度重なる遅刻をしてしまった場合だとか仕事上でのミス。
反省して改善してもらうために、会社は始末書の提出を指示します。
でも、始末書を書くのは正直憂鬱ですよね。
それに、あなたにだってもしかしたら「言い分」があるかもしれません。
だからと言って「始末書は出さない」というのは問題を大きくしてしまうだけで、あなたにとっても不利にしかなりません。
なので、指示された始末書は決められた期日までにきちんと出すようにしましょう。
始末書を早く提出したい時には速達で出しても良い?封筒の書き方は?
始末書の提出は基本的に手渡しです。
手渡しして、きちんと謝罪の気持ちを伝えます。
あなたはすでに謝っているかもしれません。
でも始末書提出時には、再度頭を下げて謝罪しましょう。
始末書は手渡しするときでも封筒に入れよう
手渡しする際も、始末書をそのまま渡すのではなく、きちんと封筒に入れます。
封筒の大きさは「長形3号の白い封筒」で、その封筒に準備した始末書を三つ折りにして入れます。
このときの封筒は、郵便番号を書く欄がないものを選ぶようにするといいですね。
始末書を入れた封筒の宛名にはどう書けばいい?
始末書を入れる封筒の宛名には、特になにも書く必要はありません。
表には「始末書」と書くとわかりやすいですね。
裏面には、あなたの所属部署名と氏名を書きます。
始末書を手渡しできないとき
始末書を直接手渡せない場合がありますね。
提出先が遠かったり、提出期限までの間、相手の都合が悪かったり。
その際は、郵送で提出してもいいか聞くようにしましょう。
間違っても何も聞かずに、いきなり郵送するのはダメですからね!
提出期限が迫っている場合は、速達で出すのは仕方ありませんね。
郵送や速達で出す際は、電話で連絡をしておきましょう。
「どうしても手渡しが難しいため郵送します」ということを伝えます。
そのときに謝罪も再度しておきましょう。
もちろんメールに添付して提出するのも非常識です。
遠方で上司の方から「メール添付で」と指示されたとき以外は、これも絶対にNGです。
始末書を書くときの注意点
始末書は会社の規定のものがなければ、基本は「手書き」です。
手書きするときには、黒のボールペンで書きましょう。
手書きの方が反省している気持ちが伝わります。
逆に「始末書は手書きでかくもの」という方も多いので、まず手書きの方が間違いないと覚えておきましょう!
そのため、始末書をパソコンで自作するのはやめた方が無難です。
会社の規定のものがあってパソコンで作成する場合、名前は手書きで行い捺印します。
始末書に書く内容としては
- 事実
- 原因
- それが起こった理由
そして、対しての反省と改善策を入れる必要があります。
これらのポイントに気を付けて始末書を書きましょう。
始末書は早く出した方がいい?一般的な提出期限はどれくらい?
始末書は基本的に指示されたらすぐに出すのが普通です。
できるだけ早く出した方がいいです。
「始末書を出すように」と言われたときに、上司に期限を確かめるといいですね。
もし期限を聞けなかったときには、せめて3日以内が常識敵な期限です。
指示があってから提出までに1週間もかかってしまうと、提出の催促がくると思います。
早く出さないと
- 始末書を出すことを忘れている?
- 反省の気持ちがないのでは?
そんな風にあなたが思っていなかったとしても、上司にはそう見えてしまいます。
これ以上印象が悪くならないためにも、早めに出したいですね。
始末書の提出が遅れてしまうとき
とは言っても、指示されても始末書をすぐに出せない場合もありますよね。
仕事上のミスの場合、原因を調査しないといけません。
それに対する改善策も考えなければなりませんね。
そのときこそ上司に口頭で「提出期限」を確認しましょう。
適当に始末書を作成すると、さらに印象を悪くしてしまいます。
そして、その期限に間に合いそうにない場合には、その理由と「いつまでに提出できるのか」を早めに伝えるとうにしましょう。
始末書の提出が遅れたらどうなるか?
始末書の提出が遅れたらからといって、滅多なことでは「減給」や「降格」にはならないと思います。
よっぽどのミスを繰り返している場合は別です。
始末書の内容にもよりますが、今後の昇進には関わってくるかもしれません。
たとえば毎日ほぼ遅刻してしまい、始末書を書くとします。
そんな人に「昇格させよう」と会社は思わないのが普通ですよね?
始末書の提出が遅れたらどうなる?のまとめ
始末書を書く際は誠心誠意、あなたの気持ちが伝わるようにします。
そのために内容はしっかり書き、正しい封筒に入れて手渡しします。
手渡しする際はきちんと頭を下げ、再び謝罪です。
もちろん提出は早いに越したことはありません。
始末書提出の指示を受けたら早めに作成に取り掛かりましょう。
そして二度と始末書を書かなくて済むように気を付けてくださいね。