折りたたみ自転車とママチャリどっちにするか迷ったときの選び方

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地方とは違って都会の方だと、

「電車やバスの本数も多くて」
「地下鉄なんかも通ってたりして」

普段の生活で車を使わないっていう人が多っかたりもしますよね。

私が住んでるところは、そんなに田舎でもないんだけど、電車やバスの本数も多くないし、やっぱりどうしても車がないととっても不便なんですよね。

ただ、そんな風に「日常の足」として車に乗ってると。

ついつい、ホントちょっと歩けば行けるような「近所のコンビニ」なんかにも車で行ったりしてしまうんです。

でも、最近はガソリンも高くなってきたし、健康の為にも「車ばっかりじゃダメだな」って思い始めてきました。

なので「せめて近所への買い物くらいは車を使わないようにしよう!」と思い、自転車の購入を考え始めました。

そんな時に気になったのが、最近乗ってる人を良く見かける「折りたたみ自転車」です。

折りたたみ自転車は

「ちっちゃくて可愛いし」
「デザインもオシャレだし」

なんかいいなぁって思いますが、ママチャリの安定感も捨てがたい・・・。

折りたたみ自転車とママチャリでは、どっちを買えばいいのかなぁって、迷ってしまいます。

折りたたみ自転車とママチャリは何が違う?メリットとデメリットは?

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そんな風に、とっても気になり始めた折りたたみ自転車。

今までは興味がなかったから気にもとめてなかったんですが、普段良く行くショッピングモールの1階にも、一番先頭に「折りたたみ自転車」が置いてありました!

お値段も1万5千円くらいから。

もっと高いのかと思ってたから、更に心が動いてきました。

折りたたみ自転車のメリット!どんな場面で役に立つの?

最近、乗ってる人を良く見かける「折りたたみ自転車」

この折りたたみ自転車って、見た目の違い以外に、普通の自転車とは何が違うんでしょうか?

折りたたみ自転車はここが良い

  • 自転車を折りたたむことができる
  • タイヤや車体のサイズが小さいものが多いので、コンパクトで可愛い
  • オシャレなデザインのものが多くて女の子が乗ってると絵になる
  • タイヤが小さいから、こぎ出しが楽々

折りたたみ自転車はここが良くない

  • 同じような性能だと折りたたみ自転車の方が値段が高くなる
  • タイヤが小さいので、遠い距離を走るのには向いてない(疲れちゃう)
  • 折りたたみ自転車の方が維持費がかかりやすい

まずは私的に「良いところ」って感じる「折りたたみ自転車のメリット」について、解説していきますね。

私的折りたたみ自転車のメリット①自転車を折りたたむことができる

これは「折りたたみ自転車」の、その名の通りで、自転車を折りたたんでコンパクトにすることができます。

これができると、何が便利かって言うと、まず住んでるところに駐輪場がないような場合の時。

部屋の中に置いたりってことを考えなきゃいけなくなるけど、そんな時に折りたたんでコンパクトにできちゃうと、収納するのに重宝します。

折りたたまないにしても、車体が小さいので、エレベーターがある時には乗せやすかったり、部屋に入れるのにも小さい方が楽チンですもんね。

自転車の部屋での保管については「自転車が欲しいけど駐輪場がない 買う前に知っておきたいこと」に詳しく書いてるので、興味のある方はどうぞ^^

もう1つが、車に乗せやすいってこと。

車に自転車を載せて、行った先で自転車を使えるのって本当に便利なんです。

自転車をコンパクトに折りたためると、車のトランクにも乗せて持って行けるので、そういった使い方をする人には、とっても便利ですよ。

私的折りたたみ自転車のメリット②タイヤや車体のサイズが小さくてコンパクトで可愛い

これは、もう見たまんまですよね。

車体がコンパうとなので、とっても可愛らしいです。

デザインもオシャレなものが多いので、自分好みのものを探すのが楽しくなっちゃいますよね。

私的折りたたみ自転車のメリット③オシャレなデザインで女の子が乗ってると絵になる

これも、前の「コンパクトで可愛い」に書いたのと同じで、普通の自転車以上に、デザインやカラーバリエーションが豊富です。

なので、オシャレな女の子が乗ってると本当に絵になりますよね。
(私もイメージの中では「絵」になってるつもりでいます。笑)

私的折りたたみ自転車のメリット④タイヤが小さいからこぎ出しが楽々

タイヤが小さいと、自転車のこぎ出しがとっても軽くて楽です。

なので、近所のコンビニに行ったり、街中を走るような「走りだしたり、止まったり」が多いような場合は、普通の自転車よりも向いてますよね。

折りたたみのデメリット!逆に使い勝手が悪く感じる場面は?

