最近は、「時短料理」のために、圧力鍋を使う人が増えています。
使ったことがない人はちょっと敬遠しがちですが、試して見るととっても便利なんですよ。
あの「シュー!」っていうのがちょっと怖いって人がいますけど、やけどしないように気をつければ大丈夫です。
圧力鍋というと、素材を短い時間で素材を柔らかくしてくれるというのは有名ですね。
本来であれば、弱火でコトコト煮込んでやっと柔らかくなる、特に根菜類とかが、短時間で箸がすっと通るくらいになってしまうので。
消費税も10%にアップして、これから色々節約しないとと考えている方には、とっても重宝する調理器具に違いありません。
- 前に買ったけどあまり使わないまま、調理台の下に眠っている方
- 実家の奥深くに圧力鍋あったな?って方
圧力鍋で蒸すとき!蒸し皿の使い方ってどうすればいいの?
圧力鍋を持っている方は、説明書などがあるのでたぶん大丈夫ですが、これから買おうかなと考えている方のためにも、構造などを勉強しましょう。
圧力鍋の構造は?
外観は普通の両手鍋と変わりませんが、蓋の部分が重要ですね。
真空状態にして圧力をかけることで、柔らかく煮るわけです。
基本的には使い方は、普通の鍋と同じです。
蒸すときも鍋に少量水を入れて、穴があいている蒸し皿を置きます。
そして、その上に蒸したいものを置けばよいです。
そのまま食材を置いてもいいし、茶碗に蒸したいものを入れてもよいです。
ただ、圧力鍋はとても便利ですが、使い方を間違えると事故につながるので気をつけましょう。
とはいえ、何重にも安全機能がついているので、1つ壊れたくらいでは問題はありません。
でもできれば「壊れているかも」と分かった時点で、新しいものに買い替えたほうが安心ですね。
圧力鍋の安全機能って?
では、圧力鍋の安全機能には、どんなものがあるのでしょうか?
- 安全弁
圧力がかかり過ぎた時に圧が抜けるようについている弁 - スライドボタン
パッキンがついた蓋を閉めて、スライドボタンでがっちり固定することで、圧力で蓋が開いちゃうなんてこともないわけです。 - フロート
中の圧力がどれくらいかわからないと困りますが、このフロートが上下することで圧がかかったかどうか見てわかるようになっています。
これが合図になり、強火から弱火に切り替えます。
そして時間がきたら火を止めて蒸らして完成です。
この時間については、調理する料理によって違うので、取扱説明書のレシピなどを参考に、あとは自己流で調整してください。
それに「柔らかめがいい」とか、「堅めがいい」とかっていう好みもありますからね。
私用するときにとにかく注意することは、おもりから出る蒸気と、蓋を開けた時に出る蒸気でやけどをしないことが大事です。
そして、覗きこんだ格好で蓋を開けるのだけはやめましょう。
私はそれで、手と鼻の穴を軽くやけどしました。笑
取っ手を手前にして開けるのではなく、横にして反対の手で開けると蒸気が手にかからないので安全ですよ。
圧力鍋で蒸すと激うまになる!おすすめの食材とそのレシピ!
世の中には、圧力鍋を使ったいろんなレシピが出回っていますが、その中には「野菜のうまみや栄養」についても書かれています。
野菜というのは、煮たりゆでたりすると栄養が流れてしまったりします。
一時期ブームになったのは電子レンジ調理で、「レンジで蒸すと栄養がぎゅっと詰まる」と言うことでした。
しかし、電子レンジって加熱方法がガスコンロとは違うので、冷めると硬くなったり食感が違ったりすることもあります。
その点、蒸気で蒸すとふっくら柔らかで、甘みも増して栄養もそのままといいことづくめです。
何より柔らかくなるまで、ずっと火をつけていなくていいというのはありがたいですよね。
普通の蒸し器鍋だと、弱火でずーーっと火にかけていないとだめですから。
しかし圧力鍋は沸騰するまで強火ですが、すぐ弱火にしてあとは余熱で蒸らすだけなので、ガスや電気代の節約になります。
余熱ですので、加熱しすぎてグダグダになったということもないわけですね。
それでは蒸し料理や蒸したらおいしい食材をご紹介したいと思います。
圧力鍋で蒸し料理
蒸すと言えば「茶碗蒸し」が代表的ではないでしょうか。
これって普通の鍋で蒸すと、火が強すぎたら「すが立つ」と言って茶碗蒸しが穴だらけになる場合があります。火加減が難しい料理の1つです。
これも、圧力鍋だったら余熱で調理するので、ツルンとした舌触りのなめらか茶碗蒸しになります。
中にお肉や魚介類を入れても、圧力で中までちゃんと火が通りますしそういう意味でも安心です。
圧力鍋で蒸し野菜
どの野菜も蒸すと甘くておいしいですが、特にお勧めなのは堅い根菜類です。
普通に蒸した時は時間がかかる食材を、短時間で柔らかくしてくれるのでお勧めです。
これからの季節においしい「さつまいも」。
焼き芋ももちろんおいしいですが、蒸したさつまいももすごく甘くなっておいしいんですよ。
失敗すると中に芯が残ってていまいちだったなんてことも、圧力鍋なら真ん中まで柔らかくしてくれるので、最後までおいしくいただけます。
さらに冷めてもおいしいというおまけつき。
包丁を入れるのも大変な「かぼちゃ」。
これもふっくら柔らかに蒸しあがります。
もとが甘いので、調味料などで味をつけなくてもとってもおいしい食材ですね。
圧力鍋の使い方!蒸すやり方は?のまとめ
圧力鍋は昔からあるものですが、働く主婦が増えた今、「時短調理器具」としてまた脚光を浴びてきました。
蒸気が怖いから使えないと言う先入観は捨てて、ぜひぜひ一度試してみてくださいね。
「こんないいものがあったなんて!」と感動すること間違いなしです。
蒸し料理もいいですが、煮込み料理も短時間で作れるのは魅力ですね。