唇がひび割れて、痛いくらいの唇の荒れ、つらいですよね。
私の場合は、鼻炎で鼻が詰まりやすいから、寝てる間も口呼吸になっちゃうんですよね。
なので、空気が乾燥する季節になってくると、朝起きたときには唇がパリッパリ。
起きてきた娘に「おはよう」って言うのも、唇のひび割れを気にしながらなので大変です。
寝る前とか、朝起きてからすぐにリップクリームを塗っても、全然効果なし。そんな日々を送ってました。
そしてそれって、「リップの選び方」「リップの塗り方」がどっちも間違っていたんです。
実はリップって、正しく選んで正しく塗ることで、ビックリするほどの速攻効果も期待できるものなんですよ!
唇が乾燥してリップクリームを塗っても効かない?
「唇が荒れきたなぁ」って思ってリップクリームを塗っても、唇の荒れが全然良くならない…。
そんなときは、あなたが使ってるリップは
- 今の症状に合っていなかったり
- そもそもあなたの体に合わないものだったり
唇ケア商品の種類
リップクリームを買いにドラッグストアに行くと、本当にいろんな種類のリップケア商品がありますよね~。
「今の自分の症状には、どれがいいんだろう?」とか「どれが自分に合うんだろう」って悩んでしまいます。
まず、ドラッグストアなんかに売られている「唇が荒れたときの唇ケア」の商品には大きく分けて2種類あります。
- リップクリーム
- リップバーム
では、その違いはと言うと、一般的には次のような特徴で分けられてることが多いです。
リップクリームとリップバームの分けられ方
- クリーム状のものをリップクリームって呼んでいることが多い
- 軟膏状のものをリップバームって呼んでいることが多い
- どちらかって言うと、リップバームの方がこってりしていて保湿効果も高いけど、塗りにくい
- リップクリームはスティック状のものが多く、携帯しやすく塗りやすいので良く使われている
- リップバームは蓋(ふた)付きの容器に入っていることが多く、リップクリームに比べて携帯性や塗りやすさはいまいち
- 実は、そもそも海外では「リップクリーム」と「リップバーム」の使い分けはされていない(実は「リップクリーム」っていうのは和製英語なんです)
あなたの生活スタイルに合わせて、使い分けをしていけばいいですよね。
私の場合は、携帯用にはリップクリーム、お家で使うのはリップバームっていう感じで使い分けてます。
リップを塗っても効かない理由
で、そんな唇が荒れたときに、唇ケアのために使っている「リップクリーム」や「リップバーム」。
だけど、少しでも早く良くしようって思って頑張って塗っても、一向によくなってくれない…。そんなことがあるのって、どうしてでしょう?
それは、もしかしたら「あなたが使っているリップが、今のあなたの症状にあっていないもの」なのかもしれません。
実は市販のリップには、同じリップでも効果の違いが大きく、次の3つに分けられるんですよね。
リップクリームの効果の違い
- 化粧品
表面的な見た目を整える程度の保湿力。化粧品としての機能が主で、保湿はおまけ程度って考えた方がいいでしょう。 - 医薬部外品
唇の皮が割れたりめくれたりしないように、皮膚のバリア効果を期待できるレベルの保湿力。 - 医薬品
唇が割れてしまったり、皮がめくれてしまった状態を治療する効果を期待できる保湿力。
これらの薬事法上の分類は、商品に張られている説明欄に
- 医薬部外品
- 第2類医薬品
- 第3類医薬品
見ての通り、同じリップでも、分類によってこんな風に用途が違うんです。
なので、唇がバリッバリに割れてるのに、化粧品に分類されるリップを塗ってても、ほとんど効果は期待できないんですよね。
だから大切なのは、今の自分の状態を知って
- 空気が乾燥してきて、唇が荒れそうだなって感じてきたら、「化粧品」や「医薬部外品」のリップを、唇荒れの予防としての使用する。
- 唇が割れてきたり、皮がめくれてきた、みたいに「唇荒れの症状」が出てきたときには、「医薬品(第2類医薬品、第3類医薬品)」のリップを唇荒れ治療として使用する。
といった感じで、自分の症状・目的に合ったリップを選んで使うことが大切になってくるんです。
また、「紫外線」が唇荒れの原因になることもあります。
UV対策のできるリップもあるので、唇荒れ予防にこういった効果のものを選んでみるのも良いですね。
「天然素材で化学合成物質未使用なのにしっかりUVケアしてくれるリップ」の詳細を見てみる
私が使っているこのリップは、天然素材で作られていて化学合成物質未使用なのに、しっかりとUV対策もできる優れものなんです。
優しい使い心地なのも気に入ってます。
リップクリームの成分にアレルギーがあることも
唇荒れを良くしたいって思って塗っているリップでも、その成分の中にアレルギーがあって「逆に唇荒れの原因になってしまう」なんてこともあるんです。
なので、リップ選びも「乾燥しなければ、どれでもいいや」ではなく、ちゃんと選ぶようにすることが、唇荒れ改善のポイントなんですね。
リップ選びと使用するときのポイント①成分表の確認を!