次に私的に「良くないところ」と感じるところについて、解説していきますね。

では次に、まずは私的に「いまいち」って感じる「折りたたみ自転車のデメリット」について、解説していきますね。

私的折りたたみ自転車のデメリット①同じような性能だと折りたたみ自転車の方が値段が高くなる

折りたたみ自転車の特徴って言うと、やっぱり「自転車を折りたためること」ですよね。

でも、その特徴の為に、どうしても自転車の構造が複雑になってしまうんです。

すると、どうなるか?その複雑な構造の自転車を作るには、当然、普通の自転車よりもコストがかかってしまうんですね。

それに、折りたたみ部分は「強度」が問題になってきます。

その強度を上げようとすると、どうしても自転車の重量が重くなってしまうんですね。

その重くなちゃった重量を軽くするには本体の素材を、鉄じゃなくアルミニウムや、その他の軽量で高価な素材にしなきゃいけなくなるんです。

すると更に価格が高くなっちゃいます。

なので、普通にちゃんとした「折りたたみ自転車」を造ろうとすると、同じ性能の普通の自転車を造るときよりも「値段が高く」なっちゃうんです。

でもそれじゃ売れないので、ちゃんと「その自転車用に設計されたもの」じゃなく。

「他の自転車の部品を使いまわしたり」
「軽量な素材を使わない(折りたたみ部分の補強の分、自転車の重量が重くなっちゃう)などで値段を安くしたり」

そうやって「デザイン重視の、でも性能的には・・・」的な自転車が大量に売られてるんですよね。

私的折りたたみ自転車のデメリット②タイヤが小さいので遠い距離を走るのには向いてない

まず、なぜ折りたたみ自転車は長距離だと疲れてしまうのかというと

「タイヤが小さいから、ペダルをこぐ回数が増えちゃう(1回こいだ時に進む距離が短いから)」

って思ってる人も多いと思いますが、実はそうじゃないんです。

確かに自転車のタイヤの径が小さいと、タイヤが1回転したときに進める距離が短くなってしまいます。

でも、最近では変則ギアが付いてる折りたたみ自転車も多いので、決して

「ペダルを回す回数 = タイヤが回る回数」

ではないんですよね。

ではなぜ「折りたたみ自転車は、遠い距離を走るのに向いてない」んでしょう?

それは「慣性の法則」が関係してるからなんです。

タイヤの径が大きい普通の自転車の場合。

一度スピードに乗ってしまえば、この「慣性の力」によって、タイヤが回転し続けようとする力が働きます。

なので、長距離でも一度スピードに乗ってしまえば、そのスピードを維持するのは比較的楽チンなんですね。

ところが、タイヤの径が小さい自転車は、大きい自転車に比べて、この「慣性の法則」が働きにくいんです。

すると、どうなってしまうのか?

変則ギアが付いていれば、普通の自転車と同じように「スピードを出す」ことはできるんですが、

「そのスピードを維持する」

っていう事が、普通の自転車よりも大変になってしまうんですね。

だから、タイヤが小口径の折りたたみ自転車だと、遠い距離には向いていない(疲れちゃう)んです。

でも逆に、前にも書いたように「走り出したり、止まったり」を繰り返すような場合は、小口径の方が向いています。

私的折りたたみ自転車のデメリット③折りたたみ自転車の方が維持費がかかりやすい

タイヤが小さい分、タイヤの減りや痛みが早いので、タイヤ交換やチューブの交換サイクルが、普通の自転車に比べると早くなってしまいます。

また、値段の安い折りたたみ自転車だと、前にも書いたように「いろんな自転車からの部品の寄せ集め」で作られていたりもして、部品が一般的じゃないものもあったりします。

なので、同じ部品交換にしても、普通の自転車の場合よりも割高になってしまうこともあるんです。

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あなたの折りたたみ自転車って本当に折りたたむ?

このように、折りたたみ自転車と普通の自転車との違いを紹介してきました。

はたして「あなたの使用目的や用途に、その折りたたみ機能って本当に必要」なんでしょうか?

確かに、上に書いたように「折りたたみ自転車」の良いところはたくさんあります。

でも、私のように「ガソリン代が高いから、せめて近所のコンビニに行くとき用の自転車として」だったりする場合。

私の場合は、住んでいるアパートに駐輪場もあるので、部屋に置いておく必要もありません。
(盗難防止の為に、部屋に置いておくってことも考えはするけど)

それに今のところ車に自転車を載せて、どこかに出かける予定もないし。

ただ単純に「近所の足」としての自転車を探してるので、よくよく考えたら「折りたたみ機能」って必要ないんですね。

で、その折りたたみ機能がある為に、重量が重くなっちゃったり、お値段もお高くなっちゃったりするくらいなら…折りたたみ機能なんていらないですよね。

それでもやっぱり小口径の可愛い自転車も捨てがたい

それでも、やっぱりあの「可愛らしくてオシャレなデザインの小口径の自転車」には未練があるんだよなぁ」って思っちゃいます。

私は、タイヤの小さな自転車を見かけると「折りたたみ自転車だ」って思ってたけど。

でも、そもそもタイヤの小さな自転車って「折りたたみ自転車」だけなんでしょうか?

あのオシャレな人が乗ってた可愛らしい自転車って、本当に折りたたみ自転車だったんでしょうか?

