毎年8月の最初の週末に行われる、大分市の七夕まつり。
初日の府内戦紙(ふないぱっちん)に始まって、3日目の最終日には、大分川に満開の花火を咲かせる「大分川大花火大会」があって、これを楽しみにされている方も多いのではないでしょうか?
この花火大会、正式名称を「大分合同新聞納涼花火シリーズ 大分合同新聞花火大会 大分大会」と言います。そう、大分が誇る地元新聞社「大分合同新聞」の主催する花火大会なんですよね。
同じく、毎年行われている大分合同新聞主催の花火大会は、この大分会場以外にも
- 別府会場
- 津久見会場
- 玖珠(くす)会場
- 武蔵会場
- 杵築会場
そんな花火大会ですが、赤ちゃんならまだしも、幼稚園から小学生低学年くらいまでの子供を連れての花火大会って、思っている以上に大変なんですよね。
- 小さな子供を連れての花火大会ってなにが大変?
- まだ小さな子供と一緒に大分川花火大会を見るときのポイント
- 大分川花火大会であると便利なアイテムはコレ!
小さな子供を連れての花火大会ってなにが大変?
まずは、幼稚園くらいから小学生低学年くらいまでの、まだ小さな子供を連れて、花火大会会場へ花火を見に行くとき。
そんなときに、何が大変なんでしょう?
場所取りが大変
花火大会をゆっくりと見ようと思ったら、場所取りがかかせません。
大分川の花火大会は、大分川の河川敷が会場になっているので、主には
- 川沿いの広いスペース
- 河川敷の土手沿い
- 川沿いの広いスペースと河川敷の土手の間にある通路
通路で見たりしているとはっきり言ってぎゅうぎゅう詰めで、子供は花火大会どころじゃないと思います。
なので、子供と一緒にゆっくりと花火を見ようと思ったら、「川沿いの広いスペース」か「河川敷の土手沿い」での場所取りが必須となりますよ。
花火大会開始までの待ち時間が大変
大分川の花火大会は、20:00から開始されます。
場所取りをするためには、できれば6時くらいまでには会場に着いて置きたい所ですね。
で、問題は場所取りをしてから花火大会までの間の約2時間です。最初のうちは河川敷の芝生の上や、弁天大橋の下で遊んでいた子供たちも、だんだんとあきてきてしまうんですよね。
場合によっては、花火大会が始まる前に「もう帰りたいよ~」なんてことも。
トイレが大変
大分川の花火大会会場には、何箇所かの仮設トイレが準備されています。私がよく使っているのは、弁天大橋の下に設置されている仮設トイレです。
で、まだまだ人手が少ない時間帯だと、トイレには誰も並んでいない状態なので、行きたい放題なのですが、人が増えてくると、だんだんとトイレ前にも行列ができ始めます。
そして、花火大会の開始が近づいてくると、その待ち行列は結構な長さに…。
さらには、人が増えてきて場所取りをしているところに家族で座っていて花火大会の時間がせまってくると、決まって「ママ、トイレ!」と言ってくるんですよね。
「さっき行ったやん!」
「さっき聞いたら、行きたくないって言ったやん」
と言っても、どうしようもありません。でも既に通路には大勢の人だかりが陣取っていて、トイレに行くのはいいけど、無事に戻ってこれる気がしません。
既に、周りには大勢の人がいるので「その辺でしてきないさい!」なんてわけにもいきませんしね。
帰りが大変
花火大会が終わったら、帰りが大変なんですね。
まぁ、みんなが一斉に帰るわけですから、当然といえば当然なんですけどね。
まず、車までの移動。途中までは「わぁぁ!キレイ!」なんて言って花火を見ていた子供も、だんだんと飽きてきて、気がついたらあの爆音の中、寝てしまっているなんてこともよくあります。
ってことは車までの道のり、抱っこして連れて行くのが確定です…。チーン
車についてからも、大変です。車は当然のように一寸ずり。そして、40m道路に出た後も、渋滞でなかなか進みません。
さらには、車が多いので、逆方向にUターンしようと思っても、中央車線に移動するのも至難の業です。結局、Uターンできずに萩原や高城近辺にまで行ってしまった…なんてこともよくあるんですよね。
まだ小さな子供と大分川花火大会を見るときのポイント
ご紹介してきたように、まだ小さな子供を大分川の花火大会会場に連れて行って、一緒に見るのは想像以上に大変だったりします。
では、そんな大変な花火大会を、少しでもゆっくりと落ち着いて見れるためのポイントをご紹介していきますね。
花火大会の場所取り
以前は、花火大会会場の無料駐車場は、普通に昼過ぎくらいからでも停めることができたんです。
しかし、数年前くらいから決められた時間までは、入り口に警備員の人がいて、時間になるまでは入ることがでいなくなったようですね。
なので、私たちはその時間にちょうど着くくらいに家を出発して、場所取りをするようにしています。もちろん、ゆっくりと見ることができるように「川沿いの広いスペース」にレジャーシートを敷いてちょっと広めに場所確保です!
