ここ最近の若い人たちの間では「友チョコ」なるものが、流行っているそうですね。
特に、小学生の友チョコが過熱気味なようですね。
私の6歳の娘が保育所に通ってるんだけど、保育所のお友達が、そのお姉ちゃんから「友チョコ」っていうのを聞いたらしくって。
その子から娘に「○○ちゃんに、友チョコあげるね」って言われてるみたい。
うちの子は、まだ保育所に通い始めて1年たってないからしらなかったけど。
最近ではママ友同士でも「友チョコ交換」がされているようで。
しかも、みなさん結構気合いを入れて、中にはすごいのを造ってくる人もいるとか。
私が知ってるのは、本命とか義理くらいだったんだけど、いつの間に・・・って感じですね。
そこで今回は、バレンタインの友チョコの
- 友チョコって、本命とか義理チョコとどう違うの?
- 友チョコっていつごろから始まった風習なの?
- どうせなら、友チョコを楽しんじゃおう
バレンタインでの友チョコってどんな意味で渡すもの?
その娘に友チョコをくれるって言ってたお友達のママから聞いたんだけど。
でもどうやら、その「友チョコ」って、私たちからしたら「義理チョコ」の延長線みたいな感じかなぁって思いますよね。
でも小学生とか中学生の子たちに言わせると「友チョコは義理チョコとは全然違うもの」なのだそうです。
本命チョコと義理チョコと友チョコの違い
では、本命チョコと義理チョコの違いって何なんでしょうか?
本命と義理チョコの意味
まず、本命チョコっていうのは、2月14日のバレンタインデーに女の子が、自分が好きな男の子にチョコレートを渡して告白するっていうものです。
そもそも、バレンタインにチョコレートを渡すのは日本独自の風習で、海外にはないんですね。
そして、義理チョコっていうのは、本命チョコとは違って「普段お世話になってる人に渡す、挨拶のようなもの」。
恋愛感情とかはない相手にもチョコを配るのは、相手への配慮を大切にする日本人ならではですよね。
実際に、私も昔は友達の男の子とかには「今年はチョコが全然もらえなかった」なんてことにならないようにって思って渡してたし。
今も職場の独身男性に、同じような感じで渡してます(いらんお世話かもですけどね)
以前は本命とか義理とかっていうように、女の子から男の子にっていうのがバレンタインのチョコだったのが。
ここ最近は
- 逆チョコ(男の子から女の子に)
- 友チョコ(女の子から女の子に)
なんだかもう「何でもあり」のよくわからないお祭りになっちゃってますよね。
私なんかからすると「男の子はホワイトデーまで待てよ!」って思っちゃいますけどね。
だったら友チョコは何がどう違うの?
そして、問題の「友チョコ」。
どんな意味で渡すものかって言うと、バレンタインの日に甘いものが大好きな友達同士で、チョコレートを交換していたものが。
しだいと「友達にも普段の感謝の気持ちと一緒に贈る」っていったものに変化していったようですね。
高校生までの子供たちの友チョコ文化
今では、保育所とかのママ友間でも交換することが多くなった「友チョコ」だけど。
でも、高校生までの子供たちの間では、ちょっと意味合いが違ってたりするようです。
同じグループ内で友チョコを贈りあうことで、友達同士のつながりを確認したり。
あとは、貰った友チョコの数が、友達がたくさんいるんだっていう1つのステータスみたいになってたり。
そんな独特の文化ができてきてるんですね。
中には、友チョコを贈るのが必須になちゃってて、「友チョコを贈らない=友達の縁の切れ目」なんてこともあるみたいです。
なんだか大変そうですよね。。。
本当はやめたいのにやめられないっていう悩みも多かったり「本命チョコを渡すときよりも、全然気を遣う!」なんて人も、結構多かったりもするようです。
周りから見てると、そんなことで・・・って思っちゃいますけど。
でも、その「小さな社会の中」で生きていってる彼女たちにとっては、たかが「友チョコ」も死活問題なんでしょうね。
幼稚園とか保育所でも友チョコ
今では、友チョコも幼稚園とか保育所にまで広がってるみたいで、子供同士での友チョコ交換が盛んになってます。
しかも恐ろしいことに、当然「幼稚園児や保育園に通ってる小さな子供が渡すチョコの準備」は、ママがすることになっちゃいます。
これがかなり大変。
友達からもらってくるのが、これまたクオリティーがすごく高い手作りチョコだったりするみたいで。
それに負けじと、毎年どんどんクオリティーが上がってきてて。
お母さんたちも、まだ小さな子供の友チョコだからって軽く考えてなんていう感じで、気を抜けない状態になってきてるみたいですね。
バレンタインに友チョコを渡すようになったのはいつから?
バレンタインに好きな人にチョコレートを渡すっていう風習は、1959年頃にお菓子メーカーの販売戦略で広まっていったものなんですね。
それが、今では日本国民の行事みたいになってるんだから、すごいですよね。
1970年代になると、やや下降気味だったバレンタインのチョコレート市場。
そこを盛り上げるために、お菓子メーカーが、次なる「義理チョコ」を仕掛けたことで、だんだんと「義理チョコ」っていう文化も広がって。
今では完全に「義理チョコ文化」が根付いていってるんですね。
友チョコはいつごろから始まった?
実は「友チョコ」っていう言葉はなかったけど。
すでに今から10年前くらいには、仲のいい友達同士で、バレンタインにチョコレートを交換したりっていう事はされてました。
中には「30年前には友チョコみたいなことをしてた」なんて話も。
別に「あげる人がいないから」って理由もあったでしょうが。
傷の舐めあいとかじゃなくって、バレンタインの時期には美味しそうなチョコがたくさんあるから。
ただ単に「このチョコ美味しそうだから」って理由で、甘いものが好きな友達同士で交換してたり。
そして、「友チョコ」っていう言葉が出てきたのは、2000年代になってからのこと。
テレビCMとかでも放送されて、全国的に「友チョコ」って言葉が広がったのは2010年頃のことでした。
本当、つい最近のことなんですね。
ちょうどこの頃に、学生だった人たちにとっては
- 本命チョコ
- 義理チョコ
バレンタインの友チョコをもっと楽しんじゃおう
そんな「友チョコ」、なんだかお菓子メーカーの策略に、まんまとはまった感じがしちゃいますが。
若い世代を中心にここまで広がってきた風習なので、これからもどんどん浸透していくのは間違いないですよね。
それなら、嫌々するよりも思いっきり楽しんじゃった方が得策ですよね。
今度のバレンタインからは、手作りの「友チョコ」を娘と一緒に作ってみようと思います。
まぁ、きっとそのうち、その中にこっそりと「本命チョコ」も紛れ込ませてきちゃうんでしょうけどね。笑
バレンタインに友チョコを渡す意味のまとめ
最初は「女の子が好きな男の子にチョコを渡して告白する日」だったバレンタインデー。
そんなバレンタインも時代とともに変化していって、今では「色んな相手に色んな意味でのチョコレート」を渡すイベントになってます。
「昔はこうやった」
「何それ?意味がわからん」
なんて言わずに、今の時代のバレンタインっていう風習を子供と一緒に楽しんで行ってみませんか?