職場で「お疲れ様です」と言われたら?返し方を8パターン別に徹底解説

職場に入って間もないころ、上司から「お疲れ様です」と声をかけられて、一瞬どう返せばいいかわからず固まった経験、ありませんか?(あの沈黙、地味につらいですよね)

「お疲れ様です」でいいのか、「ありがとうございます」の方が正しいのか。

はたまた「お先に失礼します」の方が丁寧なのか。

返し方ひとつで印象が変わるかもしれないと思うと、余計に言葉が出てこなくなってしまう。

そんな不安、この記事で一緒に解消していきましょう。

相手別・場面別に使える返し方を具体的にまとめたので、読み終えるころには「次から迷わずに返せる」という安心感が持てるはずです。

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「お疲れ様です」の返し方、基本はこれだけで大丈夫

まず安心してほしいのですが、職場での「お疲れ様です」に対する返し方に、絶対的な正解は一つではありません。

相手の立場や場面によって自然な返しが変わるのが実態で、「これさえ言えばどこでも完璧」という魔法のフレーズはないのが正直なところです。

ただ、大きな方向性として次の3つを押さえておけば、大きな失敗は避けられます。

  • 同僚や後輩には「お疲れ様です」をそのまま返す
  • 上司や先輩には「お疲れ様です+一言」でより丁寧に
  • 社外の相手には「お疲れ様です」を使わない

ここからは、なぜそうなるのかという理由と、具体的な場面別の返し方を一緒に見ていきましょう。

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なぜ相手や場面によって返し方を変えるべきなのか

「同じ言葉なんだから、同じように返せばいいだけでは?」と思うかもしれません。

でも実際には、返し方のわずかな違いが相手への印象を左右することがあります。

「お疲れ様です」が持つ意味と役割

「お疲れ様です」はもともと、相手の労をねぎらうための言葉です。

社内の挨拶として定着しており、上下関係を問わず使えるとされています。

朝の「おはようございます」、帰りの「お疲れ様でした」のように、時間帯や状況によって自然に形が変わっていくイメージです。

重要なのは「相手が何を感じるか」という視点です。

上司から「お疲れ様です」と声をかけてもらったとき、無言で会釈だけして通り過ぎてしまうと、悪意はなくても素っ気ない印象を与えてしまうことがあります。

「気にかけてもらえている」と感じてもらえる一言があるだけで、職場の空気はぐっと変わります。

「ご苦労様」は使ってはいけない理由

ここは一度しっかり覚えてほしいのですが、「ご苦労様です」「ご苦労様でした」は、目上の人に対して使ってはいけない表現です。

「ご苦労様」はもともと、上の立場の人が下の立場の人に対してかける言葉。

その使われ方が長く続いてきたため、部下から上司に使うと「失礼だ」と受け取られることがあります。

悪気がなくても、この一言で印象を大きく損なうことがあるので注意が必要です。(「知らなかった…」では済まないこともあるので、早めに覚えておいてよかったと思える知識です)