タイヤが小さな小口径の自転車って折りたたみだけじゃない

実は、小口径自転車は全てが「折りたたみ自転車」じゃないんです。

折りたためない小口径の自転車もちゃんと売られてます。

この「折りたためないタイヤの小さな自転車」のことを、一般的に「ミニベロ」って呼ばれてます。

ミニベロってどんな自転車のこと?
「ミニべロ」っていうのは、自転車の事をフランス語で「VELO(ベロ)」って呼びます。

なので、「小さい自転車 = ミニ・ベロ」っていう訳です。

本来は小口径の折りたたみ自転車も、この「ミニベロ」なんだけど、折りたたみ自転車は「折りたたみ自転車」、折りたためない小口径の自転車は「ミニベロ」と呼ばれることが多いです。

でも、なぜそんなに

  • 普通の自転車よりもコストがかかって
  • ちゃんと作らないとデザイン重視で性能はいまいちになっちゃう
そんな、折りたたみ自転車を、ショッピングモールの「自転車売り場の最前列」に置いてるんでしょうね?

それは「折りたたみ自転車」っていう名前を付けてると「売れる」からなんです。

折りたたみ機能を実際に使うか使わないかは関係なく、「折りたたみ」っていう言葉で、ついつい「簡単にコンパクトになっちゃう」っていう。

そんな、使うか使わないかわからない機能に、みんな興味を引かれてしまうんでしょうかね?

小口径自転車「ミニベロ」のすすめ

先ほどから書いてる様に、折りたたみ機能は、必要な人にはとっても便利だけど、必要ない人にとっては

「値段も高くなっちゃうし、高くないものを選ぶと、重くなってしまったり、性能がいまいちの自転車になっちゃう」

っていう、良いことが全然ないってものになっちゃいますもんね。

なので、私みたいに「折りたたみ機能は必要ないってわかったけど、やっぱり小さくてオシャレな自転車がいい」って人には、「ミニベロ」をお勧めします。

当然、折りたたみ機能がない分、折りたたみ部分の補強も必要ないし、コストも重量も上がることがありませんからね。

同じ性能の自転車なら、折りたたみ機能が付いた自転車よりも、断然「お安く」買うことができちゃいますよ。

ちなみに、私が今愛用している自転車も、この「ミニベロ」です。

「ミチクサ」という自転車なんですが、今時点(2022年2月)で2年と数か月になりますが、毎日元気に走ってくれています。

そんな「michikusa」というミニベロを購入したときのことを

「自転車のミチクサを買ってみた!注文して届くまでのレビュー」

に詳しくまとめていますので、あなたの自転車選びの参考にしてみてくださいね。


折りたたみ自転車と普通の自転車を選ぶポイント

折りたたみ自転車、ミニベロ、普通の自転車を買う時の選択基準のポイントを簡単に整理してきましょう。

折りたたみ自転車を選ぶときのポイント

  • 小さくて可愛い自転車が欲しい
  • 住んでるところに駐輪場がない
  • 自転車の盗難が怖いので部屋に入れておきたい
  • 車に乗せて出かけた先で自転車を使いたい
  • 近所や街乗りがほとんどで、遠乗りするようなことは考えてない

ミニベロを選ぶときのポイント

  • 小さくて可愛い自転車が欲しい
  • どうせなら、高性能の自転車を少しでも安く手に入れたい
  • 部屋に自転車を置きたいけど、小さな自転車なら別に折りたためなくても問題ない
  • 車に乗せて出かけるようなこともない
  • 近所や街乗りがほとんどで、遠乗りするようなことは考えてない

普通の自転車を選ぶときのポイント

  • 別に小さい自転車じゃなくてもい(普通の自転車にもオシャレで可愛い自転車はたくさんありますからね)
  • どうせなら、高性能の自転車を少しでも安く手に入れたい
  • ちゃんと駐輪場があるので、部屋に持ってあがるようなこともない
  • 車に乗せて使うようなことも考えてない
  • 天気の良い日には、ちょっと自転車で遠出なんかもしてみたい
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折りたたみ自転車と普通の自転車選びのまとめ

自転車を買う時の、小さくてかわいい「折りたたみ自転車」と、普通の自転車(折りたためない、大口径(24インチくらいからの))のどっちを買うか迷ったとき。

一体何を基準に選べば「失敗しない自転車選び」ができるかを紹介してきました。

折りたたみ自転車、普通の自転車とあわせて「ミニベロ」っていう選択肢もあるよっていうことでしたよね。

それぞれ、自分の使用用途と目的にあった自転車を選ぶ時、参考にしてみてくださいね。

そして、そうやってせっかく選んで購入した自転車を長持ちさせるための、大切なポイントの1つに「自転車の空気入れのやり方」があります。

「自転車に空気を入れる頻度!タイヤに優しく最適なのは?」

大切な自転車を長持ちさせるためのお手入れの基本「空気入れ」を正しい方法でするだけでも、自転車に長く乗ることができますよ!