パートから正社員になったら休みすぎでも給料は変わらない!?

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長年、パートとかアルバイトで働いてるいると「正社員」になることがあります。求人募集とかに書いてある「社員登用制」ってやつですね。

パートとかアルバイトだと、働いた日数分しかお給料は貰えないですよね~。

なので、子供が風邪をひいたりしてしまうと

「お仕事を休まなくちゃいけない = その月のお給料が少なくなる」

となってしまって、生活に関わる大問題になってしまいます。

そんな私にも、先日お勤め先の社長さんから「正社員にならないか?」という話がありました!

以前、ママ友から

「正社員になったら、月給制になって有給休暇もあるから、子供のことでお仕事をお休みしても、決まったお給料が毎月貰えるから助かる」

って話を聞いていたので、即答で社員にしてもらえるよう返事をしました。

後日、社長さんから「お給料は日給月給になって、有給休暇は1年目ということで5日間取れるからね」と説明がありました。

私は「日給月給?月給制とは違うの?そもそも良く考えたら、決まったお給料がもらえるのに、有給休暇ってどんな意味があるんだ?」と頭の中でグルグルと考えてました。

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パートから正社員になるときのお金の事情!正社員の月給制ってどんなもの?

私のようにパートから正社員になった場合のメリットは、やっぱり福利厚生の充実とお給料の安定ですよね。

少なくとも私がパートのときは、正社員になって月給制になったら、そういうイメージでいました。

では、そのお給料の「月給制」って、実際はどんなものなんでしょう?

正社員の給料で月給制とはどんなもの?

パートの時には、時給○○○円で働いた時間分の金額を月に1回、お給料という形でもらっていましたが、これが「月給制」になるとどうなるんでしょうか?

実は月給制と言っても、2種類あるんですね。

月給制の種類①完全月給制

これは、たとえば月にお給料が20万円って決まっていたら、遅刻とか早退、欠勤してももらえるお給料の金額は変わりません。

月に何回、子供が熱が出て休んでも、子供の学校の行事ごとで早退しても、子供の体調が悪いからと病院に連れていって遅刻しても、もらえる金額が変わらない夢のようなお給料制度です。

但し、この場合は、ほとんどが残業したり休日出勤しても、お給料は変わらないことが多いです。俗にいう「年俸制」もこれにあたります。

ただ、この完全月給制は、大企業の管理職だったり、会社の社長や役員だったりと、働く時間にあまりしばられないような方々くらいで、普通に働いている分にはまずないです。

当然といえば当然ですけどね。みんながみんな、こんな風にお給料がもらえたら、小さな会社なんかあっという間に潰れちゃいそうですもんね。

月給制の種類②一般的な月給制

基本的には月給として毎月もらえる金額は決まっています。

但し、完全月給制と違って、遅刻、早退、欠勤があれば、1か月のお給料を、会社であらかじめ決められている1か月の勤務日数で割った金額がお給料から差し引かれてしまいます。

1か月の実際に働く日数は月によってバラバラですが、お給料を算定する上で、規定日数を会社の規定として決まられています。

欠勤したときのお給料の例
  • 1か月のお給料が20万円
  • 1か月の会社で定められた勤務日数が20日
としたときに、1日欠勤があったときのお給料は

「1か月のお給料(20万円) - ((1か月のお給料(20万円) ÷ 1か月の勤務日数(20日)) × 欠勤日数) = 19万円」

っていう風になります。

このように、お給料を1か月の規定日数で割って、1日のお給料を算出して。

そして1日休んでしまうと、その金額がお給料から差し引かれてもらえる金額が減ってしまいます。

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月給制と日給月給ってどう違う?

日給月給っていうのを聞いたことってありますか?同じ月給でも、月給制と日給月給制では全然意味合いが違うんです。

月給制と日給月給の意味

月給制の場合は、前でもお話したように、1か月の出勤日数に関係なく、お給料の金額があらかじめ決められています。

それとは違って日給月給制は、言うなれば「長期の日雇い労働者」の給料体系です。

日給月給の意味

日給月給っていうのは、基本は日雇い労働なので「1日いくら」での給料になります。

これが長期での仕事になることで、給料日に1か月分の金額をまとめて受け取るだけのことです。

これって結局は働いた日数分だけなので、アルバイトとかパートとなんら変わらないですよね。

さらには「日雇い」っていう労働形態なので、その日1日だけの雇用契約を結ぶっていう形になります。

なので当然、正社員のような安定とか手厚い福利厚生なんかとは無縁です。

まぁ今のご時世では「正社員だから安定」なんてとても言い切れませんけどね。

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パートから正社員になったときの疑問!正社員での有給休暇っていつ使うの?

「それなら、結局正社員になっても、子供が熱を出してお仕事をお休みしたら、給料が減ってしまうじゃないの?」って、話が違うよって思ってしまいますよね。

ここで頼りになるのが「有給休暇さま」なんです。

育児家庭にとっても助かる有給休暇

「有給休暇」っていうのは、その名の通り「有給(給料がある(もらえる))休暇(お休み)」。

要は、これを使うことで「欠勤扱い」にはならずに、お仕事をお休みしても給料から休んだ分の金額を差し引かれることなく、堂々と休めちゃうんですね。

どこの会社でも、1年間に使うことができる有給の日数がその人ごとに決められていて、使えば1日減ってしまいます。

私の場合は、正社員初年ということで、5日割りあててもらいました。2年目からはもう少し日数を増やしてくれるそうです。

使いきれなかった有給休暇ってどうなるの?

会社によっては、1年で使いきれなかった有給休暇を1年分だけ翌年に繰り込日ができたり、半日だけ休む「半休」っていうのもあったりします。

半休の場合は、有給休暇も0.5日しか減らないので、2回休んでも1日しか使ったことにならないので、とっても便利です。

子供の参観日で午後からだけ休みたいときなんかに重宝しますもんね。

ただ、この有給休暇も使える日数を超えてしまうと「欠勤」となってしまって、お給料から減額されてしまうので、計画的に大切に使いたいですね。

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パートから正社員になったら?のまとめ

このように、ひとことで月給制と言っても色々とあるんですね。

さらには、労働法では

  • 月給制
  • 日給月給制
  • 日給制
  • 年俸制
のはっきりとした規定があるわけではないので。

会社によっては「年棒制と月給制の間くらい」とか、結局は会社の規定によって、お給料のパターンもたくさんあるってことです。

ただ、子供がいると、予定していなかった突発的なことでお仕事をお休みしないといけなくなることも結構あるので「有給休暇」は本当にありがたいです。

どうせ働くなら、そんな福利厚生も手厚くなる「正社員」って私的にはとっても魅力だったので、躊躇なく飛び込みましたが、飛び込んで正解でしたね。

パートで働いていた時には、聞いたことはあるし、いいなぁとは思っていたけど、実はあんまり知らなかった「正社員の月給制」。

同じように、パートから正社員になる機会がおとずれた時の参考にしていただければ、幸いです。