除光液の匂いを消す方法とカーペットに染み込んだときの対処法

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除光液って、何故あんなに強烈な匂いがするのでしょうか?

マニキュアを落とした後に爪に残る匂いが、また何とも言えなくて、ちょっと苦手なんですよね。

そんな除光液をこぼしてしまったら、あっという間に部屋中臭くなってしまいます。

1秒でも早くこの臭いを取り除くにはどうしたら良いんでしょうか?

まずはしっかりと換気をして、必要に応じて

「消臭スプレー」
「アロマや芳香剤」

を効果的に使うことで、あの除光液のにおいを消すことができますよ。

その具体的な方法について、詳しく見ていきますね。

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除光液の臭いの原因はアセトンという成分

除光液は「アセトン」という薬品で、吸い込んでしまうと有毒な物質なんですね。

そしてあの除光液の独特なにおいの原因も、このアセトンにあるのです!

ネイルにはかかせない除光液ですが、頻繁につかって吸引していると、なんと「神経系を刺激してしまう」というので、注意が必要です。

体に良くないものであるのは明らかなので、こぼしてしまったら直ぐに対処した方がいいでしょう。

除光液をこぼしたときの正しい対処方法と消臭の仕方

では、除光液をカーペットなどの上にこぼしてしまったときの、正しい対処方法の流れを順を追ってご紹介していきましょう!

除光液をカーペットにこぼしたとき①換気をしっかり行う

これは、出来れば除光液を使用する少し前から行った方が安心です。

除光液のアセトンは、気化してしまうと下に溜まる性質を持っています。

なので、換気は窓を開けるだけではく、できる限り扇風機やサーキュレーターなどで部屋の空気を循環させましょう。

除光液に含まれるアセトンは蒸発してしまいますので、気になる臭いは換気をするだけでだいぶ収まりますよ。

除光液をカーペットにこぼしたとき②こぼした除光液を拭き取る

次にカーペットに染みてしまった除光液を拭き取るのですが、まずはしっかりとタオルなどで吸い取ってしまいます。

そして肝心なのは、拭き取ったタオルやティッシュ等の処理です。

そのまま放置したり、部屋のゴミ箱に捨てるのはストップです!

それだと除光液がついたまま捨てることになり、臭いの元がゴミ箱にある状態になりますので、いつまでも臭いままなのです。

捨てる際はビニール袋などに入れて密封してから処分するようにしましょう!

後処理も肝心ですよ?

除光液をカーペットにこぼしたとき③消臭スプレー

換気をしても臭いがなかなか取れない場合は、消臭スプレーも効果的です。

ただ香り付きだと除光液の臭いと混ざって、更に臭くなってしまう事もあります。(私が経験済みなので…笑)

消臭スプレーを使用する際は、無香料のものを使うと良いでしょう。

除光液をカーペットにこぼしたとき④アロマや芳香剤

換気を充分にした上で除光液の残り香が薄くなったら、アロマなどの香りの強いものも有効です。

風通しの良いところに置けば、お部屋を満遍なくスッキリさせられますよ。

とにかく、臭いで臭いをごまかす前に、こぼしてしまったら何を置いてもまず換気を!

そしてしっかり拭き取る事です!

あとはお部屋の状態に合わせて対処していきましょう。

そして除光液にも、臭いの少ないものだってあるのですよ?

だったら初めからそれを選べばいいのですが、「臭いが少ない=効き目が少ない」ということでもあります。

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除光液の匂いは体に悪い!換気はどのくらいすれば大丈夫?

除光液は必ずと言っていいほど嫌な匂いがしますよね。

そして、「除光液は体に悪い」というのを良く聞きますが…

実際のところ、除光液にはアセトンという成分が含まれているようです。

そしてこのアセトンは有害成分でもあり、空気に紛れやすいという特徴が。

大人でも、あの匂いがキツいと感じることが多いので、子供には更に害ですよね。

特に赤ちゃんがいるご家庭では、同じ部屋で除光液を使うのは避けた方が良さそうです!

例えばカーペットなどにこぼして、空気中にアセトンが紛れ…

赤ちゃんの体内に入り込みすぎてしまうと、例えば

  • 赤ちゃんがぐったりとしてしまったり
  • 咳や嘔吐を繰り返したり
という症状がでる可能性も考えられます。

これはアセトン中毒とも言われていますが、とても危険性が高いものです。

普通にマニキュアを落としているだけでもアセトンは発生するので、カーペットにこぼしてしまった場合は、最低でも1時間の換気は必要です!

しかしながら、この「1時間」というのは、あくまでも目安の時間です。

なので、もし匂いが消えなければ1時間以上の換気が必要ということになります!

