クローゼットの服がカビだらけ!?クリーニングに出すしかないの?

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クローゼットって、気付いたら服がパンパン!というのはあるあるです。

着ない服は処分しないと…と思っても、なかなかできません。

そして、久々に着てみようと思ったら、カビが生えていた!という経験はありませんか?

このカビ、クリーニングに出さないと対処できないでのしょうか?

結論からお伝えをすると、カビが生えても自宅で取ることができますよ!

もしクローゼット内にもカビが生えていたら、一緒に取ることをおすすめします。

衣類のカビはうつる?クローゼットの服がカビだらけの時の対処法

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衣類のカビはうつるのでしょうか?

クローゼットの服がカビだらけの時の対処法について解説します!

まず、衣類のカビはうつるのか…についてです。

結論からお伝えをすると、うつります!

なぜかというと、カビは空気中を舞うものですよね。

服にカビが生えると、その服周辺の空気中にカビが舞っているわけです。

クローゼット内の空気が上手く循環できていないと、カビがどんどん増えてしまいますよ。

カビが増えると、周辺の服にもどんどんカビがつきます!

結果的に、うつってしまう…ということですね。

服にカビが生えやすいのはなぜ?

そもそも、なぜ服にカビが生えやすいのかというと、クローゼット内の環境に原因があります。

例えば、換気ができていないとか風通しが悪い場合。

空気が湿っていて、湿気が多い…など、環境が悪いとカビが生えやすいです。

ホコリが多いことも、カビの原因になります!

クローゼット内って、ほとんど掃除をしていないという方が多いのではないでしょうか?

我が家でも、さすがに毎日は掃除できていません。

クローゼット内の環境が悪くなれば悪くなるほど、カビが生えやすくなるので気を付けましょう!

クローゼットの服がカビだらけになったらどうすればいい?

クローゼットの服がカビだらけになったら、どうすればいいのでしょうか?

クリーニングに出さないと、カビが取れない?と思う方も多いと思います。

でも、ご自宅でもカビを取り除くことはできますよ!

自宅で服のカビを取るときに必要なもの

準備するものとしては、こんな感じです。

  • 酸素系の漂白剤かエタノール
  • マスク
  • 手袋
  • 布切れ
  • ブラシ
基本的には、100円ショップとかドラッグストアで手に入るものでできます!

カビを取り除くときは、吸い込まないようにしっかりと対策をしましょう。

マスクと手袋があれば、安心です。

自宅での服のカビ取り方法の手順

取り除き方としては、まずカビがついているところを軽くブラッシングしましょう。

ブラッシングすることで、カビが衣類の表面から浮いてきます。

ブラッシングをしたら、布切れにエタノールを含ませます。

そしてカビがついているところを叩くように拭いていけばOKです!

これでほとんどのカビは取れるので、あとは衣類をしっかりと乾かしましょう。

できれば天日干しをして、菌を完全になくしてしまうのがおすすめです。

基本的にはエタノールがおすすめです。

洗濯機で洗えるものは酸素系漂白剤につけて洗ってもOK

でも、カビがついた衣類が洗濯機で洗えるものなら、酸素系の漂白剤でもOKですよ!

酸素系の漂白剤をつけて、揉み洗いをすると、カビを取ることができます。

カビが生えた服が大量にある場合は?

カビが生えてしまった衣類が大量にある…という場合。

洗面器などでは対処できないので、浴槽の中でいっきに洗うのがおすすめですよ!

だいたいの衣類は、上記のやり方でカビを取り除くことができます。

おしゃれ着はクリーニングに出すのがおすすめ

でもおしゃれ着など、手洗い不可なものもありますよね。

そのような衣類は、自分で洗うのってちょっと恐いこともあります!

これは手洗いしない方がいいだろう…というものは、クリーニングに出しましょう。

自宅で洗えるものなら、是非この方法でカビを取ってみて下さいね!

ちなみに、クローゼットの中にカビが生えた!という場合も、同じ方法で取れます。

黒カビのようなものは、キッチン用の塩素系漂白剤がおすすめです。

布切れにエタノールや漂白剤を吹きかけて、拭いていって下さいね。


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服のカビはアルコールで除去できる?カビの種類によっては効果がない場合も?!

服のカビは、アルコールで除去できるのでしょうか?

実はこれ、カビの種類によりますよ!

アルコールは、このご時世だと家に常備していることが多いですよね。

これで掃除とかカビ取りができたら、一石二鳥です!

でもカビって、種類がありますよね。

例えば、白くてふわふわしたようなカビの場合は、すぐに落とすことができます。

でも厄介なのが、繊維の奥深くまで染み込んでいるような黒カビです!

黒カビの場合だと、落とすことはちょっと難しくなってしまいます。

白カビの落とし方

白カビの落とし方でおすすめなのは、洋服用のブラシです!

我が家でも、洋服用のブラシは大活躍していますし、1つあると便利です。

洋服を傷めずに白カビが落とせるので、とてもおすすめです。

洋服用のブラシ以外には、刷毛やテープなどでも落とすことが可能です。

ただ、テープは洋服を傷める可能性があるので、注意しましょう!

洋服用のブラシで、白カビがついている部分をそっと擦りましょう。

布切れに水を染み込ませて、軽く叩くだけで取れることもあります。

あまり擦りすぎると、白カビが空気を通して広がってしまうので、気を付けて下さいね。

白カビを落とすときに便利なのがアルコール

そして、白カビを落とす時に使うと良いのがアルコールです!