大分川花火大会の無料駐車場については、こちらの記事「大分川花火大会 駐車場で無料のおすすめはココ!時間は何時からとめられる?」に、詳しくご紹介していますので、興味のある方はどうぞ^^
花火大会開始までの待ち時間
まず花火大会の会場に着いたら、場所取りを済ませて、その後は子供たちを解放します。
まずその時間帯は、人もまばらにしかいないので、子供たちは走りたい放題です。場合によっては、ちょっとした遊具なんかを持って行くときもありますよ。
で、ちらほらと人が集まり始めた6時くらいになると、持参していったお弁当を広げて、ちょっと早めの夕食をとります。
お弁当と言っても内容は
- おにぎり
- 冷凍もののから揚げやハンバーグ
- 卵焼き
- ソーセージ
- 冷凍物の焼き鳥
食事が終わったらトイレに行って…そんなこんなしていたら、花火大会の時間も近づいて、人が増えて身動きが取れなくなってきますよ。
花火大会のトイレ
この花火大会のトイレは、本当にやっかいです。だって
- どれだけ前もってトイレに行ってても
- どれだけ「トイレは大丈夫?」って聞いてても
だからと言って、まだまだ夏真っ盛りの8月上旬。熱中症や脱水症状なんてなったら大変なので、水分を控えるなんてことはできません。
なので、この「花火大会のトイレ」だけは、
- できるだけ、花火大会が近づいてきたらトイレに行っておく
- 子供が「まだトイレに行きたくない」って言っても、とりあえず行っておく
あとは、せいぜい「花火を見る場所を、少しトイレに近いところにしてみる」くらいでしょうか…。
花火大会からの帰り
花火大会が終わったあとは、駐車場までの道のりも人ごみがすごくて、車に乗ってからも渋滞は覚悟してください。
なので、保育園だったり小学校低学年くらいまでの、まだ小さな子供と一緒の場合は
- 「どうせ急いでも同じなんだから」と、ゆっくり片付けてゆっくり帰る
- 花火大会のフィナーレを駐車場に移動しながら見て、渋滞になる前に急いで帰る
大分川花火大会であると便利なアイテムはコレ!
では最後に、大分川花火大会に持っていくと便利な、おすすめアイテムをご紹介したいと思います。
どれも便利なものばかりですので、あなたの家族の花火ライフスタイルに合わせて、チョイスするときの参考にしてみてくださいね。
ワゴン
花火大会の会場にも、屋台が出ていて
- カキ氷
- イカ焼き
- たこ焼き
なので、我が家ではお祭り気分も味わえるように「冷凍食品の焼き鳥」なんかも入れたお弁当を持参して、飲み物もキンキンに冷やしてクーラーボックスに入れていきます。
そうこうしていると、家族4人分ともなると、気がつけば結構な荷物の量になってしまうんですよね。
そんなときに大活躍してくれるのが、このキャンプ用のワゴンなんです。子供も乗ることができるくらいの大きさ&頑丈さで、少々の荷物なら一気に運ぶことができちゃいますよ。
運び終わったら、コンパクトに折りたたむこともできるので、邪魔にならないのもポイントですよ!
チェアー
花火大会って、約1時間くらいもの間、じっと座って見なきゃいけませんよね。しかも気がつけば子供が足の上に座ったりしていて、だんだんと足が痛くなったりしてしまいます。
そんなときに便利なのがリクライニングできる、折りたたみチェアーです。ロータイプなので、まわ周りの人への迷惑にもならないのもポイントですね。
気分は、ハンモックにゆられながらの花火鑑賞。たまりませんよ~。
クーラーボックス
家族で花火大会に行くなら、やっぱり大容量のクーラーボックスは欠かせませんよね。
このクーラーボックスは何と言っても「キャリー付き」なのがポイントです。キャリーバッグみたいにコロコロと移動でsきるので、花火大会会場ではとっても重宝しますよ^^
大分川花火大会で子供連れが大変なワケ!のまとめ
大分川の花火大会に、子供を連れて見に行くときの大変さと、少しでもその大変さを和らげるためのポイントについて、お伝えしてきました。
それでもやっぱり「まだ小さな子供を花火大会会場に連れて行くのは不安だな…」っていう方には「大分市花火大会とっておきの穴場!小さな子供連れや妊婦さんでも安心」で、子供連れや妊婦さんでも安心して花火大会を楽しむことができる「穴場」をご紹介していますので、参考にしてみてくださいね!
年に1度の、大分川での花火大会です。当日に雨が降って、順延や中止になったりしないように、うちの子は毎年、てるてるぼうずを作ってベランダにぶら下げてますよ^^
あなたのご家庭での花火大会が、より楽しめますように、少しでも参考になれば幸いです。