夏休みのラジオ体操はなぜなくなった?大人がめんどうになった?

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夏休みの早朝といえばラジオ体操。

私も毎日朝の6時半から行っていました。

ハンコを全部押してもらえたカードが、幼いながらにも誇らしかったものです。

最後に景品をもらえたのも、すごく嬉しかった記憶があります。

そんなラジオ体操がいま消滅の危機?!

いまのご時世のラジオ体操についてお話します。

夏休みのラジオ体操 行かない子供が増えているって本当?

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ここ最近、「ラジオ体操の文化」が衰退してきています。

なんと、「夏休みの前半と後半あわせて6日だけしか、ラジオ体操がない」というところもあります。

ラジオ体操に行かない子どもが増えたという以前の問題です。

ラジオ体操自体がなくなってきているのです。

ラジオ体操は子供の早起きに欠かせないもの…だった

夏休みのラジオ体操は、子どもの早起きのために欠かせないものです。

学校がないと子どもはつい寝坊してしまいますもんね。

そうすると朝ご飯の準備も、時間がずれてしまいます。

お母さんも困ったものです。

でもラジオ体操のおかげで、「ラジオ体操に行っておいで!」と理由をつけて早起きさせることができます。

お母さんにとって、ラジオ体操は嬉しい取り組みでもあったんですよね。

(2)ラジオ体操が衰退してきている原因は?

でもそんなラジオ体操が、毎日なくなってきているのが現実です。

ラジオ体操は、そもそも地区の子ども会の役員中心にまわしています。

昔は、学校が主体でしているところも多かったのです。

でも現実、保護者でまわすとなると都合の悪い人もいます。

共働き家庭が多い地区では、朝からラジオ体操の準備が難しいですもんね。

朝の一番忙しい時間帯に、ラジオを用意して出かけなければなりません。

現在の家庭の状況の変化に伴い、ラジオ体操は衰退の道を歩んでいます。

また、それ以外の理由もあります。

少子化によって、子どもの数が減少していることも関係しています。

昔は、朝のラジオ時体操の時間になると、わいわいと近所の子どもたちで集まって体操しましたね。

でもそんな人数が、今やいないのです。

「子ども会に、そもそも入っていない」という家庭もあります。

私たちにとっては、ラジオ体操がある毎日が当たりまえでした。

それが、自分たちが親になった時に、いまの状況になることを予想だにしていませんでしたね。


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ラジオ体操に親子で行ってる人なんているの?

でも、すべての地区でラジオ体操がなくなったわけではありません。

もちろん、昔のように毎日ラジオ体操をしているところもあります。

子どもだけでなく、親も一緒に参加している人もいます。

それは、子どもたちだけで行かせるのが心配だからです。

昔は、近所の子どもたちはみんな顔見知りでした。

保護者同士もよく話す仲で、安心できるネットワークがありました。

でもいまは違います。

他人が安全かどうかの判断が、とっても難しい世の中です。

とっても残念なことに、知っている人であれ信用できるかわかりません。

そのため、親もついていくケースが増えています。

ラジオ体操は、地区にある公園や神社などで行われますね。

人気の少ない早朝にそこまでに行く道中も、親にとっては心配です。

いまや赤信号で止まっていても、車がぶつかってくる可能性がありますからね。

身のまわりには、常に危険がひそんでいます。

こんな世の中になってしまったからこそ、ラジオ体操の必要性を感じます。

普段あまり関わりのない近所の同級生や保護者と、顔見知りになるチャンスです。

でも、ラジオ体操自体が減っているのでそのチャンスも消えつつあるんですよね。。

ラジオ体操のない地域はどうしている?

ラジオ体操のない地域でも、工夫して取り組んでいるご家庭もあります。

なんと「家のテレビでラジオ体操」をするのです。

家でラジオ体操をして、カードにハンコを押します。

ハンコを押すのは保護者の役割です。

家では、他人とコミュニケーションを取ることはできません。

でも、早起きを心がけることはお家でも可能ですね。

家の中となると強制力がないので、親子でしっかりと約束事を決めて協力することが大切です。

親主導で、ラジオ対応を家の中で盛り上げなければなりませんね。

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夏休みのラジオ体操ってなぜなくなった?のまとめ

ラジオ体操があって当たりまえだった人にとっては、「ラジオ体操が亡くなってきている」という事実は驚きですよね。

眠い目をこすりながら、朝から体操をするのは正直嫌な日もありました。

でも夏休みなのに、仲の良い友達に会えたり、ハンコを教えてもらうのは嬉しかったものです。

でも、そんなラジオ体操が衰退しているのが現実です。

そんな中で、夏休みの早起きは家の中での工夫が必要ですね。