ブラシなどである程度取り除けても、目には見えないカビが残っていることもあります。

アルコールを衣類に染み込ませるか、アルコールをつけた布で擦りましょう。

ドラッグストアなどにある、消毒用のエタノールなどがおすすめですよ。

黒カビの落とし方

黒カビは、繊維の奥深くまで成長してしまっていることが多いです。

なので、白カビと違って簡単には落とせません!

黒カビの場合はアルコールではなく、酸素系の漂白剤が良いですね。

基本的には漬け込んでおいて、洗濯をすれば黒カビが取れることが多いです。

あまりにも衣類に深く浸透しているものだと、取れない可能性はありますよ。

また、衣類の素材によっては、酸素系の漂白剤が使えないこともあります。

自分で汚れを落としても大丈夫なのかどうか、必ず確認をして下さいね。

服のカビは人体にどんな影響がある?どんなことに気を付けたらいい?

クローゼットの中の服に限らず、浴室や窓枠、洗濯機、冷蔵庫など家の中の色々な場所に発生するカビ。

カビは空気中を漂っているということはすでにご説明しましたが、このカビは体によくない影響を与えます。

カビが体に与える影響①アレルギー性鼻炎
カビの胞子を吸い込むことが原因で、鼻づまりやくしゃみ、鼻水などの症状が出ます。
カビが体に与える影響②夏型過敏性肺炎
カビによるアレルギー反応が原因で、発熱、咳、倦怠感などの夏風邪のような症状が見られる病気です。

エアコンの内部に発生したカビを吸い込で発症することも多いです。

カビが体に与える影響③気管支肺アスペルギルス症
アスペルギルスというカビを吸い込むことで発症する病気です。

症状は咳や痰、微熱で、進行すると息切れや呼吸困難が見られます。

カビが体に与える影響④水虫
白癬菌というカビが足の指にとりつくことで水虫になります。
他にも、シックハウス症候群や皮膚炎もカビが原因で発症します。

カビが原因の病気にかからないためには、やはりカビが発生しないようにするのが一番です。

服のカビの場合は

  • クローゼットをこまめに換気する
  • 除湿剤を置く
  • クリーニングの袋をかぶせたままにしない
などの対策を取るのが効果的ですよ。

もし服にカビが生えてしまったら、クリーニングに出すなどして、しっかりとカビを取り除くようにしましょうね。

カビを触った手で他の服を触ったら菌がうつる?手を水で洗えば大丈夫?

カビを触った手って何となく汚れた感じがしますよね。

その手で他の服を触ったら、手についたカビがうつるんじゃないかと想像してしまいます。

しかし、実はカビを触った手で他の服を触ったくらいでは、カビがうつることはありません!

カビは普段から空気中に無数に存在しています。

空気中に漂うカビが生えるということは、カビが繁殖するような環境が整っているということです。

具体的には、カビのエサとなる汚れがあったり、カビの繁殖に適した湿度や気温だったりするということです。

これらの条件が揃っている場所に、空気中のカビが付着すると、カビはどんどん繁殖していきます。

逆に言うと、カビが繁殖するような環境でなければ、カビの菌が付着してもカビは生えていきません。

なので、カビを触った手で他のものに触っても、基本的にはカビが生えることはないのです。

とは言え、カビを触ってしまった手はちょっと気持ち悪いです。

手でカビを触ってしまったら、基本的には水で洗えば多くのカビの菌は洗い流されます。

さらに、薬用せっけんを使ったり消毒用アルコールで除菌したりすると、よりきれいになります。

特に小さい子がいる家の場合は、手についたカビには気を付けて、清潔を心がけましょう!

カビの生えた服を捨てるときは燃えるゴミで大丈夫?注意すべきことは?

カビが生えてしまって元のようにきれいにならないような服や、状態が悪すぎて着る気になれなくなった服もあるでしょう。

その場合は「捨てる」の一択ですね。

カビの生えた服の捨て方ですが、特別な出し方をする必要はありません。

普通に衣類をゴミに出すときと一緒で、燃えるゴミとして出せば大丈夫です。

ただ、自治体によっては、ある程度きれいな状態の服は再利用するため「古着・古布」として回収することがあります。

「古着・古布」で回収する場合、洗濯してよく乾かした状態で出すように指定されている自治体もあります。

なので、カビが生えていても洗濯をすればきれいになるような服は、洗って乾かしてから「古着・古布」としてリサイクルに出してもよいでしょう。

反対に、カビが生えている場所が多かったり、あまりにも汚れがひどく状態が悪かったりする服は、燃えるゴミの日に出しましょう。

また、「古着・古布」で出す場合、晴れた日に出すようにと注意書きがある場合があります。

これは、服が濡れてしまうとリサイクルすることが難しくなってしまうためです。

カビの生えた服の場合、濡れてしまうとより一層カビがひどくなってしまうので、雨の日に回収に出すことはやめましょう。

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クローゼットの服がカビだらけのときのまとめ

衣類にカビが生えてしまうと、とても厄介です!

自分で落とすにしても、手間がかかりますよね。

できればクローゼットをこまめに掃除するとか、換気をすることが大切です。

クローゼット内の空気を循環させて、カビやホコリが出ないようにしていきたいものですね。

もしカビが生えてしまったら、カビの種類によって取り方を変えてみましょう!

アルコールで取れるのは基本的には白カビです。

黒カビなら、根が深いので、漂白剤に浸け置きをしてから洗濯をしないと取れません。

無理に取ろうとして衣類を傷めないようにして下さいね!

自分でどうにもできないな…と思ったら、クリーニングに出しましょう。