精神障害者の就職は難しい?雇用実績とおすすめの職種を紹介

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精神障害者と聞くと「うつ病」などを思い浮かべますよね。

定義としては精神的になんらかの疾患を持っていることなので、後天的になったものも発達障害や知的障害などの先天的な障害も含みます。

精神的な病気になると、回復する場合もあればまた悪化したりとなかなか安定しませんよね。

なので、職種によっては長時間働くのが難しいものもありますね。

そもそもなぜ精神障害者になったのかにもよります。

仕事のストレスなどが原因だと経験者だとしても同じ仕事につくと悪化する可能性が高いです。

なるべくメンタル的に負担のないような仕事から始めるのがいいと思います。

発達障害や知的障害などは治るようなものではないので、その状態で働けるものを選んで務めるというのがいいでしょう。

軽度から重度までありますし、

  • 軽作業なら普通に仕事ができる場合
  • 障害者枠として採用してもらう場合
など選択肢はあります。

障害者枠で採用されれば、簡単な手作業などからスタートなので、身体的負担も軽いです。

精神障害者の級数によっては障害者手帳がもらえますし、そうすれば社会保障や社会手当などが少額ではありますが、もらえますよ。

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精神障害者の雇用の現実は?法定雇用率は年々上がっている!

精神障害者を雇用しなくてはならないという制度があります。

精神障害者の雇用率はどれくらいなの?

これは従業員数によって人数は変わってきますが・・・

現在の法定雇用率は2.3%ですが、3年後には2.7%まで上げるということを厚生労働省が決めました。

これはいきなり上げるのではなく、1年ごとに少しずつ上げていくということですね。

今は、100人以下の企業だと1人~2人の雇用率で、それは3年後もあまり変化ありません。

だけど1万人以上従業員がいる企業だと、230名から270名まで枠が広がるということで、とてもありがたいですね。

障害者の労働時間は?

長時間働くことが無理な障害者が多くいることから、週20時間以上30時間未満の短時間で働く算定特例も今後も継続されることになりました。

また、週労働時間10時間以上20時間未満の重度身体障碍者や知的障害・精神障害者を2024年4月から実雇用率の算定対象に加えられることになりました。

障害があると働けないというイメージがありますが、大企業ほどその枠は広いです。

自分にあった仕事が見つかるまで探してみてください。

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精神障害者でも働ける仕事はあるの?おすすめの職種7選!

精神障害者だからといってまったく働けないことはありません。

特に元は健常者だったのに、仕事のプレッシャーとかノルマのストレスで病気になってしまった場合。

そんなときには、そのような重圧のない職種を選んでみるというのも手です。

1人でもできるようなものであれば、しんどいなって時は自分のペースで休憩できたりもします。

外回りとか自宅でできる仕事などはいいと思いますよ。

それでは精神障害者におすすめの職種7選をご紹介します。

精神障害者におすすめの職種①ルート配送や営業

こういう職業は配達先が決まっているので、ノルマなどはなく気が楽です。

ただ、荷物の詰め下ろしなどがある場合もあるので、体力がある人が求められます。

精神障害者におすすめの職種②警備員や施設の管理など

警備員は警備をするので危険は伴いますが、夜間のビル警備などは比較的自由でのんびりできると思いますよ。

他にも公共施設の受付とか管理とかもあまり忙しくない印象です。

精神障害者におすすめの職種③クリエイター

ちょっと漠然としていますが、趣味として何か作っているものがあるのなら、これを機に職業にしてしまうという手もあります。

  • イラストレーター
  • 漫画家
  • 音楽家
  • カメラマン
とか色々ありますが。

SNSにあげることでいきなり人気がでるなんてことも夢ではありません。

仕事となるとしんどくても好きなことならけっこうできる、なんてことありますからね。

精神障害者におすすめの職種④自営業

自分で経営するから自営業なわけで、誰にも指図されず好きなようにやれるという意味では自営業が最強だと思います。

といっても責任も全部自分にくるので、ゼロから始めるとなるときついかもしれません。

実家が商売をしているとかの場合は、そこでリハビリをしながら経験を積むというのも悪くないんじゃないでしょうか・・・

精神障害者におすすめの職種⑤WEBライターなど

自宅でできる仕事と言えばクラウドソーシングですよね。

文章を書くことに自信があるならすぐに仕事がもらえますので、おすすめです。

動画編集などもできると、さらに仕事の幅も広がります。

ただし、やりすぎると病気が悪化するのでノルマに追われないようにしていってください。

精神障害者におすすめの職種⑥事務補助

一般雇用の事務だと、いろんな仕事を同時進行していかないといけないので大変ですが。

事務補助であれば事務のサポートなので、向いてると思います。

発達障害などの場合、1つのことに夢中になってしまう傾向がありますが、データ入力などの仕事だと力を発揮したりできますよ。

精神障害者におすすめの職種⑦清掃業

会社や工業、病院などで掃除をしている人いますよね。

掃除機やモップかけ、ゴミ箱のゴミを捨てるなど簡単な作業ばかりなので、精神的には気楽な仕事です。

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精神障害者の就職は難しい?のまとめ

精神障害者だと、長時間働けないことも多く。

短時間勤務できるというのは病気を治すうえでもありがたいことです。

障害者枠を使って企業に就職するのもいいし、1人でマイペースにできる職種を探すでもいいです。

そのほかにも、在宅ワークなどに挑戦してみるというのもいいと思います。

とにかく病気が悪化しないような働き方を見つけたいですね。