れておいたとすると、夜間のうちに凍りついてトラブルになりかねません。
そして水道水には、時間が経つと腐ってしまったりカビが生えてしまったりと、衛生的な問題もあります。
その点ウォッシャー液ですと、時間が経っても安心して使えます。
ただ、ウォッシャー液を水道水で薄めて使う場合もあります。
ウォッシャー液によっては原液が濃く、水で薄めて使うのを推奨しているのです。
もし薄めて使うウォッシャー液を買ったならば、パッケージの表示をよく読んで正しい割合で希釈しましょうね。
車のウォッシャー液が切れたとき!まとめ
ウォッシャー液の補充方法は簡単です。
② エンジンルームのなかからウォッシャー液の補充口を探し、ウォッシャー液を中に流し込む
③ ボンネットステイを外し、少し高めの位置から勢いをつけてボンネットを閉める
やり方さえ覚えてしまえば5分もかからず出来ますので、一度チャレンジしてみてくださいね。
また、水道水で代用せずにウォッシャー液を入れるようにしましょう。
ウォッシャー液は不凍液で凍る心配もありませんし、油汚れ等の汚れをしっかり取ってくれるからです。