リップを選ぶ時は、余計なものが入ってないものを選ぶようにしましょう。
また、保湿感とか塗り心地なんかは、自分に合う合わないがどうしてもあります。
なので、いろいろと試してみて「自分にあったリップ」を見つけることが大切です。
リップ選びと使用するときのポイント②違和感を感じたら使うことを中止する
唇の皮膚はとってもデリケートです。
リップを塗ってみて、腫れた感じがしたり、痒くなってきたりと、少しでも「おかしいな」って感じたら、使うのをやめておきましょう。
リップ選びと使用するときのポイント③リップは縦方向に塗るべし
リップは唇のシワに沿って「縦方向」に塗るのが基本です。
横方向に塗ると、唇への負担になって、かえって「唇荒れ」の原因になってしまうことも。
リップ選びと使用するときのポイント④リップの塗りすぎには注意
リップの塗りすぎには注意しましょう。
唇は刺激にとっても敏感です。
塗りすぎは唇の過度な刺激になって、逆効果になってしまうこともあるので注意しましょう。
目安としては、1日5、6回くらいにしておきましょうね。
リップ選びと使用するときのポイント⑤症状が悪化したらアレルギーの検査も
医薬品のリップを選んで使っても症状が改善しなかったり、悪化してしまうような時には、皮膚科にかかるようにしましょう。
アレルギーがあるような場合、皮膚科でパッチテストをしてもらいましょう。
どの成分にアレルギーがあるのか調べてもらうこともできるし、効果的なお薬も処方してもらうこともできますよ。
私も以前にリップを塗っても良くなるどころか、悪化してしまったことがありました。
あまりにもひどかったので、皮膚科にいってパッチテストをしてもらったら、そのリップに含まれていた成分にアレルギーがあることが分かったんですね。
それからは、リップクリームを新しく選ぶときには「成分表示」に気を付けて買うようになりました。
私のように、リップクリームを塗っても悪化してしまうようなときには、皮膚科でパッチテストをしてもらうことで
- 自分に何が合わなかったのかわかるので、安心できるし
- 自分に合わないリップがわかるし
- リップ探しをするのにも役にたつし
唇荒れにリップは万能じゃありません。
種類もさまざまなので、自分に合ったリップを見つけるのも大変ですけど、自分にあったものを見つけることができたら今まで以上に唇荒れの予防効果が期待できますよ。
唇の乾燥に即効性のあるおすすめの改善方法
自分に合ったリップを見つけることができたら、唇の荒れ予防にかなりの効果が期待できているはずです。
でも、やっぱり唇が荒れやすい人は、どんなに予防しても体調やストレスが原因で唇が荒れてしまうことがあります。
そんな時に、即効性のある唇の荒れに対する改善方法をご紹介します。
唇の乾燥に即効性のある改善方法①リップクリームを正しく使う
どんなに治療効果のあるリップを使っても、使い方が間違っていたら、その期待できる効果も半減しちゃいます。
