同じ職場内での社内恋愛の末、結婚。
その後、あなたは「今の職場」で働き続ける予定でしょうか?
よく「社内恋愛で結婚すると、離婚しやすくなる」と言われています。
あの噂は、実は本当なんです。
もっと詳しく説明すると、社内恋愛を経て結婚してそのまま夫婦で同じ職場にいると、離婚率が上昇すると言われているんです。
では、なぜ結婚した後も同じ職場で働き続けると、離婚しやすくなるのでしょうか?
今回は、職場結婚における離婚率について、詳しく見ていきたいと思います。
そしてもちろん「離婚を回避する方法」も合わせてご紹介しますので、安心してくださいね!
職場結婚で離婚しない為には退職した方がいいって本当?
まずはなぜ、社内恋愛を経て結婚した夫婦が同じ職場にいると離婚しやすくなるのか、その理由について見ていきましょう。
職場恋愛で結婚した夫婦が離婚してしまう理由①四六時中一緒にいて嫌気がさしてしまう
愛する人とはいつも一緒にいたいと思うものですが、時として距離を置きたい日もありますよね。
しかし家でも職場でも顔を合わせる事になると、距離を置きたくても置けなくなってしまいます。
やがてお互いに嫌気がさしてしまい、離婚という選択肢が出てきてしまうのです。
職場恋愛で結婚した夫婦が離婚してしまう理由②パートナーへの陰口や注意を聞いてしまう
結婚した後も同じ職場で仕事をしていると、
- 気に入らない人の陰口を言っている場面
- 誰かが怒られたり注意を受けたりする場面
あなたのパートナーが陰口を言われる可能性がありますし、職員の前で叱られる姿を見てしまうかもしれません。
そのような事態に遭遇して、愛が冷めてしまったという事例が、実はかなり多いんです。
職場恋愛で結婚した夫婦が離婚してしまう理由③周囲から目の敵にされる可能性も
社内恋愛で結婚するという事は、全ての職員が諸手を挙げて祝福してくれるとは限りません。
ましてや同じ職場で、夫婦で働くなどもってのほかという考えの人も多いのです。
嫌がらせやいじめにあい、それが原因で夫婦仲がこじれて離婚、という事にもなりかねません。
社内恋愛で結婚したら退職すべき?
だったら、職場恋愛で結婚した場合、どちらかが退職しなくてはいけないのでしょうか?
離婚のリスクをなるだけ減らしたいと思うならば退職すべきですが、退職しなくても仕事を続けていく方法はあります。
例えば人事に掛け合って、どちらかが部署異動を行うのです。
部署が違えば顔を合わせる事も少なくなりますし、周りの顰蹙を買いにくくなるはずです。
また、2人とも正社員で働いているのであれば、どちらかが時短勤務が可能なパートタイマーとして働くという選択肢もあります。
お互いにしっかり話し合い、今後どのようにすべきかを早急に決めておきましょう。
社内結婚後のスピード離婚は悲惨なことに!?どんな悲劇が待っている?
社内結婚で幸せ絶頂と思いきや即離婚!?となると、普通の離婚よりもさまざまな精神的負担があります。
そもそも結婚は大変だけど、離婚はその何倍もパワーがいると聞くほど精神的負担が大きなイベントです。
社内離婚ともなるとたくさんのすべきことや避けられないイベントが待っています。
離婚したからハイおしまい、ではないのです。
まず、普通の離婚でも同じですが、人事への離婚報告はしなければなりません。
会社は、世帯の情報や、扶養のこと、また引っ越しに伴う通勤経路などいろんなことを把握しておく必要があります。
離婚したとなったら、報告は必須です。
ここからが社内離婚の避けられない「3つのイベント」です。
社内離婚後の避けられないイベント①噂話
社内離婚後に必ずある、避けられないイベント1つ目は「噂」です。
「どうして別れたのか?」と噂になるのは間違い無いです。
どうしても、人の恋路などは噂になりがちです。
こればかりは諦めるしかありません。
また、夫婦のどちらかが、もう1人のことを悪くいうような噂を流すなどされると、はっきりいって地獄です。
そんなことにならないように、少しでも後腐れなく離婚するように努めましょう。
社内離婚後の避けられないイベント②周囲の迷惑
社内離婚後に必ずある、避けられないイベント2つ目は、周囲の迷惑になることです。