アセトンを拭き取ったコットンやティッシュなどは、必ず蓋つきのゴミ箱に入れたりして、赤ちゃんが触れたり、赤ちゃんの過ごす部屋に長時間置かないようにした方が安心ですね。

1時間以上換気して、匂いが取れていれば問題ないですよ。

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マニキュアの匂いを消す方法!手についたときはどうすればいい?

「手元のおしゃれも楽しみたいから、マニキュアを塗りたい」という方は多いですが、なによりも気になるのがあの嫌な匂いですよね。

少しでも消したい場合は、まず塗るときに必ず換気をしましょう。

窓を開けて空気の通り道を作っておけば、部屋に匂いがこもることは少なくなります!

また、除光液やマニキュアのボトルなどは、開けたままにしないというのも鉄則です。

やはり開けたままにしておくと、どんどん匂いが充満していきます。

子供がいるご家庭だと、尚更気になるところですよね。

少々手間ではありますが、使ったらすぐに閉めるというのを心掛けるだけでも違いますよ。

マニキュアなどを拭いたコットンやティッシュなども、すぐに蓋つきゴミ箱などに捨てるというのを心掛けて、放置はしないようにしましょう。

自宅に空気清浄機がある方は、そのようなものを活用するのも効果的です!

物によっては、匂い同士がぶつかる可能性はありますが、アロマオイルや消臭剤などを使うのも良いですね。

どうしても匂いが気になる場合は、アセトンフリーのものなど…

少々お値段は張りますが、成分からこだわって作られているようなものがおすすめです。

安いマニキュアなどに比べると、匂いが気になりすぎるということはないですよ!

もし手についてしまった場合でも、だいたいのものは数時間で匂いは消えます。

石鹸やボディーソープなどをフル活用して、匂いがついてしまったときには徹底的に洗ってくださいね!

香りの良いハンドクリームなどで匂いをおさえるのもおすすめです。

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除光液でアセトンなしのものは効果が弱い?そのメリットは?

「アセトンフリー」や「ノンアセトン」とい書いてある除光液を見たことありませんか?

これは薬品に敏感であったり、アセトンのキツイ臭いが苦手な人向きのものです。

「爪に優しい除光液!」とはいえ、やはり刺激が少ない分落とす力も弱いようです。

ノンアセトン除光液のメリット

まずはアセトンの入っていない除光液のメリットです!

ノンアセトンのメリット①臭いが気にならない

アセトン除光液に比べて、あのキツイ臭いは全然抑えられています。

臭いが苦手な人にはもってこいです。

ノンアセトンのメリット②爪が白くなりにくい

アセトン除光液は、マニキュアを落とす力が強いので、その分爪に負担がかかり油分まで落としてしまって自爪がかなりダメージを受けてしまいますよね?

それがノンアセトンなら、あまり気にすること無く落とせるので安心です。

ノンアセトン除光液のデメリット

次にノンアセトンの除光液のデメリットです!

ノンアセトンのデメリット①マニキュアを落とす力が弱い

「デメリット」は、まぁこれに尽きるというか…。

濃いめのマニキュアだったりラメ入りなどは、なかなかノンアセトンで落とすのは難しいです。

落とす力がアセトン並にあれば、本当に私もノンアセトンに切り替えたい…。

とはいえ「完全に落とせない」という訳ではありません。

時間はかかりますが、念入りに取り除いていけば落とせます。

1色だけとか、薄いマニキュアにはこっちが最適です。

ただ、「普段忙しくてマニキュア落とすのに時間は掛けられない!」という方にはなかなか不向きですね。

早く済ませたくて、どうしてもアセトン入りに頼りがちです…。

しかし「爪へのダメージ」は、その分蓄積されていくものです。

知らぬ間に爪がもろくなってボロボロに…なんて事にも成りかねないんですよね。

なので、できるだけ使用頻度を抑えて、アセトン入りもノンアセトンも状況次第で使い分けるのが私のオススメです。

まとめ

目に染みるようなあの臭いを少しでも改善するためには、何よりもまず換気を第一に!

こぼしちゃってもダメージ少ないように、ノンアセトンを普段から意識して使うのもアリですよね?

と言っても、目的であるネイルがしっかり落ちてくれなくては意味がないのですが…。

時間に余裕があるときには、ノンアセトンで爪を労わってあげても良いでしょう。

どんなものにもメリットデメリットは存在します。

なので使うときには、「どっちかに決めなきゃいけない」なんてことはなく、それぞれのいい所取りで良いのです!

賢く使い分けて、気兼ねなくオシャレを磨いて行きましょう!