正しい効果的な使い方をして、リップクリームの治療効果を最大限に生かすようにしましょう。
リップの治療効果を最大限に高める、正しい使い方を見ていきますね。
リップクリームの正しい使い方①リップクリームを塗るタイミングを決めておこう
唇が乾燥っぽいからと言って、気になった都度、リップを何度も塗っていたら必ず塗りすぎてしまいます。
あまり塗りすぎてしまうと、刺激に敏感になっている唇がリップとの摩擦が原因で、逆に唇の荒れがひどくなってしまう場合があるんですよね。
なので、例えば
「朝起きてから」
「各食事の後」
「寝る前」
みたいに、リップクリームをいつ塗るか決めておくようにしましょう。
そうすることで、リップクリームを塗りすぎてしまう心配もなくなるので、おすすめですよ。
ただし塗りすぎは厳禁です。
多くても1日に6回くらいまでにするようにしましょう。
リップクリームの正しい使い方②リップクリームは縦に塗ろう
リップを塗っている人を観察していると、ほとんどの人が、口紅を塗る要領で「横方向」にリップを塗ってます。
でも、鏡で唇をよく見てみてください。唇には横方向のシワはほとんど無くて、縦方向のシワがたくさんあるのがわかりますよね。
なので、リップを横方向に塗っても、この「縦のシワ」にはあまり馴染んでくれないんですね。
馴染まないどころか、シワを押し広げながら塗っちゃってるので、返ってひび割れが悪化してしちゃうので、絶対に横方向に塗るのはダメです。
リップクリームの正しい使い方③リップクリームは温めてから塗ろう
冬の寒い季節のリップは、硬くなってしまって、とっても塗りにくいですよね。
硬いまんまの状態のリップを唇に押し当てて塗るのも、唇への強い刺激になってしまうので、厳禁です。
そんな時には、リップの先端を指先で温めてから使うようにしてみてください。
たったそれだけのことですが、リップの唇に触れる部分が柔らかくなるので、リップを唇に押し付けずに優しく塗っても唇にちゃんと塗ることができますよ。
服に内ポケットなんかがついている時は、ポケットに入れておくようにすると、リップが常に柔らかい状態で、やさしく塗ることができるのでお勧めですよ。
唇の乾燥に即効性のある改善方法②リップクリーム塗ってマスクをする
唇が荒れてたり乾燥してると、リップクリームを塗っても、唇になかなか馴染んでくれませんよね。
馴染んでくれないと、なかなか唇のひび割れの改善も期待できません。
そんな時におすすめなのが、「リップクリームを塗ったあとに、その上からマスクをする」という方法です。
リップを塗った上からマスクをすると、せっかく塗ったリップがマスクについてしまってダメそうな感じがしますよね。
そこで、こんな時に便利なのが「立体マスク」です。
普通はマスクの鼻に接触する部分に針金が入っていて、それを曲げることで、鼻の形にフィットさせることができるようになってますよね?
