洗濯機の掃除に使う重曹やクエン酸の量はどれくらい必要?

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洗濯槽の掃除は、いつも何を使っていますか?

塩素系の洗剤を使うと、カビなども分解してくれるのでキレイになっていると感じられます。

塩素系とは、違い環境にやさしい「重曹」や「クエン酸」を使った掃除方法があることは知っていますか?

敏感肌や小さい子供がいる家庭では、重曹やクエン酸を使った洗濯槽の掃除もおすすめです。

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洗濯機の掃除での重曹や酸素系漂白剤の使い方!

それでは、まず洗濯機を掃除するときの使い方や使用する量について、見ていきましょう。

重曹を洗濯槽の掃除に使う場合

洗濯機についているゴミ取りを外してお湯(40℃~50℃)を洗濯槽いっぱいまで溜めます。

そこに、カップ2杯の重曹とカップ1杯のクエン酸を入れます。

5分ほど洗濯機を回して一晩放置してください。

翌朝、洗濯機の蓋をあけると汚れが浮いてきているのでそれを網などですくい取ります。

汚れを取ったら、すすぎ、脱水を汚れが出なくなるまで続けましょう。

最後は、洗濯槽を乾燥させればお掃除完了です。

洗濯に重曹を使う場合

いつも使っている洗濯洗剤を適量セットします。

1カップの重曹を洗剤の投入口にセットします。

そのまま、いつも通り洗濯をスタートさせると泡立ちもよくなります。

また、消臭や殺菌といった効果もあります。

塩素系漂白剤の使い方

塩素系漂白剤と重曹を合わせてつかうと、酸素の発生が活発になります。

重曹だけを使ったり、漂白剤だけを使ったりするよりも短い時間で汚れを落とすことができるのです。

ただ、洗浄力を高くするメリットがある反面、デメリットもあります。

重曹と塩素系の漂白剤を混ぜることでアルカリの力が弱くなってしまうので、漂白剤としての効果を下げてしまうことになります。

また、塩素系漂白剤が液体のものだと、重曹を加えることで酸素の発生を活発化させます。

しかし、活発になる分反応が早く終わってしまうので、普段使う洗剤よりも、洗浄力がなくなってしまうのが早くなります。

なので、時間をかけて汚れを落としたいときにはおすすめできません。

お掃除で使う時の重曹やクエン酸の特徴は?

それでは、重曹やクエン酸をお掃除で使うときの効果や特徴について、改めて見てみましょう。

「重曹」は、アルカリ性の物質で「炭酸水素ナトリウム」「重炭酸ソーダ」という名前で売られていることもあります。

人間にも害のない成分で、掃除だけでなく料理や脱臭、美容など幅広く使われている万能な物質です。

重曹の特徴
重曹と酸を混ぜると細かい二酸化炭素の泡が発生します。

この泡が炭酸ドリンクやお菓子などを膨らませる素材として使われます。

熱を加えても二酸化炭素が発生し、アルカリ性が強まるので酸性の汚れが落ちやすくなります。

油と混ぜると石鹸のような働きをします。

とくに油汚れを落とすのに使うとよく落ちます。

重曹の結晶は、非常に細かいので研磨作用もあります。

消臭作用や吸湿作用があるので、靴箱や冷蔵庫の消臭。
クローゼットなどの除湿に使うこともできます。

クエン酸の特徴
アルカリ性の汚れにはクエン酸がおすすめです。

水あかなどはアルカリ性の汚れなので、酸性のクエン酸は汚れを落とす相性がとてもいいのです。

クエン酸も人体には無害の成分なので、直接触れるコップやケトルの水あかにも使用することができます。

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洗濯機の掃除に使う重曹はドラム式にも使える?使用上の注意は?

ドラム式の洗濯槽の掃除でも、重曹を使えば酸性の汚れを落ちやすくするので効果はあります。

しかし、ドラム式で重曹を使うとなると縦型の洗濯機よりも手間がかかります。

結果、手間がかかる割には効果が出ないのでおすすめできません。

ドラム式洗濯機で重曹を使うことをおすすめしない理由

重曹の掃除は、汚れを浮かして落とすことが大切です。

なので、重曹のとけた溶液が洗いたい部分すべてが浸かっていないと意味がありませんよね。

とういうことは、ドラム式はご想像通りドラムをすべて溶液に漬けようとしたら、洗面所は水浸しになってしまいます。

節水が売りのななめドラム、通常通り水を入れれば4割程度しか浸からないことになります。

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洗濯機の掃除に使う重曹やクエン酸のまとめ

洗濯機のお掃除に使う重曹やクエン酸について見てきました。

重曹は、自然素材で環境にも優しいのが売りです。

しかし、アルカリ性の物質なので肌の弱い方などは刺激が強い場合があるので注意してください。

また、木や畳やアルミ、銅といった素材はシミや黒ずみになることもあるので使用をおすすめできません。

重曹は、酸性の汚れを落とすことが得意なので油汚れや皮脂汚れにはしっかりと力を発揮してくれます。

しかし、こびりついているような油汚れや水あか、石鹸カスなどの汚れを落とすのは苦手です。

万能な素晴らしい物質ではありません。

理科の問題でもあるようにアルカリ性の汚れ、酸性の汚れをそれぞれ把握して、うまく使い分けると便利になること間違いなしですね。