突然ですが「生栗での栗ご飯の作り方」知ってますか?
栗ご飯は美味しいですが、実際に自分で生栗を使って作るときには
「失敗しない為のちょっとしたコツ」
が必要なんです。
そこでこの記事では
- 生栗を使った美味しい栗ご飯の作り方
- 生栗での栗ご飯作りを失敗しないコツ
- 栗ご飯に入れるもち米のベストな割合
生栗での栗ご飯は下ごしらえが大切!失敗しないポイントは?
まず、生栗を入手したら下ごしらえをしましょう。
省略可能のものもありますが、全ての行程を行おうと思えばかなりの時間(3日以上!)がかかります。
手順毎に説明していきますね。
- 米…2合
- 栗…300~500g(皮つきの状態で)
- 塩…小さじ1と1/3程度
まずは栗の選別です。
「表面に穴があいているもの」
「水に数時間つけて浮いてきたもの」
を取り除きます。
水につけた栗はザルに上げてしっかりと水気を切り、キッチンペーパーで拭いてください。
スーパーで買ってきた栗なら農薬などを使って虫が入りにくくされているので、この手順は省略しても大丈夫です。
しかし山で拾ってきた無農薬であろう栗は、虫が入っていることがよくあるので充分気をつけてくださいね。
②追熟(省略可)
水気を拭き取った栗を、除湿効果のある新聞紙などで包んでビニール袋に入れ、冷蔵庫のチルド室で追熟させます。
栗は、0℃前後のところで休ませると、冬だと勘違いして糖分を貯め始めるため甘くなります。
追熟期間は3日~1ヶ月(!)ほど。
3日置くと2倍の甘さ、1ヶ月置くと4倍の甘さになるそうです。
2週間以上冷蔵庫に入れておくと湿気が発生してカビやすくなるので、様子を見て新聞紙やビニール袋の交換をしてくださいね。
適度なタイミングで追熟を終わらせ、次の行程に入ります。
ちなみに私の場合は「3日の追熟」としました(我慢できませんでした。笑)
③茹でて皮を剥く
追熟させて冷蔵庫から出したら、皮がついたままお鍋で栗を茹でます。
水から茹でて2分沸かし、火をとめてそのまま冷めるまで放置します。
数時間後、お鍋から栗を出して栗の下の部分を切り落とします。
すると、鬼皮(外側の固い皮)が手で剥けるようになっています。
少し爪を立てないといけませんが、コツをつかめば簡単に剥けますよ。
鬼皮が剥けたら、渋皮という薄い皮を剥きます。
下の部分から包丁で剥いていきます。
力加減が難しいですし、栗が小さいので怪我をしないように気を付けて作業してくださいね。
④米を浸水させる
③の皮を剥くのと同時に行うと良いと思います。
お米を洗ったら2合の目盛りに合わせて水を入れ、30分~1時間ほど浸水させておきます。
⑤炊飯する
浸水したお米に塩を入れて優しくかき混ぜます。
塩が溶けたら、下ごしらえした栗を上に乗せ、スイッチオン。
これで、おいしい栗ご飯が炊きあがりますよ。
材料もとてもシンプルなので、栗の甘味を楽しめる「秋の味覚を楽しむためのレシピ」です。
生栗の栗ご飯にもち米って美味しいの?割合はどれくらい?
食欲の秋には、たくさんのおいしいものがありますよね。
私にとって、特に秋を感じられる食材は「栗」です。
私は「栗を見たら栗ご飯が食べたくなってしまう」というほど、栗ご飯が大好きです。
でも、お恥ずかしながら私、栗ご飯を皮のついたままの生栗から作ったことがありませんでした。
なんとなく、皮を剥いたりする下ごしらえが大変そうで、洗ったお米に一緒に入れるだけで作れる「栗ご飯用の栗」を買って作るばかりでした。
なかなか美味しくはできたものの「何かが足りない・・・」
そう!もちもち感が足りないんです。
私は、あの栗ご飯に入ったもち米の「もちもち感」も大好きなんですよね。
そして、いろいろと調べてみたのですが、お米ともち米の割合は
「米:もち米=5:1」
「米:もち米=3:1」
「米:もち米=2:1」
「米:もち米=1:1」
といった感じで、レシピによって様々でした。
私の場合は、「米:もち米=3:1」でやってみました。
なぜなら、栗ご飯のレシピを倍量の4合分で炊くとしたときに
「米3合、もち米1合」
とすればいいので、とても計量しやすいからです。笑
でもそれは正解でした!
私の大好きな感じの「程よいもちもち感」が何とも言えない、美味しい栗ご飯になってくれたんです。
あなたもまずは一度、なんとなくの割合を決めて炊いてみてください。
そして「もうちょっともっちりしてほしいな」と思ったら、次に炊くときはもち米の割合を増やし。
「ちょっと重たすぎるかも」と思ったらもち米の配分を減らし。
といった感じで調整していって、あなたの味覚にぴったりな割合を見つけてみてくださいね。
生栗で栗ご飯を作る方法!のまとめ
生栗で栗ご飯を作る方法について見てきました。
最後にポイントをおさらいしておきますね!
- 生栗を入手し、栗ご飯を作る場合は
1.虫がいないかチェック(スーパーのものであれば省略可)
2.追熟(省略可)
3.茹でて皮を剥く、と同時にお米を洗って浸水させる
4,炊飯する
という手順で調理してください。 - お米は、もち米を混ぜてもおいしいです。
- もち米の割合は、レシピによって「米:もち米=1~5:1」と幅があります。
一度試してみて(メモ要)、食べた感じで次回のもち米を増減させ、ご家庭でオリジナルの割合を見つけてくださいね。