社外には「お疲れ様です」を使わない方が無難な理由

「お疲れ様です」は社内の挨拶として定着していますが、取引先や顧客などの社外の相手に使うのは避けた方が安全とされています。

社外へのメールや電話の冒頭では「お世話になっております」を使うのが一般的で、「社内ではお疲れ様、社外ではお世話になっております」と覚えておくだけでOKです。

私自身、入社して間もないころ取引先への電話で「お疲れ様です!」と言ってしまったことがあります。

後で先輩に「社外には使わない方がいいよ」と教えてもらって初めて気づきました。

知らないとやってしまうミスなんですよね。

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場面別・相手別の返し方8パターン

それでは実際に「こういうときはどう返す?」という具体的なシーンを見ていきましょう。

①上司とすれ違ったとき

廊下などで上司と目が合い、「お疲れ様です」と声をかけられた場合。

「お疲れ様です」とそのまま返しつつ、会釈を添えるのが基本です。

すれ違いの瞬間であれば一言で十分ですが、「いつもありがとうございます」を足せると、より好印象になります。

②上司が先に帰るとき

上司から「お疲れ様でした、お先に失礼します」と声をかけられた場合。

「お疲れ様でした。

お気をつけてどうぞ」が自然な返しです。

「ありがとうございます」を添えてもいいでしょう。

ポイントは、上司が退室した後も会釈の姿勢をしっかりキープすること。

視線を外すのが早いと「素っ気ない」と受け取られることがあります。

③自分が先に帰るとき

自分が上司より先に退勤する場合は、「お先に失礼します」が基本の声がけになります。

上司から「お疲れ様」と返してもらったら「ありがとうございます。

失礼いたします」とひと言添えるとスムーズです。

「失礼します」の一言が退室の区切りになってくれます。

「お疲れ様でした」だけで終わらせてしまうより、スマートな印象を与えられます。

④同僚から声をかけられたとき

同僚から「お疲れ様〜」とカジュアルに声をかけられた場合は、「お疲れ様です」「お疲れ〜」とそのままの温度感で返すのが自然です。

ここで無理に敬語を使うと、逆にぎこちなくなることも。

相手の雰囲気に合わせてフォーマル度を調整する感覚が大切です。

最初のころは同僚にも「お疲れ様でございます」みたいな返し方をしていたんですが、先輩に「そんなに気遣わなくていいよ〜」と笑われてしまいました。

職場の空気に合わせた返し方って、少しずつ慣れていくものなんだなと思います。

⑤外出先から戻ってきた人に声をかけるとき

営業や外回りから戻ってきた同僚や上司に「お疲れ様でした。

どうでしたか?」と一言添えると、相手にとって少し気が楽になる声がけになります。

外出後は疲れていることも多いので、ねぎらいの気持ちが伝わる返しはとても効果的です。

反対に、帰社した人を無言でやり過ごしてしまうと「あれ、気づかれてなかった?」と思わせてしまうことも。

小さな一言が印象を変えます。

⑥朝に「お疲れ様です」と言われた場合

朝一番に「お疲れ様です」と声をかけられると、少し違和感を覚える人もいます。

朝は「おはようございます」が基本的な挨拶のため、「お疲れ様です」がやや場違いに感じられることがあるからです。

こういった場面では、「おはようございます」と自分の言葉で返すのが自然です。

相手に無理に合わせる必要はありません。

⑦社内メールの書き出しと締め

社内メールでは「お疲れ様です。

〇〇部の△△です」という書き出しが広く使われており、これは社内のやりとりとして問題ありません。

締めの言葉としては「引き続きよろしくお願いいたします」が一般的です。

一方、社外へのメールでは「お世話になっております」が基本。

相手が社内か社外かによってメールの書き出しを使い分けることは、ビジネスマナーとして早めに習慣にしておきたいポイントです。

⑧LINEや社内チャットで送られてきたとき

最近はチャットツールで「お疲れ様です」とメッセージが届くことも増えています。

基本的には「お疲れ様です!」と返す形で問題ありません。

ただし相手が上司であれば、チャットでも適度に敬語を意識した返し方を心がけると安心です。

「了解です!」よりも「承知しました」の方が丁寧な印象を与えます。(絵文字の使い方も、相手や職場の雰囲気に合わせると無難です)

これだけは避けたい!NGパターン3つ

返し方の正解を知るのと同じくらい、「これだけはやらないようにしよう」というNG例を知っておくことも大切です。

「ご苦労様でした」を上司に使う

前述の通り、これは最も避けるべきNGです。

悪意がなくても相手が不快に感じることがある表現なので、目上の人には使わないようにしましょう。

無言で会釈だけして通り過ぎる

声が出しにくい、タイミングがつかめないという場面はあります。

でも完全に無言で通り過ぎてしまうと、「感じが悪い」という印象を与えてしまうことも。

せめて目が合ったら会釈+一言を心がけましょう。

「お疲れ様です」を一日に何度も同じ相手に繰り返す

同じ相手に何度も「お疲れ様です」を繰り返すと、少し軽い印象になることがあります。

状況に応じて「失礼します」「ありがとうございます」などバリエーションを持っておくとスマートです。

入社直後、なんとなく気まずくて上司への返事を会釈だけで済ませてしまったことがあります。

後から「挨拶してくれると嬉しいんだけどな」と軽く言われてしまい、それから意識するようになりました。

言葉ひとつってバカにできないなと思った経験でした。

まとめ:迷ったら「相手の温度感に合わせる」を基準にしよう

「お疲れ様です」の返し方を場面別に整理すると、次のようになります。

  • 上司・先輩には「お疲れ様です+一言(ありがとうございます・失礼しますなど)」でより丁寧に
  • 同僚・後輩にはそのまま「お疲れ様です」でOK。相手のトーンに合わせて柔軟に
  • 「ご苦労様です」は目上の人への使用厳禁
  • 社外の相手には「お疲れ様です」より「お世話になっております」が無難
  • 朝は「おはようございます」が基本。相手に無理に合わせる必要はなし
  • 社内チャット・メールでも「お疲れ様です」はOK。社外への切り替えを忘れずに

大事なのは、「完璧なフレーズを一言言えたか」よりも「相手への気持ちが伝わったか」です。

タイミングよく声をかけたり、しっかり会釈したりするだけでも、印象はずいぶん変わります。

最初は緊張して言葉が出てこないこともあるかもしれません。

それはみんな通る道です。

「うまく返せなかった…」と落ち込みすぎず、まず今日からひとつ試してみてください。

挨拶って、難しく考えすぎなくていいんです。

「伝えたい」という気持ちがあれば、言葉は自然とついてきます。