ステンレス製のフライパンは一生使える優れものですが、お手入れが大変なイメージもありますよね。
ステンレス製フライパンを洗うときのポイントや注意事項はあるのでしょうか?
ステンレス製フライパンは普通のフライパンと同じように、台所用洗剤とスポンジで洗ってOKです!
それではこびりついた汚れが取れないというときは、クレンザーを使って磨きます。
クレンザーを使うときにはスポンジではなく、ラップを丸めたものや鍋みがき専用のスポンジでこすると汚れが落ちやすくなります。
鍋底に円を描くようにくるくるとこすっていくと汚れがキレイに取れてピカピカに仕上がりますよ!
普段のお手入れはこれで十分です!
フライパンを新品のようにピカピカにしたい場合のお手入れは?
ですが、もっともっと新品のようにフライパンをキレイに光らせたいというときには…
普段のお手入れの後に、ステンレス製フライパンを耐水ペーパーで磨いてみてください!
「耐水ペーパー」というのは、防水の紙やすりのことで、100均だとかホームセンターなんかでも販売されています。
耐水ペーパーでステンレス製フライパンを磨いてくと、ステンレスについた細かい傷がなくなり、滑らかでピカピカな仕上がりになるのです。
ステンレス製フライパンをピカピカに磨く目的で耐水ペーパーを使うときは、耐水ペーパーの粗さが2000~3000のものを使ってみてください。
耐水ペーパーで磨いた後に台所用洗剤でしっかりと洗い、乾燥したふきん等でよく拭きあげれば。
まるで鏡のように光る新品同様のステンレス製フライパンになります。
キレイに光るフライパンがあれば、あなたも料理をするときの気分があがりますよね。
ステンレス製フライパンの普段のお手入れは、特別に難しいことは何もありません。
あなたに時間の余裕があるだけは、ぜひ仕上げの耐水ペーパー磨きもしてみてくださいね!
ステンレス製フライパンを大切にお手入れしていきながらずっとピカピカの状態をキープしていきましょう。
ステンレス製フライパンの焦げの落とし方を解説!ゴシゴシしない方法
ステンレス製フライパンは予熱が足りないと焦げやすいです。
ステンレス製フライパンに焦げがつくとゴシゴシこすらないと汚れをとることができないので大変ですよね。
でも、実はステンレス製フライパンにつく焦げ汚れをゴシゴシと力強くこすらなくても落とせる便利なアイテムがあるのです!
焦げ汚れがみるみる取れる!便利アイテム4選
それでは、どんなアイテムがステンレス製フライパンの焦げ汚れをとるのに使えるのか詳しく見てみましょう。
- 重曹
- セスキ炭酸ソーダ
- クエン酸
- お酢
どれも「ナチュラルクリーニング」のアイテムで有名なものばかりですね。
ステンレス製フライパンの焦げ汚れだけでなく、他のお掃除にも使えるので買っておいて損のないアイテムばかりです。
これらのアイテムとたっぷりの水をステンレス製フライパンに入れます。
その後にしっかり沸騰(ふっとう)させると、焦げ汚れが浮かび上がってきますよ!
まだフライパンについている焦げ汚れも軽くこするだけで落とすことができます。
重曹とセスキ炭酸ソーダはアルカリ性。
そして、クエン酸とお酢は酸性ですが、どちらを使っても焦げ汚れは落ちるようです。
私が調べたところ、1番多く見られたのは重曹を使って焦げ汚れを落とす方法でした!
私も派手にステンレス製の鍋を焦がしてしまったときはいつもこの方法で汚れを落とします。
頑固な焦げ汚れがするりと落ちるので快感ですよ!
ステンレス製フライパンが変色した!原因と簡単に落とす方法を紹介!
ステンレス製のフライパンはキレイに洗っていても、よく変色します。
変色の色別に、原因と落とし方を見てみましょう。
虹色の変色の原因と落とし方
虹色の変色は、ステンレスの表面にある「酸化被膜」というものに水や料理に含まれる銅や鉄が付着している状態です。
汚れではないし、人体に悪影響があるものでもないので安心ですが、できれば取り除いておきたいですよね。
ステンレス製フライパンの虹色は、クエン酸で落とすことができます!
落とし方は簡単で、焦げ汚れのときと同様にステンレス製フライパンの中に、水とクエン酸を入れて沸騰させるだけです。
しばらく沸騰させたら、お湯を捨てて台所用洗剤で洗って拭きあげます。
これだけで簡単に虹色の変色を取ることができます。
白色の変色の原因と落とし方
ステンレス製フライパンにできる斑点状の白色は、水道水に含まれる石灰分が原因です。
こちらも虹色の変色と同様の方法でクエン酸を使って簡単に落とすことができます。
白色の変色を防ぐためにも、ステンレス製フライパンを洗った後は、よく拭いて水分を取ってからしまうようにしましょう。
茶色の変色の原因と落とし方
ステンレス製フライパンの茶色の変色は、ステンレス製フライパンを空焚きしたときや、強火で熱したときにつく「焼け」あとです。
「焼け」による変色は、サンドシート(やすり)で軽くこすると落とすことができます。
あまり目の粗いサンドシートを使うと傷になってしまうこともあるので、目の細かいサンドーシートから試してみてくださいね。
ステンレス製フライパンの洗い方は?のまとめ
ステンレス製フライパンの洗い方について見てきました。
ステンレス製フライパンはお手入れが難しいイメージがありますが、そんなことはありませんでしたね。
気になる汚れはこまめに落として、たまに丁寧に磨きあげるという方法で、キレイなまま一生使えるステンレス製フライパンを目指してみてくださいね。