食育ってよく耳にするようになりましたけど、簡単に言えば食に関する教育ということになりますね。
おなかが空いたとき、何かしら口に入れればおなかはいっぱいになります。
だけどそれが毎回カップラーメンだったらどうでしょう。
栄養が偏ってしまいますよね。
炭水化物はとれるけど、タンパク質や野菜もとらないと健康によくないです。
でも、栄養あるからと言って頭ごなしに「食べなさい!」って言われたら子供だって大人だって嫌な気分になっちゃいます。
こんな時に、ゲームで食育ができたら、楽しく食の知識を持つことができます。
食べなさいと言われなくても、バランスよく食べることが大事ということを小さいうちから身につけるのはいいことですよね。
まだ小さい子供は栄養について学ぶというのは難しいですが、野菜を身近に感じることが好き嫌いを克服するチャンスになるかもしれません。
野菜を育ててそれを給食にして食べる、というのは色々な保育園や幼稚園で実践されていますね。
他には季節の野菜や果物当てクイズとか、食べ物の断面クイズとか、シルエットクイズなんていうのもありますよ。
私が今思いついた遊びですが、「何の食べ物でしょうかるた」ってのはどうでしょう?
「あ」→赤い色してまん丸の夏の野菜なーーんだ。「トマト」
「い」→イガイガ痛いよ、中にはおいしい秋の王様。「くり」
「う」を考えましたが思いつきませんでした・・・(笑)これを全部考えるのは、なかなかに大変そうです。
おもしろい食育の仕方を保育園で実践している所はある?
食育という言葉が世に出てきてから、あちこちの保育園でオリジナルの食育を実践しているところがあります。
実際に実践している食育をご紹介したいと思います。
保育園で実際に行われているオリジナル食育①食育カルタ
「岩崎学園 横浜保育福祉専門学校」の食育ゼミの学生さんが考案した「食育カルタ」をご紹介します。
先ほど私が書いた適当カルタとは違って、とてもよくできていますので参考にしてみてください。
保育園で実際に行われているオリジナル食育②ままごとごっこやお店やさんごっご
昔からある遊びですが、これもまた食育遊びとして定着しています。
例えば、カレーを作ろうと思いますが、材料を買ってきてもらえますか?と言って子供に選ばせるというのもまた食育です。
保育園で実際に行われているオリジナル食育③野菜スタンプ
野菜スタンプの代表はさつまいもを彫って作る芋版ですが、小さい子には難しいので、野菜の断面をそのままスタンプにしちゃいます。
ピーマンの輪切りにインクをつけてペタンと押すと、お花みたいですよね。
オクラとかレンコンなども切ってインクつけて押すだけで楽しいスタンプができちゃいます。
野菜スタンプで絵葉書を作って、おじいちゃんおばあちゃんに実際に送るというのを実践している保育園もあります。
保育園で実際に行われているオリジナル食育④お箸で楽しく食育
保育園児も大きくなってくると箸も使えないと困りますね。
小学校にあがるとみんな給食は箸ですから・・・
そんなわけで、ゲーム感覚でお箸の練習をしちゃいます。
最初は小さく切ったスポンジをつかんで運ぶという風にして、次はフェルトのボール、最後は本物の豆で挑戦です。
大人でも大豆つかみなどはちょっと難しいのでどこまでチャレンジするかはそれぞれですが、うまくできると自信につながりますね。
遊びからはじめる食育を紹介!楽しみながら自然に身に付く例
保育園などで知る食育についてご紹介してきましたが、今はアプリゲームでも食育ができちゃったりします。
スマホやタブレットで動画などをみせている家庭も多いかと思いますが、そのついでに食育アプリも一緒にいかがでしょう。
遊び感覚で身につくのはとてもいいですよね。
おすすめの食育アプリゲーム「おいしいおえかきSketchCook」
「おいしいおえかきSketchCook」というアプリがあるのですが、大塚製薬さんが開発した食育アプリです。
こちらからダウンロードできますよ。
◇「おいしいおえかきSketchCook」を見てみる
使い方ですが、子供に食べたいメニューのイラストを画用紙に描いてもらいます。
そしてそのイラストをアプリから写真でパシャリと撮ります。
それが本物の食べ物の写真に変身しちゃいます!
その料理の作り方のレシピが出てきます。
さぁ、親子で楽しくクッキング!
「おいしいおえかきSketchCook」のすごいところは?
と、ここまでだとただのレシピサイトと変わらないわけですが。
このアプリのすごいところは栄養バランスの勉強もできるというところです。
例えば、子供が描いた食べたい物が「カレー」だったとします。
アプリの中に取り込まれたカレーくんは、僕だけじゃ栄養が足らないんだよって教えてくれます。
そして、どんなメニューを一緒に食べたらバランスがよくなるかっていうのを教えてくれるのです。
詳しくはサイトを見てもらえばわかりますが、とても楽しく栄養バランスが身に付きそうだなと感じました。
食育を保育園でクイズを通して楽しむ!おもしろクイズ10選
食育を保育園でクイズを通して楽しむための、おもしろクイズ10選をご紹介します!
保育園児と楽しむなら、簡単な〇×クイズがいいですよね!
〇か×が選ぶだけ…というのは、誰でも簡単に楽しめますよ。
〇×クイズなら、たくさんの問題が作れるところも魅力的です!
ここでは、クイズの例をご紹介していきますね。
- ピーマンは苦いだけで栄養はないの?
⇒× - 朝ごはんは食べない方が体にいいの?
⇒× - 牛乳を飲むとカルシウムがたくさんとれるの?
⇒〇 - ご飯はなるべく噛まずに早く飲み込んだ方がいいの?
⇒× - ご飯を食べる前は手を洗った方がいいの?
⇒〇 - たまねぎを切ると目が痛くて泣けてくる?
⇒〇 - トマトの皮は分厚いからむかないと食べられない?
⇒× - ごはんを食べる時は、おはようございます!とあいさつするのがいいの?
⇒× - にんじんは青色?
⇒× - シンデレラに出てくるのはきゅうりの馬車?
⇒×
こんな感じで、すぐに思いつく簡単なクイズはいかがでしょうか?
これなら、先生もストレスなく、すぐに問題が作れますよね。
食育といっても、題材にできるものって無限にありますよね。
食べる時のマナーとか、食べ物のことだけでも、どんどん問題が作れます。
保育園でやった〇×問題が楽しかった!となれば、家でもすぐにやることができます!
大人が知っている知識で、ちょっとおもしろいクイズを作ると楽しいかもしれませんね。
材料も準備するものもないので、ちょっとした隙間時間にやるのもおすすめです!
食育を保育園でゲームをしながら身に付ける!のまとめ
子供はすぐ飽きてしまうので、「食育」をゲームしながら楽しく覚えられるといいですよね。
家庭での食育も大事ですが、保育園でみんなと一緒に学ぶというのも競争心も生まれていいのではないでしょうか。
食育カルタなどは、たくさん取れるとうれしいですもんね!