小さかった子供たちが幼稚園や小学校にはいり少しママの手を離れると、「そろそろ仕事をはじめようかな?」と思い始めるママさんも多いと思います。
そんな時に悩むのが、「パート、正社員といった雇用形態は、どれが一番良いのか?」という点です。
子供がいると、中々自由に使える時間が少なくなりますが、せっかく働くなら少しでもたくさんお給料をもらいたいですもんね。
でも実際には、この雇用形態の違いによって、どんな点に大きな差があるのでしょうか?
子育てママさんが働く場合は、どの形が一番働きやすいのでしょうか?
今回は、ママさんにとってのパート・正社員といった雇用形態の違いについて、詳しく見ていきたいと思います!
パートと正社員でお得なのはどっち?
まずは、単純にパートと正社員では、どちらが得なのかという点を見てみましょう。
これは“得”という点だけにスポットをあててしまうと、どちらと断言するのが難しいですね(><)
パート・正社員、ともにメリットとデメリットがあり、それぞれの生活スタイルやキャリアによって希望するものが変わってくるからです。
ママにとってのパートと正社員 待遇や働き方の違いは?
では、パートと正社員、それぞれの働き方などの違いを見てみましょう。
ママにとってのパートのメリットとデメリット
まずは“パート”です。
パートとして働く場合、最大のメリットは時間の使い方です。
パートの場合、時給でお給料をもらう所が大多数の為、時間単位での働き方となります。
その為、時短勤務で一日の労働時間を比較的自由に選ぶことができます。
子ども体調や学校行事などにあわせて、時短や休日をとりやすいのがママさんにとっては最大のメリットではないでしょうか。
また、正社員の場合にはありがちな残業も、パートの場合は少なかったり、「全くない」ということも多いようです。
それにパートで求人の場合、仕事を始める際に、初心者や未経験者でも働き始めやすいというメリットもあります。
単純に、求人の件数多くなるので、お仕事を探しやすいという利点もあります。
パートのデメリットとしては、「収入が安定しないこと」が一番にあげられます。
時間給での給与が基本となるので、休んだ分は当然収入がな少なくなってしまいますよね。
時間も短い勤務が多いため、「責任感のある仕事を任されづらい」というデメリットもありますね。
ママにとっての正社員のメリットとデメリット
続いて正社員の場合、最大のメリットはやはりお給料ではないでしょうか。
この収入の違いについては、後程詳しくご説明します。
他にも、正社員の場合はパートのように雇用期間の定めが無いため、安定して定年まで働くことができます。
この“安定”という点が、パートとの大きな違いです。
給与だけでなく、昇給やボーナス・退職金・福利厚生といった恩恵がうけられるので、パートよりも安定した仕事を続けることができるのです。
デメリットとしては、転勤・出張など、会社の都合に合わせての勤務が多くなるため、時間を自由に使いにくいというデメリットがあります。
また、責任のある仕事をしていたりすると、お休みを取りづらいという点も主婦にとっては難しいポイントですね(><)
これは、幼稚園や小学校に預けているとはいえ、子どもの学校行事や急な病気などのことを考えると、仕事を選ぶ時のポイントになりますよね!
パートと正社員の給料の差は?多く稼げるのはどっち?
そしてなんといっても、パートと正社員という雇用形態の違いが大きく響くのが、お給料の部分です。
単純に「少しでも多く収入を得たい!」という場合には、やっぱり正社員が良いでしょう。
正社員の場合、毎月のお給料だけではなく、
- ボーナス
- 交通費
- 各種の手当て
単純に時給に換算すると、パートも正社員も同じような時給で働いている所も多くありますが、やはり各種の手当てなどで正社員の方が多くもらえるということになるようです。
一つの統計として、20代半ばで結婚した主婦が、その後35年間ずっと働き続けた場合の平均年収と生涯年収の平均をご紹介します。
- パート・・・122万円
- 正社員・・・400万円前後
- パート・・・約4200万円
- 正社員・・・約1億4000万円
このように、パートと正社員では、生涯年収で約1億近くの差がでることになります。
多く稼ぐということに重点を置いている方の場合は、正社員で働くことをオススメします。
パートも正社員も福利厚生は利用できる?求人票で確認すべきポイントは?
良く求人などで耳にする福利厚生ですが、パートの場合でもこれを利用することができるのでしょうか?
“福利厚生”には、法律で定められている“法定福利”と、それぞれの会社が独自に設けている“法定外福利”の2種類があります。
法定福利に関しては、要件さえ満たしていれば、パートの場合でも正社員と同様に利用することが可能です。
対して、法定外福利の場合は、それぞれの会社によって対応が違います。
求人票には色々な福利厚生が書いてあったけど、実際にはパートの場合は全然使えなかったということも珍しくありません。
休暇や賞与などなどの大切な福利厚生の部分は、求人票を見たあとにしっかりと確認しましょう。
パートと正社員ではどちらが得?のまとめ
子育てママさんにとって、パートと正社員ではどちらが得なの?ということについて見てきました。
パートと正社員、どちらが良いのかというのは、その人それぞれの生活スタイルや子どもの年齢、仕事への思いの強さなどで変わってきます。
どうするかを決める前に、しっかりとリサーチをして、より働きやすい方法でお仕事ができるようにしましょう!