あさりがスーパーで安かったり潮干狩りでたくさん採ってきたりしたら、あさりの味噌汁を作りたくなりますよね。
しかし気になるのは、あさりの味噌汁の賞味期限だと思います。
あさりの味噌汁の賞味期限は、悲しいことに1日しか持たないと言われています。
その理由は、あさりの賞味期限が短い為だからです。
あさりが腐ってしまうと、磯臭い臭いや硫黄のようなツンときたニオイがします。
また、味噌汁がドロっとしていたら危険なサインです。
あさりの味噌汁を日持ちさせる2つの方法
あさりの味噌汁を日保ちさせる方法は、2つあります。
それぞれの保存方法と、保存可能な期間を見ていきましょう。
あさりの味噌汁の保存方法①冷蔵庫に入れて保存
味噌汁をしっかり冷まし、冷蔵庫に保存すると2日は持ちます。
冷ます温度の目安としては、常温になれば冷蔵庫に入れて大丈夫です。
ただし、夏場はなかなか味噌汁が冷めないこともあると思います。
そんな時は味噌汁の鍋を氷水につけ、急速に冷ます方法をとりましょう。
ちなみに鍋ごと冷蔵庫に入らない場合は、お椀に入れてラップをするか、タッパーなどの密閉容器に入れて保存します。
ただし冷蔵庫に入れているから安心だと思わず、必ずニオイや味を確かめてから飲むようにしてください。
あさりの味噌汁の保存方法①冷凍して保存
実は意外なことに、あさりの味噌汁は冷凍保存が出来るのです!
味噌汁の冷凍保存方法ですが、タッパーなどの密閉容器に入れて保存するか、フリーザーバッグに入れて保存します。
冷凍した味噌汁は、2週間ほど持つと言われていますので、その期間内に飲みきるのが理想です。
- こんにゃく
- じゃがいも
- 豆腐
こんにゃく、じゃがいも、豆腐は冷凍に適していない食材だからです。
冷凍した味噌汁は食べる前日~半日前に冷蔵庫へ移動させ、ゆっくり自然解凍させましょう。
自然解凍された味噌汁を鍋にいれ、しっかり火にかけて温めてから飲んでくださいね。
あさりの味噌汁で人気なのは赤味噌と白味噌どっち?
味噌汁を作るときには、赤味噌と白味噌のどちらかを使いますよね。
あさりに合うのは赤味噌と言われていますが、白味噌で作っても美味しい味噌汁が出来ます。
どちらが良い悪いではないので、完全に好みの問題と言えますね。
赤味噌と白味噌の違いとは? 合う食材もご紹介!
ところで、赤味噌と白味噌の違いをご存知でしょうか?
ここでは赤味噌と白味噌の違いや特徴をご紹介しますね。
何故赤味噌が赤いのかというと、「メイラード反応」が原因と言われています。
メイラード反応とは、アミノ酸が糖分と反応して茶褐色に変化する反応です。
赤味噌を作るときには原料の大豆を蒸すのですが、長時間高温で蒸されてタンパク質が分解され、アミノ酸となります。
アミノ酸が糖分と結びつきメイラード反応が起き、赤味噌独特の色に変化するのです。
赤味噌にあう具材は、肉や貝類など味の強い食材です。
味噌汁の定番である、わかめや豆腐もバッチリ合います。
また、甘みの強い具材も合うと言われています。
赤味噌は大豆を蒸して作りますが、白味噌は大豆を煮て作ります。
大豆を煮ることで、メイラード反応を起こす物質が煮汁に出て行くので、赤味噌のように色が強く出ないのです。
白味噌に合う食材は、大根や人参などの野菜がよく合います。
また、淡白な味わいのキノコ類も相性バツグンです。
ワカメや豆腐、油揚げも白味噌の味噌汁に入れても美味しいですね。
あさりの味噌汁の賞味期限のまとめ
あさりの味噌汁は常温で置いておくと、1日程度しか持ちません。
磯臭くなったり硫黄のようなツンとしたニオイがあったり、ドロっとしてしまった場合は食べないようにしましょう。
また、あさりの味噌汁を日保ちさせる為には、2つの方法があります。
- 冷蔵庫に入れて保存
- 冷凍して保存する
また、あさりの味噌汁は赤味噌が合うと言われていますが、白味噌で作っても美味しくいただけます。
完全に好みですので、お好きな味噌で作ってくださいね!