岩盤浴で顔が低温やけどしたときの対処法!跡を残さず治せるの?

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岩盤浴って気持ちがいいですよね。

暑すぎず心地よい室内でじっくり暖まってデトックス♪

でも数日後、顔や背中を低温やけどしてしまった!という経験はありませんか?

「岩盤浴やサウナで低温やけど」というのは意外とある話なんです。

ではなんで、低温やけどになってしまうのでしょうか。

不注意で高温のものに触ってしまったら「あつっ!!」と思わず体を引っ込めますよね?

そのおかげで、皮膚の表面だけの火傷ですむのですが。

でも心地よく温かいものだと、火傷してるという自覚も全くないまま長時間ふれ続けてしまいます。

そのせいで気づいた時は、中までじっくり焼けている状態になってしまっているのです。

そのため、低温の火傷は高温の火傷より深いので重症化しやすく、治るのにも時間がかかってしまうのです。

個人差はありますが、皮膚の薄い方は短時間でも低温やけどを起こしてしまう可能性もあります。

低温やけどは重症化する前に、最初の適切な処置が大切です。

低温やけどの治し方は?応急処置と軽度中度重度の特徴!

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実際、低温やけどになってしまったらどうすればいいのでしょうか。

応急処置として大切なのは、できるだけ早く患部を冷やしてやけどの進行を止めることです。

やけどを見つけたら、痛みがなくなるまで流水で冷やしてください。
※水道水でかまいません。

症状の程度にもよりますが、10分~20分ほど冷やすのが理想とされています。

ここでよくやってしまいがちなのが、焦って患部を氷水やアイスノンでしっかり冷やしたくなってしまいます。

しかし過剰に冷やしすぎると、凍傷のリスクが生じてしまうので、注意しましょう。

凍傷をおこしてしまうと、皮膚の細胞を壊して症状をさらに悪化させてしまう恐れがあります。

ちなみに冷却スプレーや熱さまし用のシートではやけどの治療はできませんので、使用は控えてくださいね。

低温やけどの治し方!味噌やアロエってやけどに効くの?

アロエや味噌、馬油等を塗るなどの民間療法もありますが、低温やけどにはほとんど効果はありません。

味噌が皮膚にへばりついて、その後の処置が大変だったと聞いたことがあります。

応急処置に味噌を塗って皮膚科を受診したところ、洗わないといけないわ痛いわで大変だったそうです・・・

低温やけどは民間療法や自己診断では、なかなか治しにくい火傷なんです。

間違った処置をしてしまったり、放っておいてしまったがために重症化したり感染症にかかってしまうこともあります。

まずはすぐに冷やして、少しでも違和感を感じたり気になるようでしたら、はやめに病院を受診しましょう。

低温やけどの治し方!水泡は破らないで

低温やけどで出来てしまったブツブツ。

つぶしたくなる気持ちもわかりますが、つぶしてはいけません。

水泡や水ぶくれをつぶしてしまうと、そこから雑菌が入って感染症を引きおこす恐れがあり、悪化してしまう可能性があります。

やけどの痕も残りやすくなるので、水泡をつぶすのは控えましょう。

同じやけどでも軽度と中度と重度ではどれくらい違うの?

やけどは、皮膚がどの程度のダメージがあたえられているかに応じて、1度~3度までの症状にわけられています。

軽度のやけど(1度)

ヒリヒリとした痛み、うっすらとした赤み。

中度のやけど(2度)

強い痛みや赤み、水ぶくれができる。

浅い場合は強い痛みや赤みがあり、深い場合は痛みがなく、赤くなったり、紫から白くなります。

重度のやけど(3度)

皮膚が壊死してしまい、神経まで焼けてしまうので、痛みも感じません。

低温やけどの初期症状は、たいてい皮膚が赤らむ程度です。

しかし、表面が軽いやけどを負っただけのように見えても、実際は皮下組織まで損傷している可能性があります。


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低温やけどは軽度でも侮るなかれ!自己判断しないで医療機関へ!

低温やけどは、なってしまったら皮膚の表面を冷やすだけでは治りません。

痛みや赤みが消えないなど、少しでも違和感があるときは早めに皮膚科を受診しましょう。

でもこんなときって、病院は何科を受診すればいいのでしょうか?

低温やけどになったときに受信する病院

まずは近くにあるなら、皮膚科で受診しましょう。

近くに皮膚科がなければ、外科・形成外科でも大丈夫です。

※初期治療は皮膚科、重度の場合は外科・形成外科で外科的な治療を行う場合もあります。

どちらを受診するか迷うときは、前もって電話で症状等の相談をしておくといいでしょう。

岩盤浴で低温やけどにならないための注意点

岩盤浴はほとんどの施設で、少なくともバスタオル1枚、フェイスタオル1枚を貸し出してくれます。

必ず床にタオルを引いて、直に肌が触れないようにしましょう。

不安なようなら、ご自分のタオルをもう1枚重ねたほうが安心かもしれませんね。

遠赤外線は、バスタオルのような布も透過しますので、発汗作用に違いは出ませんので、安心して敷いてください。

10分程度のウトウト寝くらいなら大丈夫かもしれませんが、疲れがたまっててうっかり熟睡なんてことにならないように気を付けてくださいね。

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岩盤浴で顔が低温やけどしたときのまとめ

岩盤浴は、基本的には低温やけどの危険性は低く、安全な施設だと思います。

しかし、思いもかけない出来事というのは、どこにも潜んでいたりします。

リスクをちょっと頭の片隅に置いておくだけでも、低温やけどの危険性はぐっと低くなります。

安全で快適に、岩盤浴を楽しんでくださいね。