ママチャリは「ママ」という呼称がついていますし、男性が乗るのは少し恥ずかしいと考える方も多いもの。
ましてや「スーツ姿でママチャリはダサい」という意見があるのではと、不安になってはいませんか?
人からの視線は気にするなといってしまえばおしまいですが、人間は他人の視線は気になるものです。
どうせだったら他人に見られても恥ずかしくなく、むしろかっこいいと思われたいですよね。
そこで今回は、スーツ姿の男性がママチャリに乗ることについて、詳しく見ていきたいと思います!
スーツにママチャリなのにダサくない!?オシャレに乗りこなすポイント
では、ママチャリをおしゃれに乗りこなす為のポイントについて、いくつかご紹介していきます。
スーツに似合うママチャリ①色選びのポイント
まずは色の選び方です。
自転車の色にこだわりがなければホワイト・ブラック・シルバーあたりの、シンプルかつシャープなイメージの色を選ぶといいでしょう。
これらの色はスーツとも調和しますし、落ち着いた印象を与えられます。
スーツに似合うママチャリ②ハンドル
次にハンドル選びです。
ハンドルには大きく曲がった「アップハンドル」と、平行に近い形の「オールラウンダーハンドル」もあります。
アップハンドルは楽に乗れていいのですが、いかにも「ママチャリ」感が出てしまうのが難点です。
一方オールラウンダーハンドルは少し乗りにくさはありますが、見た目もスタイリッシュでスマートです。
見た目を重視するなら、オールラウンダーハンドルがオススメですね。
スーツに似合うママチャリ③カゴ選びのポイント
最後に、ママチャリについているカゴの選び方です。
カゴの網目が細いタイプのものであると、どうしても「お買い物に行きます」感が強くなってしまいます。
カゴを活用しない予定であれば、ステンレスの網目が大きいカゴを選ぶのが正解です。
スーツに似合うママチャリ④結論を言うと…
色々と書きましたが、あとは本人が堂々として乗るのが一番効果的です。
上記で紹介したポイントを押さえてママチャリを買っても、「かっこ悪いって思われていないかな」と思いながら乗るのでは意味がありません。
ママチャリでの通勤は恥ずかしいことではありません。胸を張って堂々と乗ってください。
自転車通勤のとき靴は革靴!?スーツにも似合うおすすめシューズ
私の夫は、折り畳み自転車で通勤しています。
この自転車は、私が友達の結婚式のゲームで当てたものなので、色は選べなかったのですが、はっきりした黄色でかなり目立つものです。
夫は、この黄色の折り畳み自転車に乗って革靴で通勤しています。
長年のこのスタイルで通勤しているのですが、やはり靴はすぐに傷んでしまうようで、買い替えるサイクルは早い方だと思います。
ママチャリでも折り畳み自転車でも、ペダルが漕ぎにくかったり靴が傷つく心配が無ければ革靴で良いと思います。
しかし、ちょっとでも漕ぎにくかったりペダルで傷がついてしまうという場合は、革靴はやめておいた方が良いでしょう。
雨の日もかなり濡れてしまいます。
自転車にスーツで乗るときにおすすめの靴は?
では、どんな靴を履けば良いのでしょうか。
先日、夫と一緒にスーツ専門店に行ったときに、「運動靴のような履き心地」と銘打たれた靴がたくさん並んでいました。
靴底は、革靴ではなくスニーカーっぽく滑りにくそうです。
しかも撥水加工(はっすいかこう)がされているので、雨の日でも安心です。
革靴よりも軽量なので、足が疲れにくいです。
今は、ビジネスカジュアル(「ビジカジ」)を取り入れているところも増えてきました。
このような「少しくだけた感じの靴」でも問題ないという会社も多いのではないでしょうか。
「自転車通勤用の靴」という売られ方ではなかったと思うのですが、自転車通勤にぴったりだなぁと思って見ていました。
通勤時はこのような靴でも問題ないですが、取引先に行くときなど、どうしてもきちんとして行かないといけない場合が発生するとき。
そんなときのために、会社にきちんとした革靴を置いておき、履き替えるなどして対応するようにしてくださいね。
ママチャリに乗ってるスーツの男性ってかっこ悪い?
スーツでママチャリでも、オシャレにみられるポイントを見てきたのにアレですが。
結論から言いますと、スーツ姿でママチャリに乗って通勤するのは、恥ずかしいことではありません。
ですが、ママチャリを選ぶ際には「ママ向け」の自転車を選ばないようにしましょう。
ママ向けの自転車の特徴として、後輪上部にキャリア(荷台)が着いていることがあげられます。
キャリアに子供や荷物を乗せられるため、ママ世代には絶大な人気があるのですが、スーツ姿の男性が乗るのはいただけません。なんだかちぐはぐな印象になってしまいます。
ママチャリの語源とは?ママ限定の自転車なの?
