
「始末書、明日までに出して」と言われて、内容より先に困るのが封筒のことだったりしませんか?
コンビニで売っている茶封筒でいいのか、それともちゃんとした白い封筒なのか。
サイズはどれを買えばいいのか。
表に何を書けばいいのか…(むしろ中身より、外側のほうが気になってしまう、あの感じ)。
怒られた直後で気持ちもザワザワしているのに、こんなところでまた失敗したくないですよね。
この記事では、始末書を入れる封筒の選び方と、渡すときに恥ずかしい思いをしないためのマナーを、初めての人にもわかるようにまとめました。
読み終わるころには、「これで大丈夫」と思えるはずです。
始末書の封筒は白の無地・二重封筒が基本
始末書を入れる封筒は「白色・無地・二重封筒」が基本です。
サイズは中に入れる始末書の用紙に合わせて、長形3号(A4三つ折り用)または長形4号(B5三つ折り用)を選びます。
「えっ、そんなに細かく決まってるの…?」と思うかもしれませんが、大丈夫です。
コンビニや100円ショップでも手に入りますし、選び方さえ覚えておけば、もう迷うことはありません(マナー本を一冊買うほどじゃないけど、知らないと地味に恥ずかしい、あのライン)。
白の二重封筒が選ばれる理由
なぜ茶封筒や窓付き封筒ではダメなのか、なぜわざわざ「二重」が選ばれるのか。
理由を知っておくと、次に似た書類を出すときにも応用が利きます。
白封筒は「あらたまった書類」のしるし
ビジネス文書の世界では、封筒の色がそのまま「書類の重み」を表します。
茶封筒は事務的なやり取り、請求書や納品書など、日常的な書類に使うもの。
一方の白封筒は、履歴書、内定承諾書、お詫び状など、きちんとした気持ちを伝えたい書類に使うものです。
始末書は会社に対して「反省しています」「再発防止に努めます」と伝えるための書類。
茶封筒で出してしまうと、「あれ、軽く考えてる?」と受け取られかねません(内容がどれだけ丁寧でも、入れ物で台無しになるのって、もったいないですよね)。
二重封筒は「中身を透けさせない」配慮
二重封筒というのは、内側にもう一枚紙が貼られている封筒のこと。
普通の白封筒だと、光に透かしたときに中の文字がうっすら見えてしまうことがあります。
始末書のように人に見られたくない内容こそ、二重封筒で中身が透けないようにするのがマナーです。
ただ、社内で直接手渡しする場合や、急ぎで二重封筒が手に入らない場合は、普通の白封筒でも問題視されないことが多いです。
「白・無地」さえ守れていれば、最低限のマナーはクリアできます。
窓付き封筒はNG
ときどき迷うのが、窓付きの白封筒。
これは宛名が透けて見えるように作られた事務用の封筒なので、始末書には使いません。
窓があるだけで一気に「請求書っぽさ」が出てしまうので、無地のものを選びましょう。
以前、後輩が始末書を茶封筒で持ってきたとき、上司が一瞬眉をひそめたのを覚えています。
中身はちゃんと書けていたのに、封筒のせいで「反省してる感」が薄く見えてしまったんですよね。
それ以来、私は文房具店で白の二重封筒を数枚ストックするようにしています(使う機会がないのが一番ですが…)。
始末書の封筒で失敗しない3つのポイント
封筒の種類が決まったら、次は「サイズ」「表書き」「渡し方」の3つを押さえれば完璧です。
それぞれ、つまずきやすいところを具体的に見ていきましょう。
サイズは中の用紙に合わせて選ぶ
始末書の用紙サイズに応じて、封筒のサイズも変わります。
会社で書式が決まっていない場合は、A4を三つ折りにして長形3号に入れるのが一番無難です。
「折らずに渡すべき重要書類」というほどではないので、角形2号で大きく持っていくと、かえって大げさに見えることもあります。
- A4の始末書を三つ折りにする場合は、下から三分の一を折り、次に上から重ねる「巻き三つ折り」が基本
- 折り目をきっちり指でなぞって、封筒に入れたときに自然に開かないようにする
- 用紙が封筒のサイズより明らかに大きい・小さいときは、サイズを買い直す
表書きは「始末書」と中央に縦書き
封筒の表側、中央にやや上寄りで「始末書」と縦書きで書きます。
文字は黒のボールペンか万年筆、できれば筆ペンが望ましいですが、社内提出ならボールペンでも問題ありません。
裏面の左下に、自分の所属部署と氏名を書きます。
日付を入れるかどうかは会社の慣習によりますが、迷うなら入れておいたほうが丁寧です。
ここでやりがちな失敗が、表に宛名(「○○部長殿」など)を書いてしまうこと。
始末書の封筒には宛名は書かず、「始末書」とだけ書くのが一般的です。
宛名は始末書の本文の冒頭に入れる形になります。
私は字に自信がないので、毎回ちょっと緊張するんですけど、上司に聞いたら「字の上手さより、丁寧に書こうとしてる感じが伝わるかどうかだよ」と言われて、ちょっと気が楽になりました。
定規で薄く線を引いてから書くと、まっすぐ書けて安心感があります(地味な工夫ですが、効きます)。
封の仕方は「手渡し」と「郵送」で変える
ここ、意外と知られていないポイントです。
手渡しで上司に直接渡す場合は、封筒に糊付けはせず、フタを軽く折り込むだけでOK。
すぐに中身を確認してもらうための配慮です。
一方で、郵送する場合や、本人不在で机に置いておく場合は、しっかり糊付けして、フタの中央に「〆」マークを書きます。
これは「封を閉じています」「途中で開けられていません」というしるしです。
- 手渡し:糊付けなし、フタを折り込むだけ
- 郵送・置き手紙:糊付けあり、「〆」マークを書く
- セロハンテープでの封はカジュアルすぎるのでNG
始末書の封筒、ここを間違えると印象ダウン
最後に、よくある失敗パターンをまとめておきます。
逆に言えば、これさえ避ければ大丈夫です。
特に気をつけたいのが、「手元にある封筒で適当に済ませてしまう」こと。
コンビニや100円ショップで100円〜200円ほどで買えるので、わざわざ間に合わせず、新しいものを用意するほうが結果的に安心です(怒られた後で、また別件で怒られたくないですもんね…)。
白の二重封筒なら間違いなし
始末書を入れる封筒は、白の無地・二重封筒が基本。
サイズはA4三つ折りなら長形3号、表書きは中央に「始末書」と縦書き、手渡しなら封はせず、郵送なら糊付けして「〆」マーク。
この4つを押さえておけば、封筒のことで悩む必要はもうありません。
始末書を書く状況って、それだけで気持ちが落ち込んでいるものですよね。
せめて封筒のことくらいは「これで大丈夫」と思える状態にして、本文を書くことに集中できたらいいなと思います。
次に同じような書類を出すときも、今日覚えたことがそのまま役に立つはずです。
深呼吸して、一つずつ片付けていきましょう。
