みなさん「マテ貝」って知っていますか?
潮干狩りといえば、ほとんどの人が「あさり」や「はまぐり」を想像すると思います。
でも、近年密かに流行ってきているのが、「マテ貝」なんです!
マテ貝は、あさりやはまぐりとは形が大きく違っていて、えんぴつのような細長い貝です。
スーパーで売っているところもあって、大体20匹で300円くらいです。
味はあさりみたいな感じでおいしいし、貝柱が無く身がすぐとれるので調理もしやすいのです。
そしてなんといっても採り方がユニークで、その楽しさにハマる方が続出しています。
今回はそんなマテ貝について、
などを紹介します。
この記事を読んで、あなたもぜひ「マテ貝の潮干狩り」にチャレンジしてみてくださいね。
1.マテ貝が採れるのはどんな場所?ポイント選びのコツは?
マテ貝が採れる時期は、あさりと大体同じで、春~夏(4~7月)くらいです。
採れる場所も、あさりとかぶります。
砂地のみに生息し、砂利や岩の多い場所にはいません。
浅瀬の干潟が良いですね。
そして重要なのが、大潮の干潮時を狙って行くことです。
潮が満ちている時だと、マテ貝がいる場所は水没しているので、「潮が引いている時」じゃないとダメなんです。
潮が引いた時に現れるあたりが狙い目です。
(1)マテ貝が採れる海岸
具体的に、マテ貝が採れる海岸をいくつか紹介しますね。

★千葉県木更津市
久津間海岸 潮干狩場
★神奈川県横浜市
海の公園 潮干狩り場
★東京都
葛西臨海公園
★香川県観音市
一の宮海岸
★三重県津市
香良洲海岸 潮干狩り場
★三重県津市
御殿場海岸 潮干狩り場
★兵庫県たつの市
新舞子 潮干狩り場
これらはごく一部ですが、けっこう幅広い地域に生息しているようですね。
2.マテ貝の採り方にコツはある?
さぁ~いよいよマテ貝の採り方についてです。
(1)マテ貝の潮干狩り 準備する物
(2)マテ貝の潮干狩りでの取り方

①引き潮時に現れるあたりの砂浜を、ジョレンで平たく表面をけずるように掘ります。
②マテ貝が入っている穴を見つけます。マテ貝がいる穴は、小豆~大豆くらいの楕円形です。
③穴に塩を入れます!この工程のために、ドレッシングボトルのような入れ物を用意しておくと便利です。
④マテ貝は、穴に塩を入れられると満潮になったと勘違いをして、ニョキッと穴から出てきます。そのタイミングですかさずつかんで、ゆっくりと引き上げます。
以上がマテ貝の採り方の手順です。
どうですか?
あさりなどの、他の貝の潮干狩りと比べても、断然面白いですよね!?
穴に塩を入れて、出てきたところをつかみ取るなんて、もぐらたたきのようなエンターテイメント性があるじゃあないですか。
子供も大人も、夢中になること間違いなしですよ!
(3)マテ貝の潮干狩り 取り方のコツ

コツ1
ゆっくり掘ると穴がつぶれてしまうので、サッと素早く掘りましょう。
コツ2
穴に塩を入れてもマテ貝が出てこない場合は、カニやゴカイなど、別の生き物の住む穴です。
その穴はあきらめて、他の穴にチャレンジしましょう。
コツ3
出てきたマテ貝をつかむ時は力加減がポイントです。
強すぎるとマテ貝は一番上の水管を自分で切って穴の中へ逃げてしまいます。
弱すぎるとするりと逃げてしまいます。
何度も挑戦すると慣れるので、頑張って下さいね!
3.マテ貝の潮干狩りの時期と採り方のコツのまとめ
マテ貝の潮干狩りの時期や場所、採り方などについて説明してきました。
参考になりましたでしょうか?
マテ貝は食べるのももちろんおいしいですし、なんせ採るのが楽しい!
私も知らなかったのですが、今では楽天市場などでマテ貝専用キットまで売っていました。
じわじわと流行っているマテ貝の潮干狩り、本当に楽しいので是非やってみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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