ママチャリと呼ばれているものは、本来街中を走るのに向いている自転車、「シティサイクル」が本当の名前です。
では、なぜママチャリという名前が定着しているのかというと、「ママである主婦層の方が、多く使用しているから」という説があります。
さらにスカートやお子さんの足が巻き込まれないように、後輪にドレスガードが設置されているのも、主婦層からの人気が高い要因となっています。
ちなみにママチャリの語源であるチャリンコですが、
- 「チャリンチャリンとなるベル」から来ている説
- 「韓国語で字電車を意味するチャジョンゴ」から来ている説
スーツの裾が破れる?!自転車のチェーンに巻き込まれないおしゃれな方法2選
スーツで自転車に乗ると、スーツの裾がチェーンにひっかかってしまうことってたまにありますよね。
スーツは傷むし、コケる可能性もあるし、非常に危険です。
それを防止するために2つ方法をご紹介します。
自転車で裾が痛まない方法★①裾バンド
スーツの裾部分をぐるっとバンドで固定して、ヒラヒラするのを防止するアイテムです。
100均でも手に入れることができる、便利なアイテムです。
蛍光色のラインナップもあるのでちょっと装着するのに抵抗があるという人もいるかもしれませんが、これでスーツが傷んだりコケる心配が軽減すると思うと…!!
蛍光色ではなく、黒や茶色などの落ち着いた色を探してみると良いでしょう。
反射テープがついているものもあるようで、夜間の走行でもプラスワンの安心を手に入れることができます。
「裾バンド」ではなく
「アンクルバンド」
「パンツプロテクター」
「ズボンクリップ」
「リフレクティブサイクルバンド」
などの別の商品名もあるようです。
お気にいりのものを見つけてみるのも、楽しいですよね。
自転車で裾が痛まない方法★②自転車用スーツ
なんと、自転車通勤用に作られたスーツがあるようです。
これは、あちこちにメッシュ素材を使って通気性を上げたり、高い撥水機能があったり、ズボンの裾を絞れる紐が付いているんだそうです。
このスーツであれば、裾バンドがなくてもぴゅっと紐を絞るだけでOK!便利~!
長距離での自転車通勤をされている人は、一度購入を検討されても良いかもしれませんね。
裾バンドはダサい?目立たないおしゃれな方法は?
裾バンドをできるだけ目立たないようにするには、どうしたらいいのでしょうか?
やはりスーツにできるだけ近い色のものを選ぶというのが1番だと思います。
黒・暗い茶色・濃い青などがあればまだ目立ちにくいのではないかなと思います。
素材は、チープな印象のものよりも革の素材を選ぶのがいいんじゃないでしょうか。
高級感もありますし、ワンポイントとしておしゃれに見えます。
こだわって選んだものを付けていると、「ちゃんと裾のことまで気遣えて、きちんと感があってこの人ったら素敵…!」と思われる可能性もゼロではありません!!
裾バンドも、ダサいものばかりではありませんよ。
裾バンドではなく、髪の毛を止める「カールクリップ」を代用している人もいるようです。
これなら100均で売っていますし、もしかしたらおうちにあるかもしれません。
付け外しも楽ちんなので、手間取ってジロジロと見られることもありません。
楽につけ外しできるものを選ぶのもなかなか良い方法じゃないかなと思います。
針と糸があれば、スナップボタンを裾に縫い付けて折り上げられるように工夫をするという方法もあります。
縫う作業は面倒ですが、一度つけてしまえばあとは目立ちにくいので良いと思います。
しかし、縫い付ける場所によっては、裾を伸ばした状態でも縫い目が見えて変な感じになる可能性もあります。
縫い付ける位置は充分考えてくださいね。
通勤のときママチャリ男ってダサイ?!のまとめ
ママチャリの名前の由来は、ママである主婦層が多く使用している為、ママ+チャリンコから「ママチャリ」になりました。
ですが、スーツ姿の男性がママチャリに乗って通勤しても、別に変でも恥ずかしくもないので、安心してくださいね。
ただ、かっこいいと思われたいならば、
- 色
- ハンドル
- カゴ
- 色はホワイトやブラック等の落ち着いた色
- ハンドルは平行タイプのオールラウンダーハンドル
- カゴは網目が大きめのステンレス製
ちなみに、今私が通勤に利用しているのは、「ミニベロ」と呼ばれている、小口径の自転車です。
コンパクトでとても軽いので取り回しもしやすいです。
また、色もダークグリーンで落ち着いているので、スーツで乗ってもいい感じで合っています。(と、本人は思っています。笑)
かごはつけていないのですが、荷物があるときは「リュック」で、普段はメッセンジャーバッグを使っているので、かごは必要ないです。
そんな私の愛用しているミニベロのことを
「自転車のミチクサを買ってみた!注文して届くまでのレビュー」
に書いていますので、興味のある方は参考にしてみてくださいね。