秋の味覚と言えば、私が一番最初に頭に浮かぶのが「栗」です。
あなたは栗をどのように食べることが多いですか?
私は、皮がついたままの栗を買った場合は、茹でて半分に切ってスプーンですくって食べることがほとんどです。
栗のほんのりした甘みが良いんですよね。
栗ご飯が食べたいときは、既に皮が剥かれているものを買います。
私のように、皮を剥くのが大変そうだと思っている人、たくさんいると思います。
固いし、それを包丁なんかで剥くとなると不器用な自分は絶対にケガをするだろうから、栗の皮をむこうなんて考えたことがありませんでした。笑
でも、実は調べてみると栗の皮を剥く簡単な方法があるとわかりました。
栗の皮が上手に剥けるようになると、なんだか料理の腕がワンランクアップしたような気になりますよね。
意外と簡単にできるので、是非試してみてください。
生栗の皮むきが簡単にできるアイデア集!あなたに合う方法は?
生栗の皮むきの方法にはいくつか方法があります。
栗の皮には「鬼皮」と呼ばれる一番外側の固い部分と、「渋皮」と呼ばれる実にはりついている薄い皮の2つがあります。
「鬼皮」って、なんだかその言葉だけでもむっちゃ硬くてむきにくそうな感じですよね!
ではまずは「鬼皮」の剥き方を見ていきましょう。
栗をふやかします。
水であれば1時間ほど、お湯(40℃程度)であれば15分ほど漬けておきます。
②包丁で栗の下の部分を切り落とす
下の部分は、渋皮とつながっているので剥きにくいので、あらかじめ包丁で切り落としてしまいます。
③皮(鬼皮)を剥く
①②が充分にできていれば、鬼皮は簡単に剥くことができます。
包丁で剥いても良いですし、手で剥くことも可能です。
力もいらないので、お子さまもお手伝いとして一緒に剥くことができます。
②1分間、沸騰したまま茹でる
③火を消して落とし蓋をして粗熱をとる
④栗の下の部分に切込みを入れて剥く
鬼皮と渋皮が両方つるっと剥けます。
冷凍保存する場合は、④のあとにジップロックなどにうつして冷凍庫にうつします。
その後、必要な分だけ解凍し、栗の下の部分に切込みを入れると綺麗に剥けます。
※この工程は省略可能です。
②栗の上の部分に十字に切込みを入れる
③圧力鍋に栗を入れ、ひたひたに水を入れる
④圧力鍋のつまみが回りだしてから10分加熱
⑤火を止め、自然に圧力が抜けるのを待ち、ザルに上げる
⑥粗熱がとれたら皮を剥く
②熱して油をひいたフライパンで炒る
③鬼皮に焦げ目がついて切込み部分が割れたら火を止める
④新聞紙に並べて粗熱をとり、皮を剥く
冷めると剥きにくくなります。
スピーディーに作業しましょう。
②耐熱容器に栗が浸るほど水を入れる
あまりたくさんの数を一度にチンすると爆発する恐れがあるので、10個ほどを目安にしてください。
③ラップをかけて電子レンジ(600w)で3分加熱する
④粗熱が取れたら皮を剥く
- 栗をふやかす方法
- 圧力鍋
- フライパン
- 電子レンジ
などなど、いろいろな方法がありましたね。
あなたがご家庭でチャレンジできそうな方法はありましたか?
いろいろな方法がありましたが、要するに「栗を加熱して切込みを入れると剥きやすい」ということですね。
生栗の渋皮の剥き方!ツルンと気持ちよく剥ける方法はあるの?
「生栗の鬼皮はなんとか剥けた」という人でも、渋皮になるとなかなか上手に剥けるかどうか不安ですよね。
まず栗の渋皮は、タンニンというポリフェノールがたくさん含まれているので、そのまま食べてもOKです。
「栗の渋皮煮」などの渋皮がついたままでの調理方法もありますからね。
ただ、ちょっとエグみがあるので、それが苦手という方は渋皮も向いて調理しましょう。
渋皮も、鬼皮と同じようにツルンと気持ちよく簡単に剥ける方法があるのです。
栗は小さいので、くれぐれも手をすべらせないように気を付けてください。
剥けた栗はアクが出るので、剥いたらすぐに水をはったボウルに入れてくださいね。
鬼皮を剥いたあとに、一晩水につけておくとより剥きやすくなります。
子供にもお手伝いしてもらえますよ。
栗の薄皮が歯ブラシで剥けるなんて意外ですし、簡単ですよね。
この方法は、我が家でも試してみたいなと思います。
生栗の剥き方で一番簡単な方法は?のまとめ
生栗の剥き方ということについて見てきました。
最後にポイントをおさらいしておきますね!
- 生栗は、そのまま包丁で剥くと固くてケガをする恐れがあります。
- 「水(またはお湯)に付けてふやかす」「茹でたあとに冷凍する」「圧力鍋」「フライパン」「電子レンジ」などで加熱すると鬼皮が剥きやすくなります。
- 渋皮には、タンニンが含まれているのでそのまま食べることもできますが、エグみがあります。
- 渋皮は、「包丁」「歯ブラシ」で剥くことができます。