でも、この立体マスクには、その針金が「口の部分」にもついているんです。
「大人気!保湿に使える洗って使える多機能立体マスク」の詳細を見てみる
それによって、口の部分にマスクがはりついたりしにくくなっていて、常に口から浮いた状態になって、息がしやすいようになっているんですね。
なのでこのマスクだと、リップを塗った口にマスクが接触することを気にせずに済むんです。
そしてマスクをすることで、自分の息で唇が蒸された感じになって、塗ったリップもびっくりするくらい馴染んでくれちゃいます。
私も冬になると、インフルエンザとか風邪の予防も兼ねて、この「リップ&マスク」が欠かせません。
痛いくらいにお疲れの唇におすすめのリップケア
それでも、痛いくらいに唇が割れてしまうような場合には、おうちでゆっくりとリラックスしながら、唇ケアをしてあげましょう。
そこでおすすめなのが、ハチミツを使った「唇パック」です。
実はハチミツは、抜群の保湿効果が期待できて、そのうえ肌のうるおい効果があるって言われてる「ビタミンB群」が豊富にふくまれてるんですよね。
なので、その「ハチミツ」を使う唇パックは、冬の荒れた唇のケアに最適なんですね。
それに、やり方も簡単にできちゃいうので、疲れて帰ってきたあと、ゆっくりとくつろぎながら「唇ケア」ができちゃいますよ。
ハチミツの唇パックのやり方
- はちみつ 小さじ1杯
- ワセリン 小さじ1杯
- ラップ 適量(唇を覆うことができるくらいのサイズ)
- 蒸しタオル 触っても熱くないくらいの温度で
②ラップを唇全体を覆うことができるくらいにカットします。
③はちみつとワセリンを混ぜて作ったものを、唇にたっぷりと塗りましょう。このとき、甘くておいしいからって、せっかく塗ったハチミツを舐めてしまわないように注意です^^;
④ハチミツとワセリンを塗った唇の上から、カットしたラップをかぶせて、パックします。
⑤ラップの上から蒸しタオルをかぶせて、リラックス・タイムです。
⑥5~10分経ったら、蒸しタオルとラップを外します。唇がべたつく時は、外した蒸しタオルで唇を軽く押さえて拭きましょう。
⑦うるおい成分を吸収した唇にワセリンを塗って完了です☆
10分以上はしない方がいいですね。
私はこのパックのおかげで、朝起きたときにちょっとした拍子に唇が割れてしまって、「朝から血だらけ状態」だったのが、そんな風になることが全くなくなりましたよ。
100%天然のエミューオイル「エミューの雫」
あと、もう1つおすすめなのが、こういった「リップ美容液」を普段から使って、唇ケアをする方法です。
このリップ用の美容液も、はちみつ成分が配合されていて、嬉しいくらいのプルンプルン唇になってくれますよ。
それでも唇のヒリヒリが良くならない時は?
医薬品のリップを塗っても唇パックで唇ケアをしても、なかなか唇のヒリヒリがなくならないとき。
そんなときには、もしかしたら「唇ヘルペス」かもしれません。
実は、唇ヘルペスにかかると「唇や唇のふちがヒリヒリしてしまう」っていう症状があるんです。
そんなときには、皮膚科の受診をおすすめします。
もし「唇ヘルペス」と診断されたら、お薬を処方してもらえるので、なかなか良くならなかった唇のヒリヒリも改善することができるでしょう!
ただ、なかなか「唇のヒリヒリで病院に行くのもなぁ~」というめんどくさがりの人も多いと思います。
実際に私もそんな「めんどくさがりの一人」ですから。
そんな人におすすめなのが、ピリピリ、ムズムズ専用の「リップエッセンス」 です。
実は普通のリップクリームはもちろん、ヘルペスの予防を目的としたリップクリームって、ほとんどないんです。
なので、このヘルペス予防に効果的な「リジン」が配合された「リップエッセンス」を使うことで、病院へ行かずに唇のヒリヒリを改善できる可能性があるんですね!
もしも
- 唇のヒリヒリがなかなか良くならない
- 忙しくてなかなか病院へ行けない
- わざわざ唇のヒリヒリで病院へ行くのがめんどう
ピリピリ、ムズムズ専用の「リップエッセンス」の詳細を見てみる
唇が乾燥で荒れすぎてリップが効かない時におすすめ!のまとめ
リップと言っても、本当にたくさんの種類があって、選ぶのも大変ですよね。
面倒だからといって、適当に選んで使っていると、気がついたら、そのリップが唇荒れの原因になっちゃってる…なんてことにもなりかねません。
それくらい「自分に合ったリップ探し」は重要なんですよね。
あなたにぴったりの「リップ探し」と、「リップでも改善しない唇荒れのケア」の参考にしていただければ、幸いです。