別れたことでいらない気遣いをさせ、迷惑だと思われてしまいます。
例えば、元夫婦の2人を会議に同席させたらよく無いよねとか、2人が揃っているとちょっと空気悪いなとかです。
社内離婚ともなれば、どう2人を扱っていいのかという問題が出てくると思います。
周囲はそれに迷惑してしまいます。
社内離婚後の避けられないイベント③異動させられる可能性
社内離婚後に必ずある、避けられないイベント3つ目は、異動させられる可能性があることです。
同じ部署にいたとして、離婚した場合チームワークを乱してしまうので、どちらかが異動させられる可能性が高いでしょう。
どちらの方が重要なポジションにいるかによって、そうでは無い方が異動になる覚悟を決めましょう。
離婚することになってから、頑張って離婚に向けて手続きをしてすっきり!と思いきや、まだまだ悩み尽きないのが社内離婚です。
社内結婚してスピード離婚となると噂もかなりされること間違いなしです。
人の噂も75日と粛々と過ごすしかありません。
社内恋愛の末の職場結婚で離婚にならないためにできる4つの方法
最後に、今の職場でそのまま働きたいという夫婦に向けたお話です。
そのまま働くとなると、今まで通り気を使わず働く事は難しくなります。
離婚を回避し周囲の方々に迷惑をかけないよう、以下の点に注意して働くようにしましょう!
職場結婚でとならない方法①必要以上にベタベタしない
まずは職場では同僚、あるいは上司や部下としての自覚をしっかり持ちましょう。
結婚前のような接し方を心がけるのがポイントです。
職場結婚で離婚とならない方法②家庭の話を持ち込まない
職場は仕事をする場所であるので、家庭の話を持ち込まないのがルールです。
どうしても家庭の話をしたい時は、メールやSNS等を使い、周りの方に聞かれないようにしましょう。
職場結婚で離婚とならない方法③家庭で仕事の話を持ち込まない
逆に、家庭に仕事の話を必要以上に持ち込むのもNGです。
家庭は家庭、仕事は仕事ときちんと線引きをし、切り替えを行うようにしましょう。
職場結婚で離婚とならない方法④異性の職員と必要以上に仲良くしない
夫婦にもよると思いますが、パートナーが自分以外の異性と仲良くしている姿は、出来れば見たくないはずです。
なので職場では、「異性と仲良くしない」ということを意識するぐらいがちょうどいいと思いますよ。
社内離婚のあとに社内再婚する確率は?どうすれば再婚できるの?
社内離婚した後にまた、同じ職場で社内再婚する確率は意外と高く20%です。
しかし、社内再婚は周囲の目も厳しいものがあるだけではなく、元配偶者と新しい配偶者が職場にいる気まずい空間もできます。
職場内の気まずさを極力減らして、周囲への迷惑も最小限にすれば再婚も不可能では無いでしょう。
まず、社内離婚する時にお互い恨みが残らないように、きっちりと精算しスッキリと別れることです。
離婚しても気まずくない状態がなければ、元配偶者に新しい配偶者を受け入れてもらいギスギスせず働くというのは無理です。
きちんと話し合いを行い、後腐れなくさっぱりと別れましょう。
次に、新しい配偶者に対して、元配偶者の悪口を言わないこと、元配偶者との比較をしないことです。
新旧配偶者も、お互い知っている人になるので、悪口や比較などは普通の離婚再婚よりも気を使いましょう。
そして、職場に対して素直に報告し、ひっそりと結婚をすることです。
上司に対して、きちんと結婚の報告をするのはもちろんですが、結婚については極力地味に目立たないようにしましょう。
結婚式はせず入籍だけで済ませたり、式をする場合もホームパーティのような簡易なものにするなど気を使いましょう。
職場の人も、元配偶者もいるなか、別の人との結婚式に誘われてなんと反応していいかわからないはずです。
自分をしっかりと客観視して、周囲の人の気持ちを考えて行動するようにしましょう。
社内恋愛の末の結婚での離婚率は?のまとめ
社内恋愛を経て結婚した夫婦は、同じ職場にいると離婚しやすくなるのは本当です。
ですが、働き方を変えたりお互いに気をつけたり事によって、離婚は回避できると思います。
お互いに仕事も家庭も妥協しない、素敵なご夫婦になるといいですね。